【SLSリアルタイムレポ】雨上がりのFOREST STAGEと融和する、きのこ帝国の世界観
透き通る歌声と轟音で描き出す世界
「こんにちはきのこ帝国です、よろしくお願いします」
夏らしく赤いTシャツ姿にポニーテールで登場した佐藤千亜妃(Vo.G)の言葉にオーディエンスからは拍手喝采が湧き上がる。
雨上がりのFOREST STAGEを一曲目の「クロノスタシス」で彩るのは、きのこ帝国のパフォーマンスだ。
じわじわと高揚していく空間に、続けて「桜が咲く前に」を披露。叙情的なメロディーが雄大な風景へと満ちていく。
そこへ吸い寄せられるように、続々と集まる人々。 佐藤が静かに呼吸を整えた後に歌い出した「東京」では、きのこ帝国の楽曲と詞も持つ世界観が、どこまでも隔たりのない空へと解き放たれ、FOREST STAGEに集まったオーディエンスを最後まで、隅々までじっくりと魅了してみせた。
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