みみめめMIMI×牧野由依 今年のMIMIの日は贅沢な2時間対バンライブ オフィシャルレポート到着

レポート
2017.3.7
 撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

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3月3日と言えばひな祭り……ではなく“MIMIの日”。すっかり恒例となったみみめめMIMIの“視聴覚アカデミーVol.5”がこの日、原宿アストロホールにて開催された。

毎回、みみめめMIMIのタカオユキが敬愛するアーティストをゲストに迎え、2マンライブスタイルで行われるこの企画イベント。“MIMIの日”に開催されるのはこれで3年連続3回目だ。今回はプライベートでも親交が深いという声優・アーティストの牧野由依を招待。アストロホールを埋め尽くしたオーディエンスに、これまでの“視聴覚アカデミー”とはひと味違う、贅沢で優雅な時間がプレゼントされた。

イベントは牧野由依の「What A Beautiful World」からスタート。美しくシルキーな歌声を響かせる彼女に、オーディエンスは最初からすっかり魅了されてしまう。

撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

「こんばんは!牧野由依です。ユキちゃんにはいつもゆっちさんって呼んでもらっています。皆さんも今日はゆっちと呼んでくれたらうれしいです(笑)」

撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

MCでこう挨拶すると、キーボードに移動し「春待ち風」と弾き語りバージョンの「アムリタ」を披露。春の訪れを感じさせる温かなサウンドが、会場をさらに優しく包み込んでいく。そしてオーディエンスがうっとり世界観に浸かったところで、「ユーフォリア」を披露。TVアニメ『ARIA The NATURAL』OPテーマとして、牧野由依という存在を世に知らしめたこの名曲は、10年以上経った今でもなんら色褪せることもなく、聴く者を幸福にしてくれた。やはり牧野由依と言えばピアノ、そして癒しのエンジェルボイスだ。

「皆さん盛り上がっていきましょう! ふわふわ♪っ」

ここで雰囲気がガラリと変わり、ポップナンバー「ふわふわ♪」で後半戦へ。原曲よりもテンポアップし、デジタル要素もふんだんに追加された“Live Remixバージョン”で、グイグイとオーディエンスを引っ張り上げる。そしてゴージャスなブラスサウンドが映える「ワールドツアー」では元気よくコール&レスポンス。最後に自身が声優としても出演が決定している2017年4月より放送開始のTVアニメ『サクラダリセット』のOPテーマであり、初夏にリリースが決定している「Reset」をエモーショナルに歌い上げ、あっという間の7曲を駆け抜けていったのだった。

撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

さて、次なるみみめめMIMIのステージの幕開けは、2ndアルバム収録の「たからもの」から。ギターとベースを背負っての登壇ながら、牧野由依と同じくピアノ弾き語りでスタートしたセットリストからは、タカオユキから彼女へのリスペクトが感じられる。続く「CANDYMAGIC」も、この日はバンドインを遅らせたスペシャルバージョン。1フレーズをピアノと声だけで歌い上げ、曲の展開をよりドラマチックなものにした。

「私、ゆっちさんの声とピアノの世界観が大好きで……いつかご一緒したいと願っていたんです。今日は夢を叶えちゃいました!」

撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

子どものように目を輝かせながらタカオユキがMCすると、オーディエンスから大きな拍手が沸き起こる。そして新曲、TVアニメ『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』EDテーマの「リライミライ」がかかると会場の雰囲気は一変。ここからはタカオユキのロックモードが全開だ。

激しく明滅するスポットライトを全身に受けながら、髪を振り乱し熱唱する彼女。「相対性レプリカ」「サヨナラ嘘ツキ」と続いたエモーショナルな3曲で一気に場の空気を変えた熱いパみみめめMIMI×牧野由依今年のMIMIの日は贅沢な2時間対バンライブフォーマンスに、オーディエンスからも最大限の声援が贈られる。

撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

そして「天手古舞」ではさらに畳み掛けるようなタオル振りとジャンプを連発。わずか10数分で汗だくになったタカオユキとオーディエンスの姿が、その盛り上がりの激しさを物語っていた。

「いい汗かきましたか? これから暖かい季節に向かっていきますけども、明日からも皆さんの日々が、晴れ晴れでありますように」

そうMCして最後に披露されたのは、「晴レ晴レファンファーレ」。爽やかな青空が大きくスクリーンに映し出されるとオーディエンスにも眩しいライトが降り注ぎ、大団円のなか本イベントは幕を閉じたのだった。

そしてアンコールでは、恒例となったゲストとのコラボレーションタイム。今回はSEKAINO OWARIのヒット曲「RPG」が、タカオユキと牧野由依のふたりによって披露された。それぞれが熱唱する旋律が、美しいハーモニーとなって溶け合う快感。実はこのハモ、この日のために牧野が作ったオリジナルのコーラスアレンジなのだそうだ。ピアノを演奏する二人だからこそ共感できる、オシャレなハモのライン取り。曲中、何度も笑顔でアイコンタクトを交わしながら、心から楽しそうに歌っている姿が印象的なパフォーマンスだった。

撮影:西原史顕

撮影:西原史顕

さて、2017年もみみめめMIMIの動きは活発だ。春・夏のイベントへの出演が続々決定し、タカオユキとi☆Ris・茜屋日海夏の新ユニット『POLKA DOTS』の活動も本格化。牧野由依も今夏に単独公演を予定していることを発表した。この日の“視聴覚アカデミー”で、互いの音楽の相性が抜群だということを証明したふたり。彼女たちが再び共演する日を楽しみにしながら、それぞれの活動を追いかけることにしたい。

レポート・文:西原史顕

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