藤田朋子(朗読) × 桑山哲也(作曲・アコーディオン) 音楽朗読劇 ふたりの詩 朗読と音楽で描く金子みすゞの生涯

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2017.3.12


 最近ではバラエティ番組での存在感が際立つ藤田朋子桑山哲也夫妻。「倹約家の女優の妻に振り回されながらも笑顔で見守る良き旦那」のイメージが定着している桑山だが、本業は、6歳からアコーディオンを学び、日本でただ一人ベルギー式ボタン・アコーディオンを操るアコーディオン奏者にして作曲家だ。

 二人が女優と音楽家として、互いの本業で真剣勝負しようとスタートした音楽朗読劇の企画第1弾が『ふたりの詩(うた)』。童謡詩人金子みすゞの伝記『みんなを好きに―金子みすゞ物語』(矢崎節夫著)が原作で、朗読劇化したのは、藤田が1990年の第1シリーズから出演した国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』のプロデューサー石井ふく子だ。500篇以上の作品をのこして26歳という短い生涯を駆け抜けた女性詩人の生き方を、朗読と切なく情熱的なアコーディオンの音色で辿る。テーマ曲は現在桑山が作曲中とのこと。

 音楽朗読劇の前半に続き、後半はアコーディオンを中心に、ピアノも加えておなじみのナンバーが登場するコンサート。もちろん桑山の守備範囲だが、実は藤田のデビューはミュージカル『レ・ミゼラブル』だった。1988年にNHKの朝ドラ『ノンちゃんの夢』で主役デビュー後には歌手デビューも果たし、今も女優業の傍ら音楽活動を続けている彼女。この原稿執筆時点の情報では、藤田も一部歌う予定とのことなので、二人の本業を、フルに満喫できる機会になりそうだ。

文:宮本 明
(ぶらあぼ 2017年3月号から)


藤田朋子(朗読) × 桑山哲也(作曲・アコーディオン) 音楽朗読劇 ふたりの詩
3/24(金)19:00 三越劇場
問合せ:キャピタルヴィレッジ03-3478-9999
http://www.capital-village.co.jp/

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