2.5Dアンバサダー就任式、加藤諒「おぼっちゃまくん演じたい」

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2017.4.26
2.5Dアンバサダー就任式より。加藤諒。

2.5Dアンバサダー就任式より。加藤諒。

「2.5Dアンバサダー就任式」が、本日4月25日に都内で行われ、2.5次元ミュージカルのプロモーション活動を行う初代2.5Dアンバサダーに加藤諒が就任した。

就任式には日本2.5次元ミュージカル協会の代表理事・松田誠も登壇。松田は「2.5次元作品は年間100タイトル以上が上演され、認知も上がっていますが、一般にはまだまだ知られていません。ですので、毎月25日を『2.5の日』に制定しました。毎月、FRESH!さんで2.5Dにまつわる番組を配信していきます」と挨拶。これから1年間、アンバサダーを務める加藤を会場に呼び込んだ。

満面の笑みで登壇した加藤は、これまでに「舞台『パタリロ!』」で主役のパタリロ役を演じたほか、「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」「残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』」といった2.5次元作品にこれまで出演してきた。松田は加藤をアンバサダーに選んだ理由を聞かれると「みなさんからとっても愛されていますし、メジャーとコアを両方兼ね備えた俳優さんだからです」と絶賛。さらに「パタリロ」のプロデューサーも務める松田は、加藤にアンバサダー就任のタスキをかけると、「舞台化にあたり、パタリロ役には諒くん以上の人はいなかった」と改めて賞賛を送った。原作者である魔夜峰央からもお墨付きをもらった加藤は同作について「原作ファンの方にも愛される作品になったのではないかなと思います」と振り返る。

続けてマカオ・シンガポール・マレーシアを巡った「NARUTO-ナルト-」のエピソードを聞かれた加藤は「日本のアニメは海外でも盛り上がっていて、コスプレして観にきてくれたり、パッションがすごいです」と手応えを語った。松田は「『パタリロ』もワールドツアーをやりたい」と海外展開を示唆する。2.5次元作品の魅力については、加藤が「普段、舞台を観に行かない人たち、お子さんからご年配の方まで観にきやすい舞台だと思います。AiiA 2.5 Theater Tokyoには海外のお客様向けに字幕用メガネもあるんです」とアピール。松田は「海外公演はもちろん、世界のアニメコンベンションにも積極的に参加していきたい」と述べ、2.5次元作品の世界でも問題視されているの転売について「不正な業者を廃してクリーンな状態にしていきたい」と語った。

今後、演じてみたいキャラクターについて加藤は「小林よしのりさんのマンガ『おぼっちゃまくん』です」と答え笑いを誘いつつ「2.5次元舞台を世界に発信できる手助けができればと思います。一生懸命がんばります!」と意気込みを述べた。なお協会初となるオフィシャル番組が映像配信プラットフォーム・FRESH!で本日4月25日22:00から配信スタート。初回は加藤と共に、「舞台『パタリロ!』」の共演者である佐奈宏紀、細貝圭がゲスト出演する。

ステージナタリー
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