5年ぶりに司会者交代。新ホストは「カープールカラオケ」のあの人！【第59回グラミー賞】

日本時間2月13日（月）に行われる第59回グラミー賞授賞式、いよいよ再来週に迫ってきました！
前回までは主要部門ノミニー（123）、そして日本人ノミニーに注目してきました。グラミー賞授賞式は、賞レースはもちろんのこと、アーティストによるスペシャルなパフォーマンス、そしてコラボレーションなど見どころが満載なのですが、今年はその見どころにもうひとつ加えて欲しいんです。

それは、司会者。

過去5年間に渡ってホストを務めたLLクールJから、今年はジェームズ・コーデンにバトンタッチされます。実は彼、SNSなどでたびたび話題にのぼる、車の助手席にアーティストを乗せて車内カラオケ大会をする「カープールカラオケ」の人なんです！

俳優・コメディアン、そしてイギリス人。

ジェームズ・コーデンは1978年8月22日生まれ。
イギリス出身で、ミュージカルや映画で活躍する俳優であり、コメディアンでもあります。

ジェームズは、2015年にアメリカの人気深夜番組「ザ・レイト・レイト・ショー」の司会に抜擢されました。前述の「カープールカラオケ」は、その番組の人気コーナーという位置づけです。
そこからの快進撃が凄いんです！
「カープールカラオケ」の世界的大ヒットはもちろんのこと、昨年2016年には、アメリカの演劇アウォード・トニー賞の司会も務めています。ちなみにジェームズは、自身も俳優として2012年にトニー賞演劇主演男優賞を受賞しています。

イギリス人なのに、アメリカでもビッグ・スターとなったジェームズ。
そして、あの人気企画が生まれることになりました。

カープールカラオケはジョージ・マイケルのおかげで生まれた？

日本でも、テレビやネット、SNSなどあらゆるところで紹介されて話題となった「カープールカラオケ」。
ジェームズが様々なアーティストを助手席に乗せ、その人のヒット曲をカーステレオで流して、まるでカラオケボックスかのように熱唱する（運転しながら！）という企画なのですが、百聞は一見にしかず。まずは動画をご覧ください！

いかがですか？
時にアーティストを差し置いてジェームズが歌う・踊る・喋る。車内という密接した空間も手伝ってか、ステージでは見せないような気さくな表情が見られるのも魅力のひとつです。
当時のファースト・レディ、ミシェル・オバマが登場し、大好きだというスティーヴィー・ワンダーの曲などを熱唱しました。ホワイトハウスの敷地内を案内する場面もあり、こういったバラエティ番組に出演しても気負いがないところは、さすが全米に愛されたファースト・レディといったところ。

さてこのカープールカラオケ、実は企画の元になった映像があるんです。
助手席に座ったのは一体誰だと思いますか？
昨年、惜しくも亡くなったあのジョージ・マイケルだったんです！

（リンクはこちらのページから）

これはイギリス・BBCで放送されたチャリティ番組のワンシーンで、カープールカラオケと同様、ジェームズが助手席に乗せたジョージ・マイケルと共にワム！の曲を熱唱しています。
これがあの人気コーナー「カープールカラオケ」が誕生するきっかけになったのだそう。劇中では『僕がゲイだから一緒にいるところを見られたくないんだろ！』なんて冗談も飛び出すなど、きっとジョージ自身も楽しんでいたに違いありません。

ジェームズの司会っぷりも見どころ！いよいよ再来週。

いよいよ来月、日本時間2月13日（月）に迫った第59回グラミー賞授賞式。今年も現地スタジオからの生中継が決定していますので、是非チェックしてくださいね！

グラミー賞授賞式の最新情報は特設サイトへ！ http://www.wowow.co.jp/music/grammy/