近藤良平×勝山康晴が、新型ダンスフェス『可能性の獣たち』を語った!【CATCH&BITE #4】
-
ポスト -
シェア - 送る
【CATCH&BITE #4 コンドルズ×あうるすぽっと『可能性の獣たち2017』】
とざい、とーざい。演劇雑誌「BITE」(バイト)と「SPICE」が手を組んだインタビュー動画番組『CATCH&BITE』に御座います!
「BITE」編集長・園田喬しが「いま会いたいヒト」をキャッチして皆さまに紹介してゆく当企画。第四回目にキャッチされたゲストは、先日『可能性の獣たち』というダンスフェスティバルを始動させた、コンドルズの近藤良平さん(祝・芸術選奨文部科学大臣賞受賞!)と勝山康晴さんです。
このプロジェクトは、豊島区東池袋にある劇場「あうるすぽっと」とコンドルズがタッグを組み、「次世代を担う若きダンスカンパニーを集結させ、赤字覚悟の低価格で提供する」という挑戦的な試み。記念すべき第1弾公演『可能性の獣たち2017』が2017年3月25日・26日に行われました。
当日、あうるすぽっとに入場して真っ先に感じたのは、場内に溢れる明るい活気。ロビーには出演団体の物販ブースが並び、動物を模したオブジェが飾られ、来場者、運営スタッフ共に「これから面白いダンスフェスが始まるよ!」という雰囲気を楽しんでいるかのよう。終演後も、ドリンクの移動販売を行ったり、アフタートークショーを開催したり、細やかなアイディアと気配りが嬉しい、真っ直ぐ帰るのが惜しくなるような賑やかさでした。
『可能性の獣たち2017』2017/3/25〜26◎あうるすぽっと [撮影]HARU
参加団体は大学のダンス部からコンドルズメンバーそれぞれの主宰団体まで、多彩な顔ぶれが揃っています。観客にとって「初めまして」の出会いが多く用意されているところが、こういったフェスの醍醐味。「芸術性と大衆性を融合した次世代の集結」というコンセプト通り、どこか遊び心や奇抜さを潜ませつつ、カテゴリーの強度を信じてダンスと対峙するカンパニーが多かったように思います。その意味で、驚きと発見と感動と満足が同時に押し寄せる、正にコンテンポラリーダンスの“可能性”に満ちたイベントだと感じました。
『可能性の獣たち2017』2017/3/25〜26◎あうるすぽっと [撮影]HARU
この『可能性の獣たち』は2018年2月に次回公演が決定しています。獣たちは第2弾開催へ向けて、各々の牙を、爪を、肉球を、念入りに研ぎ澄ましながらアナタとの出会いを待っていることでしょう。それでは、見事なロケットスタートで新プロジェクトを発進させた、コンドルズの近藤良平さんと勝山康晴さんの対談インタビューをどうぞ!
※【次回公演】『可能性の獣たち2018(仮)』2018年2月開催予定
コンドルズ 埼玉公演2017新作
■日程:5月20日(土)〜21日(日)