小澤征爾音楽塾オーケストラ、3年ぶりのオーディション開催 対象楽器は全15種類

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2022.10.24
小澤征爾(C)Shintaro Shiratori

小澤征爾(C)Shintaro Shiratori

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2023年3月、京都・東京・名古屋の3都市にて開催される、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX プッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』。このたび、本プロジェクトのオーケストラメンバーのオーディションが、東京と京都にて開催されることが決定した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オーディションの開催は3年ぶりとなる。

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX G.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX G.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」

ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と指揮者 小澤征爾がオペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に2000年に立ち上げた「小澤征爾音楽塾」。毎年、国内外のオーディションによって選ばれた若い音楽家でオーケストラを結成し、小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとする講師陣の指導のもと、世界中のオペラハウスで活躍する一流の歌手や演出家とともにリハーサルを重ね、その成果をオペラやコンサートで披露する教育プログラムだ。次回、2023年3月の公演は、今年2022年6月に小澤征爾音楽塾初の首席指揮者に就任したディエゴ・マテウスの指揮で演奏される。

ディエゴ・マテウス

ディエゴ・マテウス

今回のオーディション対象となる楽器は全15種類(京都はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのみ)。それぞれのオーディションを、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーらが審査する。オーディション通過者は、来年3月のオペラ公演に加えて、8月、9月には『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』にて『子どものためのオペラ』と『子どものための音楽会』にも出演となる。詳細は小澤征爾音楽塾公式ウェブサイト オーディションページを確認してほしい。

(C)大窪道治/2022SOMA

(C)大窪道治/2022SOMA

公演情報

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX
G.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ROHM CLASSIC SPECIAL

[全4幕]原語(イタリア語)上演/字幕付

2023年3月17日(金)、3月19日(日)ロームシアター京都 メインホール
2023年3月23日(木)東京文化会館 大ホール
2023年3月26日(日)愛知県芸術劇場 大ホール
 
音楽監督:小澤征爾
指揮:ディエゴ・マテウス
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣装:ロバート・パージオラ
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
 
ミミ:エリザベス・カバイエロ
ロドルフォ:ジャン=フランソワ・ボラス
ムゼッタ:アナ・クリスティ
マルチェッロ:デイヴィッド・ビズィック
ショナール:デイヴィッド・クロフォード
コッリーネ:ウィリアムズ・トマス
ベノワ/アルチンドーロ:フィリップ・ココリノス

主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン
京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)(京都公演) 
共催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
企画・制作:ヴェローザ・ジャパン
の詳細は後日発表いたします
 
★オーディション情報はこちら:https://ozawa-musicacademy.com/audition
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