楠本桃子のゲームコラムvol.40　16種類の属性を駆使してバトル『マジカルバケーション』

コラム

アニメ/ゲーム

※公式サイトより引用

本日紹介するゲームは『マジカルバケーション』！

2001年12月7日に発売されたゲームボーイアドバンス用のソフトです。株式会社ブラウニーブラウンが開発を行い、任天堂株式会社から発売され、国内だけで約27万本を売り上げた人気作品です。

亀岡慎一氏が描く魅力的なキャラクターや、GBA初期に発売されたとは思えない美麗なグラフィック、個性的なクラスメイト達が掘り下げられたストーリーなどが重なり合い、唯一無二のRPGとなった本作。現在はバーチャルコンソールで配信もされているため、すぐにでもプレイが可能です。

そんな『マジカルバケーション』の魅力を、今回は紹介していきたいと思います。

【パーティー編成が攻略の鍵！個性あふれるクラスメイト達】

※製品紹介サイトより引用

本作では15人の仲間が登場します。仲間は全員主人公のクラスメイトであり、それぞれが異なる属性の魔法を使用することができます。

仲間は最大6名まで戦闘に参加でき、パーティー編成は自由に行うことが可能。属性により魔法の効果が大きく異なるため、敵や冒険に合わせてパーティーを編成したり、とにかく好きなキャラを使い続けたりと、どんな編成を行うかはプレイヤーの自由です。得意属性や苦手属性、そして属性による特性を活かして、冒険を共にする仲間を選びましょう。

また、ゲーム内のクラスメイト達だけではなく、ゲーム外の友人とのコミュニケーションも重要な要素です。今は懐かしい通信ケーブルを使用すれば、「アミーゴ」、「おんせん」、「たいせん」の3つを遊ぶことが可能になります。

「アミーゴ」を行えば通信したプレイヤーの主人公の属性魔法を覚えることができます。通常のプレイでは選択ができない愛属性、光属性、闇属性の属性魔法も、「アミーゴ」を繰り返せば全ての魔法を修得することも可能です！

「おんせん」では、相手プレイヤーの温泉に入ることで、自分のステータスが上昇。様々な種類の温泉が存在し、効能も温泉により様々なので、たくさんのプレイヤーの温泉に遊びに行ってみましょう。

「たいせん」では、お互いのプレイヤーのセーブデータを利用して対戦をすることができます。成績によって称号を得ることができ、得た称号に応じて主人公の能力もアップするので、対戦にも熱が入ること間違いなし！

実際に通信はできませんが、バーチャルコンソール版でも全魔法を修得することが可能です。“コミュニケーションRPG”とも呼ばれる本作は、ゲーム内でもゲーム外でも、仲間達との絆が大切となるRPGです。

【16種類の魔法を駆使して挑む奥深いバトル】

※製品紹介サイトより引用

本作では魔法の属性が16種類と、他RPGに比べてかなり多くなっています。そのぶん戦略の組み方も多様となり、自由で奥深いバトル体験をすることがです。

魔法の属性は「火」、「水」、「雷」とお馴染みの属性をはじめ、「音」、「美」、「愛」といった珍しい属性も存在。それぞれに特徴が異なり、各属性に相性もあるため、自分好みのパーティーを組んでバトルに挑みましょう。

冒険途中では各属性を司る精霊に出会うこともあり、仲良くなることができます。仲良くなった精霊をバトル中に呼び出すと、対応する属性魔法の威力がアップ！　多くの精霊と仲良くなり、バトルを有利に進めることが強敵撃破の鍵となります。

精霊はフィールド上に7体まで呼び出すことができ、同属性の精霊を呼び出すごとにその威力はアップしていきます。最大数である7体を呼び出して対応する属性魔法を使用すれば、その威力はなんと通常時の128倍！　とても強力ですが、味方と同じように敵も精霊を呼び出してくるので注意が必要です。じっくりと戦況を見極めながら、属性魔法を使いましょう！

主人公だけはゲームスタート時に一部を除く好きな属性を選択することができるので、好みの属性になることが可能です。