<大衆演劇>橘大五郎座長の語る「チームワークの良さ」2/24(金)CSで放送!
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橘大五郎座長©橘菊太郎劇団
橘大五郎座長、30歳――現役の大衆演劇役者で最も“華”のある一人だ。全国の劇場の大入り記録が、その勢いを示している。2/24(金)19:00~22:00、大五郎座長率いる「橘菊太郎劇団」がCSテレ朝チャンネルの大衆演劇番組にいよいよ登場する。
<橘菊太郎劇団とは?>橘菊太郎総座長が父・初代橘菊太郎より受け継ぎ、明るい人情劇、豪華なオリジナルショーで人気を集めている。平成23年3月に三代目橘大五郎座長が座長襲名。大五郎座長、橘良二副座長を中心に結束し、座員・お客さんが一緒に盛り上げる舞台を作っている。
番組では、昨年12月に東京・立川けやき座で行われた公演の模様をたっぷり3時間でお送りする。放送に向けて、大五郎座長のインタビューと番組の画像が届いた。
「皆さんに『あたたかい』といってもらえる雰囲気の劇団を目指しています」
©テレビ朝日
--今回の舞台の見どころを教えてください。
第1部は顔見せミニショーです。本日は陰陽師をイメージした舞踊ショーとなっております。こちらは橘劇団が過去にロスで公演した際に、歌詞のない曲で日本の文化を伝えられたらなと思って構成した内容となります。こちら初めてご覧いただく皆さんには、大衆演劇入門編として、少しずつ大衆演劇の世界にはいっていただけるような内容だと思います。そして第2部は大衆演劇の醍醐味。お芝居です。今回は初代橘菊太郎より受け継いだ演目『弥太郎時雨笠』となります。明るく楽しく、爽快なお芝居ですので、是非皆さんお気軽に笑って観ていただきたいと思います。そして最後は花の舞踊絵巻。歌あり踊りありで、皆さん一緒に盛り上がって下されば幸いです。
©テレビ朝日
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--こちら立川けやき座は、平成27年にできた新しい劇場となり、橘劇団にとっては初乗りとなりますがいかがでしょうか?
そうなんです。今回初乗りさせていただきましたが、こちら立川けやき座、是非皆さんにもおすすめしたいと思います。僕は役者とお客さんが一体となって舞台を作り上げるのが大衆演劇の醍醐味だと思いますので、このサイズの小屋で役者の汗が飛んでくるような雰囲気が好きですね。
--橘劇団は九州を拠点とされていますが、関東のお客様の反応をどう感じていますか?
大衆演劇にきてくださるお客様は非常にお芝居について詳しい方もとても多いのですが、関東のお客様は特にお芝居のなかでも古典的な名作がお好きなように感じられます。今回もそれを念頭において、1か月の公演スケジュールをたてましたが、そうはいっても毎日お堅い古典だと肩がこってしまいますよね。1か月の流れとして、最初は劇団の紹介的に楽しく明るい演目で始まり、中盤は古典でお芝居をしっかり見せ、後半は皆さんと笑って盛り上げれるような演目でラストをしめくくるよう考えました。
--ずばり座長の口から聞きたいのですが、橘劇団の一番の魅力は?
なんといっても、チームワークのよさ。皆さんに「あたたかい」といってもらえる雰囲気を持った明るいイメージの劇団を目指しています。
--来年30歳という節目を迎えられますが(※)。
※インタビューは昨年12月。今年1月に30歳の誕生日公演があった。
そうですね、今までやってきたお芝居も自分で煮詰めなおしたいですね。また30代を迎えた新しい橘大五郎を皆さんにみていただけるよう、挑戦していきたいと思います。
©テレビ朝日
CSテレ朝チャンネルの大衆演劇番組は、筆者自身もこれまでの放送を観ているが、大衆演劇を多くの人に知ってほしい!という制作スタッフの熱意があふれている。
スタッフコメント「演目の内容だけではなく、役者との距離感や、毎日劇場に足を運んでも楽しめるバリエーションの多さが魅力です。番組では、是非大衆演劇を知らない視聴者にもその満足感を味わって頂き、是非大衆演劇の魅力を知っていただけるよう、たっぷり録画もできる3時間でお送りいたします。大衆演劇ファンの皆さまも、初心者の皆様もテレ朝チャンネルでぜひお楽しみください!」
「橘菊太郎劇団」放送は2/24(金)19:00~22:00。大衆演劇ファンも初めての方も、金曜の放送を楽しみにしてほしい。
関連コラム:“清らかさ”にふれたくて 橘大五郎座長(2015年8月)