片岡仁左衛門と坂東玉三郎の競演作を歌舞伎オンデマンドで一挙特集配信

“いつでもどこでも歌舞伎を楽しめる”、歌舞伎公式動画配信サービス「歌舞伎オンデマンド」。

片岡仁左衛門、坂東玉三郎が出演した、舞台『桜姫東文章』（2021年4月・6月 歌舞伎座公演）がシネマ歌舞伎に登場する。上の巻は2022年4月8日（金）公開・下の巻は4月29日（金）公開の2部作として全国の映画館で上映される。この度、その公開を記念して、仁左衛門と玉三郎の貴重な競演作を歌舞伎オンデマンドで一挙特集配信することが発表された。

仁左衛門と玉三郎は共に重要無形文化財保持者（人間国宝）であり、現代歌舞伎界屈指の名優。1970 年頃よりその華やかで美しい競演は多くのファンを魅了し、半世紀以上に渡って黄金コンビとして注目されてきた。今回シネマ歌舞伎となった『桜姫東文章』の歌舞伎座公演では、発表と同時に大きな話題を集め、コロナ禍にもかかわらず、切符は争奪戦に。多くの観客が“孝玉コンビ”の競演を熱望していたことを知らしめた。
そんな伝説とも言える舞台の上演以降、SNSでは黄金コンビの名舞台の再演を望む声が多数寄せられた。そこで「歌舞伎オンデマンド」にて、選りすぐりの名演を3月1日（火）より順次配信する。

ラインナップは、十五代目片岡仁左衛門襲名披露の舞台で上演され、江戸の粋が詰まった豪華絢爛な舞台『助六曲輪初花桜』、美しくも怖ろしい鶴屋南北の大傑作。玉三郎のお岩と、仁左衛門の民谷伊右衛門に目が離せない『東海道四谷怪談』、忠義のはざまに揺れ動く夫婦の姿、名演技を堪能できる味わい深い時代物の代表作『菅原伝授手習鑑 寺子屋』。

さらにファンには嬉しい豪華賞品が当たるTwitterプレゼントキャンペーンも開催。映画館でも自宅でも、仁左衛門と玉三郎の夢の競演をたっぷりと堪能してみてはいかがだろうか。