豪華絢爛な大衆演劇！ 恋川純弥座長の＜襲刀特別公演～大山克巳の意志を継いで～＞を1/27(金)にCSで4時間放送

大衆演劇界の最も豪華なメンバーが揃った、4時間放送。1/27(金)18:00～22:00、CSで、昨年（2016年）12/15(木)・12/16(金)に日本橋公会堂で行われた【恋川純弥　襲刀特別公演～大山克巳の意思を継いで～】が放送される。

37歳にして、大衆演劇界屈指の“芸達者”として知られる恋川純弥座長。若くして桐龍座恋川劇団の座長を務め、2011年に劇団を弟・二代目恋川純に譲ってフリーに。以降、大衆演劇のみならず、様々な舞台で活躍している。師と仰ぐ元新国劇の故・大山克巳先生より所持していた刀を受け継ぐこととなり、その記念として特別公演が行われた。

今回の放送の見どころの一つは、豪華なゲスト陣だ。美しい兄弟座長で安定した人気を誇る『たつみ演劇BOX』の小泉たつみ・ダイヤ座長、海外公演も行い国際交流も積極的に行う『劇団花吹雪』の桜春之丞座長・三代目桜京之介座長をはじめ、全国から集まった人気座長が脇を固め、華を添えて出演する。また、お芝居・舞踊はもちろん、津軽三味線あり、熱響打楽との和太鼓の競演ありの、豪華絢爛な公演をたっぷり4時間でお届けする。「見応えのある番組になると思います」と制作スタッフも自信を見せる。

恋川純弥座長のインタビューが届いている。語り口からも、丁寧で誠実な人柄が伝わってくる。

「番組が足をお運びいただけるきっかけになってくだされば」

－－ 今回は襲刀公演ということで、ゲスト陣も豪華ですね！

そうなんです。本当に全国から人気有名座長の皆様が大勢集まってくださって、ありがたいことですし、お客様にも喜んでいただけたのではないかと思います。1部は襲刀式といたしまして、大山克巳先生がご所持されていた刀をお受けするという儀式のようなもので始まりまして、和太鼓と鏡獅子をお送りします。

－－ ２部のお芝居の演目『関の弥太っぺ』ですが。どうしてこの演目を選ばれたのですが？

実は、大山先生がお亡くなりになったときに、新国劇の台本とか全ても受け継ぎまして。その受け継いだ演目を今後ひとつでも形に、お芝居として残していきたいなという気持ちからです。この『関の弥太っぺ』は大山克巳先生が新国劇の座長になられたときに上演したものだそうです。   

－－ 今回苦労されたこととか何かありましたか？

実は今回、照明の打ち合わせから関係まで何から何まで自分でやっていたので、もちろん力を貸してくださった方がたくさんいらっしゃったからできたのですが…とにかく自分のことをやる時間がなくって、打ち合わせの前に三味線を習ったり、太鼓にも今回挑戦させていただいたのですが、手の皮がめくれて血が滲んで体力も必要なんで、そのあたりが大変でした。今日もクライマックスで太鼓だったので、もうバタっという感じですが、片付けもありますのでね、もうひと頑張りです(笑)

－－ テレビで初めて大衆演劇をみる皆さんに一言いただけますか？

大衆演劇というのは毎日演目が変わって、ひと月に一度場所も変わって、お芝居もそうですし、太鼓・三味線・踊りなんでもできないといけないんです。今の大衆演劇の人達って本当に華やかで、すごいことをやられている方たちがたくさんいらっしゃいますので、今回の放送を見ていただいて興味をお持ちいただければ、是非ネットで人気劇団等を調べていただくと、たくさん出てきます。評判のいい劇団さんは間違いありませんから、是非この番組が、皆様が大衆演劇に足をお運びいただけるきっかけになってくださればと思います。

－－ この放送は年明けになりますが、2017年の抱負を教えてください。

三味線も極めたいですし、もっと太鼓を練習したいですね。一歩ずつ前に、いろんなものを吸収して前に進んでいきたいと思います。

放送は1/27(金)18:00～22:00。ぜひテレビを通して、今の大衆演劇の息吹を感じてほしい。