お笑いから浪曲まで飛び出した「尾崎世界観の日 特別篇」

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2017.5.11
「尾崎世界観の日 特別篇 2017」の様子。

「尾崎世界観の日 特別篇 2017」の様子。

尾崎世界観(クリープハイプ)が5月7日に東京・上野恩賜公園野外ステージで自主イベント「尾崎世界観の日 特別篇 2017」を実施した。

尾崎世界観の日」は“尾崎自身が共演したい人を呼ぶ”というコンセプトのもと行われているライブイベントで、特別篇が行われるのは昨年に続き2回目。今年は“いつもとは少し趣の変わった”ゲストの出演がアナウンスされていた。

トップバッターで舞台に現れたのはお笑い芸人のガリガリガリクソン。意気揚々と登場すると「R-1グランプリに落ちたネタやりまーす」と自虐ネタで場を盛り上げる。しかしギャグが滑り始めると「これはお客さんが悪いんですよ! 皆さん一緒に歌ってください!」と言い、クリープハイプの「ラブホテル」のメロディで「客のせい、客のせい、客のせいにすればいい~」と替え歌を歌い上げて観客を沸かせた。

続いて登場したのは浪曲師の玉川太福と曲師の玉川みね子。「いろいろな場に出させていただきましたが、今日ほど振り幅のある舞台は初めてです」と会場の笑いを誘いつつ、普段はあまりなじみがないであろう聴衆に対し解説を交えながら浪曲を披露した。

トリで登場したのは尾崎世界観。全編弾き語りスタイルで、CD未収録曲「商店街、手紙、天気予報」などレアな楽曲を交えたセットリストを披露した。途中、尾崎が「予定とは違いますが早めに呼びます。長谷川カオナシが来ます」と長谷川カオナシを舞台に呼び込むと、長谷川は「一昨日声がかかった」と内情を暴露。長谷川はそのままソロで、自身が作詞作曲した「買いもの」を弾き語った。続いても長谷川が作詞作曲した「グレーマンのせいにする」を今度は尾崎と長谷川の2人でパフォーマンス。2人の掛け合いに観客は見入っていた。その後は尾崎1人でインディーズ時代の楽曲「猫の手」や人気曲「イノチミジカシコイセヨオトメ」などを歌い上げた。アンコールでは「exダーリン」と、この日2度目となる「大丈夫」の2曲を披露。会場は大きな拍手に包まれた。

 

「尾崎世界観の日 特別篇 2017」
2017年5月7日 東京・上野恩賜公園野外ステージ セットリスト

 

尾崎世界観(クリープハイプ)
01. 君が猫で僕が犬
02. ボーイズENDガールズ
03. チロルとポルノ
04. 商店街、手紙、天気予報
05. 君の部屋
06. 買いもの(※長谷川カオナシソロ)
07. グレーマンのせいにする(※尾崎世界観と長谷川カオナシ)
08. マルコ
09. 猫の手
10. 大丈夫
11. イノチミジカシコイセヨオトメ
12. ねがいり
<アンコール>
13. exダーリン
14. 大丈夫

音楽ナタリー
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