進化系クロワッサンが充実!朝食フェス2015に潜入
世界の朝食が一堂に会する人気のフードイベント「~世界の朝ごはん~朝食フェス2015」がスタートした。9月8日(火)から17日(木)まで、東京都立川市の国営昭和記念公園にて実施される。
昨年の「朝食フェス」は、アジア最大級のヨガイベント「ヨガフェスタ横浜2014」の一環として行われ、3日間で述べ約2万人を動員するほど好評を博した。2015年は単独のイベントとして、開催期間も10日間へ拡大。メニュー数は50種類以上と大幅に増え、バラエティーに富んだ世界の朝食が顔をそろえる。
日本初上陸のスイーツも登場するとあり、今年も注目を集めること間違いなし!そんな同イベントの魅力を紹介すべく、初日の会場に記者が潜入してきた。
■ 目玉は日本初上陸のクロワッサンスイーツ
広大な敷地に店がずらりと並び、おしゃれなスイーツやサンドイッチに加え、米や麺を用いたアジアの朝食も充実している。何から食べようか迷ってしまうほどのラインアップだが、特に目を引いたのは、クロワッサンと他のスイーツを組み合わせた“ハイブリッドスイーツ”の数々だ。今回はこれらの中から、おすすめの5品を紹介しよう。
まずは日本初となる2品をピックアップ。アメリカのレストランチェーンが開発した「クリス クロワッサン」(750円)は、クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いたもの。見た目は一見普通のワッフルだが、一口食べるとサクサクとした食感と共に、バターの風味が口いっぱいに広がる。付け合わせのジャムは、イチゴやリンゴなど全4種類から選べ、どれもこだわりの素材をブレンドした上質な味わいが魅力だ。ジャムの程よい酸味が引き立ち、ペロリと食べられる。
サンフランシスコでブームを呼んでいる「クラフィン」(500円)は、クロワッサン生地をマフィン型に入れて焼き上げ、外はさっくり、中心部はしっとりと仕上げられている。カスタードクリームとチョコレートクリームがたっぷりと入っており、甘党には見逃せない一品だ。
海外ドラマに登場したことがきっかけとなり、すでに日本でもファンの多い「プレッツェル クロワッサン」(500円)も、ニューヨークから参戦!プレッツェルの塩気とクロワッサンの甘味が絶妙で、2つの味がバランスよく調和する。通常のクロワッサンよりしっかりとした生地で、噛み締めるごとに味わい深い。
ハワイ生まれの「クロサダ」(600円)は、クロワッサンとハワイの揚げパン「マラサダ」を合わせたスイーツ。ザクッ、ジュワッとした食感がクセになる味わいで、程よい甘さのクリームも美味!揚げパンに比べて軽やかな口当たりのため、飽きのこないおいしさがうれしい。
■ 斬新な“クロワッサン×カリフォルニアロール”も要チェック
数あるハイブリッドメニューの中で一際異彩を放つのは、カリフォルニアロールをクロワッサン生地が包み込む「カリフォルニア クロワッサン」(800円)。その名のとおり、カリフォルニアで誕生したグルメで、現地では大人気なのだとか。
クロワッサンの中からは、サーモンやアボカドが入ったカリフォルニアロールが顔を覗かせ、見た目もユニーク!醤油をつけて食べてみると、海苔とクロワッサンは意外にも相性が良いことに驚いた。これまでに食べたことのない新感覚の味わいだが、バターの風味が加わることで、コクが引き立っていた。
この他にも、普段はなかなかお目にかかれない、珍しい世界の朝食が多数用意されている。エジプトやモロッコ、カナダなどのメニューを食べたという女性客は、「1番のお気に入りは、ブラジルの『フェイジョアーダ』です。温かくて素朴なおいしさで、今日のような肌寒い日にはぴったりでした」と話してくれた。
まるで世界を旅しているような気分になれる「~世界の朝ごはん~朝食フェス2015」。各国の味を食べ比べて、お気に入りの一品を見つけてみては?【東京ウォーカー】。