最古の神社で行われる、三大神話『神楽祭』
神楽祭の様子
「神楽」って?
神をまつるためにささげる歌や踊りであり、神社の祭礼などで見られる「神楽」。
古事記や日本書紀に書かれた、「岩戸隠れの段」が神楽の起こりだと言われている。
現在も、日本全国で受け継がれており、宮中で行われる「御神楽」と民間で行う「里神楽」の2種類に大別されますが、継承されている地域によって様々な種類がる。神楽の目的は、畏敬や感謝を込めた祈りの表現や、古来の祭祀文化を伝えるもの、娯楽としてなど様々ですが、昔から人々の暮らしの近くにあったものだと考えられる。
最古の神社、伊弉諾神宮での神楽祭
2015年9月23日(水・祝)に伊弉諾神宮(兵庫県・淡路市)にて「第八回 神楽祭」が開催される。
「伊弉諾(イザナギ)大神、伊弉冉(イザナミ)大神が日本列島の最初に生んだのが淡路島」という国生み神話で知られている最古の神社。
伊弉諾神宮
伊弉諾神宮で行われる、創生「国生み神楽」は、これまでヨーロッパを中心に海外で日本の民族文化として紹介され、各国で評価されている。創生「国生み神楽」を創作した、表 博耀氏は「淡路の民衆による復興力がすばらしい原動力となり国生み神話をつたえ、育むこととなりました、今後の国づくりの糧となれば、幸いに存じます。」と語っている。(三大神楽祭of伊弉諾神宮/せきれいの里ホームページより引用)
表 博耀
淡路の神楽の他にも、国譲り神話を伝える出雲神楽、天尊降臨を伝える高千穂神楽が集い、競演奉納される。高千穂神社と出雲大社から神楽を招いて行われる、神楽祭となっている。
また、前日の22日(火)には同会場にて淡路伝統芸能祭が開催される。夜の部(18時10分~20時30分)では夜間特別参拝ライトアップ付国生み夜神楽も実施される(有料)。こちらも合わせてチェックしてみては。
日時:2015年9月23日(水・祝)
開催場所:伊弉諾神宮特設舞台
開催時間:15時45分~16時05分 奉納報告祭(来賓)
16時00分~ 開場
16時15分~16時30分 『国生み太鼓』
16時30分~16時40分 解説 大森亮尚
16時45分~17時05分 『大和のまほろば』
17時10分~17時55分 『出雲神楽』(八岐大蛇)
17時55分~18時20分 休 憩
18時20分~18時30分 火入れ式
18時30分~19時15分 『高千穂の夜神楽』
19時20分~20時00分 淡路創生『国生み神楽』
20時00分 終 演
淡路伝統芸能祭
日時:9月22日(火曜日)
昼の部 14時~18時05分【入場無料】
場所:伊弉諾神宮内特設舞台
◆プログラム
14時 ~14時30分 三原志知和太鼓クラブ「志童」
14時40分~15時10分 だんじり唄「五色之姫」
15時20分~15時50分 一宮民踊同好会「伊弉諾音頭」ほか
16時 ~16時30分 三原だんじり唄保存会青年部
16時40分~17時 石屋 恵比須舞奉賛会「恵比須舞」
17時 ~17時40分 草香北祭礼団「遣いだんじり」
17時45分~18時5分 淡路人形座「えびす舞」
※夜の部(18時10分~20時30分)
夜間特別参拝ライトアップ付国生み夜神楽(有料)
お問い合わせ:くにうみ神話のまちづくり実行委員会せきれいの里(伊弉諾神宮内)
電話 0799-70-1010(10:00~17:00)