水族館劇場、花園神社で「この丗のような夢」新宿の歴史をもとに大胆アレンジ
水族館劇場「この丗のような夢・全」チラシ表
水族館劇場の作品「この丗のような夢・全」が4月14日から23日に、東京・花園神社境内の特設舞台にて上演される。
本作は2016年に三重・東日寺境内で披露された「パノラマ島綺譚外傳『この丗のような夢』」に新宿の歴史をモチーフにした設定を加え、大胆にアレンジしたもの。政治的亡命を余儀なくされた都会の舞台女優が、パトロンを頼りに都会を離れ、幻影に追いつめられてゆくさまが描かれる。各日開演前には恒例の前芝居も用意されている。
また水族館劇場は3月4日より、東京・古本遊戯 流浪堂にてイベント「早桜祭」を開催。会場では連続写真展や関連グッズ、ブックの展示が行われる。3月4日から11日は「さすらい姉妹の世界」と題し、「蟻の街のサザエさん」を中心に路上芝居作品を紹介。3月13日から21日に開催の「水族館劇場のほうから」では、劇団とゆかりのある著作の展示・販売が行われる予定だ。
この丗のような夢・全
2017年4月14日(金)~23日(日)
東京都 花園神社 境内特設野外舞臺 黒翁のまぼろし
臺本+遅れ+監督:桃山邑
出演:千代次、山本紗由 / 増田千珠、松林彩、石井理加、竹田舞、南海里 / 臼井星絢、七ツ森左門、秋浜立、高橋明歩(「高」ははしごだかが正式表記) / 伊藤裕作、羽鳥和芳、一色凉太、二見健太、山中秀太郎 / 淺野雅英、津田三朗 / 風兄宇内
早桜祭
2017年3月4日(土)~21日(火)
東京都 古本遊戯 流浪堂
※3月4日から11日は「さすらい姉妹の世界」、3月13日から21日は「水族館劇場のほうから」を実施。
※「黒翁のまぼろし」の黒は旧字体、「野外舞臺」の舞にはにんべん付き、「さすらい姉妹の世界」の世は十に廿が正式表記。