夏代孝明、Eve、ゆりん、kainでコラボも 『なついぶ!』Zepp Tokyo公演をレポート

レポート
2017.3.14
夏代孝明、Eve  (C) natsueve

夏代孝明、Eve  (C) natsueve

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『なついぶ!~こんなところでしてもいいんですかライブ~』 2017.2.12(sun) Zepp Tokyo

2月12日(日)、Zepp Tokyoにて『なついぶ!~こんなところでしてもいいんですかライブ~』が行われた。

『なついぶ!』は、夏代孝明とEveが主催するライブイベント。昨年6月に新宿ReNYで開催され、好評を受けた初公演から約8ヶ月、第二回公演はZepp Tokyoに舞台を移し、ゆりんとkainの2人をゲストに招いて行われた。当日のライブは、各出演者が入れ替わりで登場し、ボーカロイド楽曲やJ-POP、J-ROCKナンバーのカバーや、自作曲など全23曲を披露。出演者同士のコラボレーションも交えながら、息つく間もなく駆け抜けていくスピーディーなライブ展開で、オーディエンスを盛り上げていた。

夏代孝明  (C) natsueve

夏代孝明  (C) natsueve

Eve  (C) natsueve

Eve  (C) natsueve

旧知の仲である、とむ。(Gt)、ともあれ(Gt)、Ark*(Ba)、rojer(Dr)によるサポートバンドの演奏を受け、舞台上手から白い衣装に身を包んだ夏代が、それとは対照的に黒い衣装に身を包んだEveが舞台下手からそれぞれ登場。
「Zepp、盛り上がろう!」という夏代の声を合図に、「夜咄ディセイブ」でライブがスタート。アップテンポで骨太なサウンドの上で、2人が代わる代わるメインボーカルを取り、息のあった連携で魅せる。そして、そのままステージに残った夏代が、「もっと盛り上がって行くぞ!」と、「バレリーコ」を熱く、「シュガーソングとビターステップ」を軽やかに歌い上げた。

ゆりん  (C) natsueve

ゆりん  (C) natsueve

kain、夏代孝明  (C) natsueve

kain、夏代孝明  (C) natsueve

袖にはけた夏代に代わって登場したのはEveと、ゲストのゆりん。サングラス姿の2人が「恋」で会場を盛り上げると、一変、ゆりんが「丸の内サディスティック」を、ファルセットを交えながら艶っぽく届ける。そこからEveが「夢灯籠」を、続けて夏代とEveで「前前前世」、さらに夏代とkainによる「なんでもないや」という、映画『君の名は。』の楽曲を繋いでいくセットリストで、オーディエンスを喜ばせていた。

ライブはここから各出演者のソロパートへとなだれ込んでいったのだが、歌声だけでなく、その歌声を充分に生かした選曲からも、各出演者の個性がしっかりと伝わってくるものになっていた。

kain  (C) natsueve

kain  (C) natsueve

「よかったら座って聴いてください」とオーディエンスに着席してもらったkainは、「ぼくらのレットイットビー」「それがあなたの幸せとしても」といったスロウナンバーを、優しい歌声で客席に届ければ、ゆりんはサポートバンドによるフィードバックノイズから幕をあけた「ゆるふわ樹海ガール」や、ポップなサウンドが心地よい「ひとくち頂戴!」といったロックチューンをのびのびと歌い上げる。

Eve  (C) natsueve

Eve  (C) natsueve

そんなゲスト組の熱演を受けた主催組のテンションもかなり高かった。Eveは「ストリーミングハート」「不完全な処遇」といった、ひねりが効いていて中毒性のある楽曲群を連続で投下。さらには、“まだまだ盛り上がってください!”と「パーフェクト生命」、クラップやシンガロングを誘発した「惑星ループ」と、最新作『OFFICIAL NUMBER』収録楽曲をナチュラルな歌声で矢継ぎ早に畳み掛けていった。夏代は、跳ねるビートが心地よい「シャルル」「メーベル」といったカバーはもちろん、自身が作詞作曲を務めた「ユニバース」や、TVアニメ『弱虫ペダル NEW GENERATION』のオープニング曲としてオンエア中の「ケイデンス」も披露。客席との会話を楽しみながら、アップテンポで爽快感のある楽曲たちを力強く、エモーショナルに熱唱していた。

夏代孝明  (C) natsueve

夏代孝明  (C) natsueve

アンコールでは、Eveが出演者に話を振っていく展開に(本編で行ったサポートメンバー紹介も「普段は夏代くんがこういうのをするんですけど、慣れないことをやっています(笑))と発言)。それぞれがオーディエンスに感謝を告げていたが、夏代が本編でEveとコラボした「脳漿炸裂ガール」の間奏で披露する予定だったものの、尺が足りなくてできなかった“一発芸”として、「イエェェェェイ!!」とサンシャイン池崎のモノマネを全力でパフォーマンス。また、バレンタインデーが近いということで、ライブの日程を2月12日に選んだものの、奇しくも夏代の「ケイデンス」リリース日直前になったことから、各出演者が“おめでとう!”と祝福する場面もあった。そんなお互いの仲の良さが垣間見えるMCの後、「神のまにまに」を4人全員で歌唱。最後は全員が一列になり、オーディエンスへ向けて“ありがとうございました!”と一礼し、約2時間に及ぶステージを温かな空気の中で締めくくった。


取材・文=山口哲生

『なついぶ!』  (C) natsueve

『なついぶ!』  (C) natsueve

 
セットリスト
『なついぶ!~こんなところでしてもいいんですかライブ~』 2017.2.12(sun) Zepp Tokyo
1. 夜咄ディセイブ(夏代孝明×Eve)
2. バレリーコ(夏代孝明)
3. シュガーソングとビターステップ(夏代孝明)
4. 恋(Eve×ゆりん)
5. 丸の内サディスティック(ゆりん)
6. 夢灯篭(Eve)
7. 前前前世(夏代孝明×Eve)
8. なんでもないや(夏代孝明×kain)
9. ぼくらのレットイットビー(kain)
10. それがあなたの幸せとしても(kain)
11. ストリーミングハート(Eve)
12. 不完全な処遇(Eve)
13. 脳漿炸裂ガール(夏代孝明×Eve)
14. シャルル(夏代孝明)
15. メーベル(夏代孝明)
16. ゆるふわ樹海ガール(ゆりん)
17. ひとくち頂戴!(ゆりん)
18. ピエロ(kain)
19. パーフェクト生命(Eve)
20. 惑星ループ(Eve)
21. ユニバース(夏代孝明)
22. ケイデンス(夏代孝明)
[ENCORE]
23. 神のまにまに(全員)

 

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