司馬遼太郎の回顧展が開催に 自筆原稿などを通じて、司馬の世界を紹介

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2017.5.8

回顧展『没後20年 司馬遼太郎展―21世紀〝未来の街角〟で』が、6月2日(金)~7月9日(日)にかけて、そごう美術館にて開催される。

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの歴史小説や、『街道をゆく』『この国のかたち』などのエッセーを通して、日本とは何か、日本人とは何か、を問い続けた司馬遼太郎。本展は、その没後20年にあたる昨年から国内6カ所で巡回し開催されているもので、東日本地区では横浜が唯一の会場となる。

会場では、国民的作家の自筆原稿などを展示し、司馬遼太郎の世界を紹介する。また、それぞれの時代を舞台にした作品の自筆原稿や挿絵、初刊本などを展示。なかでも、産経新聞記者時代に直木賞受賞作『梟の城』を執筆した文机や絶筆となった産経新聞連載エッセー「風塵抄」の自筆原稿は貴重な一品だ。

なお、会期中の6月3日、10日、17日には司馬遼太郎記念館特別学芸員らによる特別記念講演が開催されるとのこと。申し込み方法など詳細は、そごう美術館にお問合わせいただきたい。

司馬遼太郎の「遼」は2点しんにょうを使いますが、本文では1点しんにょうを使っています。

イベント情報
回顧展『没後20年 司馬遼太郎展―21世紀〝未来の街角〟で』

会期:6月2日(金)~7月9日(日)※会期中無休
場所:そごう横浜店6階「そごう美術館」(横浜市西区高島2-18-1)
開館時間:午前10時~午後8時(入館は閉館の30分前まで)
入館料:大人1000円、大学・高校生800円(前売券は各200円引き)、中学生以下無料
問い合わせ先:そごう美術館 電話045-465-5515
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