宝塚歌劇星組が新トップコンビ紅ゆずる&綺咲愛里で見せるミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』製作発表会
(左から)綺咲愛里、紅ゆずる
2017年3月に宝塚大劇場にて宝塚歌劇星組公演ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』が上演される。1月23日(月)第一ホテル東京にて製作発表会が行われ、紅ゆずる、綺咲愛里、礼真琴が登壇した。
本作は宝塚歌劇団では7年振りの上演。星組のトップスターとなった紅とトップ娘役となった綺咲のお披露目公演にもなる。
紅ゆずる
舞台は18世紀末のフランス。パーシー・ブレイクニー(紅)は恐怖政治に反感を示し、スカーレット・ピンパーネルと名乗り無実の罪を被せられた人々を救っていた。女優であるマルグリッド・サン・ジュスト(綺咲)との結婚を控えていたが、彼女は舞台上で反政府と思われる発言をしてしまい、ショーヴラン(礼)から劇場閉鎖をされてしまう。劇場を再開するために、ショーヴランはマルグリッドにある貴族の居場所を教えろと要求したのだが、その貴族はパーシーのかつての仲間であった。
製作発表会では本作品の意気込みなどについて出演者が語った。
紅ゆずる
パーシー・ブレイクニーを演じる紅は「星組の主演男役としてお披露目公演になります。この役を演じれることは、私にとりまして大変光栄であり大変嬉しく思っております。15年間育って参りました星組で培ってきたものを、この作品でみなさまの前でお披露目できたらなと思っております。初日にはみなさんのご期待に添える舞台をぜひお見せできるように邁進していきたいと思っておりますのでぜひ足を運びください」と挨拶。
綺咲愛里
マルグリッド・サン・ジュストを演じる綺咲は「素晴らしい上級生の方々が演じた、このマルグリッド・サン・ジュストという役に挑戦させていただけるということは、本当に光栄なことだなと感じております。そして、紅様の相手役を務めさせていただくことも同時に光栄に思います。初日までお稽古を精一杯重ねていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と話された。
礼真琴
ショーヴランを演じる礼は「紅さんと綺咲さんのお披露目公演に『スカーレット・ピンパーネル』という超大作で、素晴らしいこの機会にショーヴランという役をさせていただきますこと、本当に身が引き締まる思いと緊張でいっぱいでございます。星組の戦力となるように精進して参りたいと思います」とコメント。
(左から)礼真琴、紅ゆずる、綺咲愛里
宝塚歌劇星組公演ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』は3月10日(金)~4月7日(月)まで宝塚大劇場、5月5日(金)~6月11日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。
取材・文・撮影/鈴木 唯