「今回はすごく“UPDATE”を感じました」 MAG!C☆PRINCE、新たな表情を見せる新作から感じた成長

インタビュー
音楽
2017.5.12
MAG!C☆PRINCE

MAG!C☆PRINCE

画像を全て表示(7件)

東海地方を拠点に活動する5人組男性アイドルグループ・MAG!C☆PRINCE。SPICE初登場ということで、改めてそれぞれの視点からマジプリを紐解いてもらった。結成当時のエピソードから現在のマジプリ、“メンバーを家族に例えるなら?”など。そして、今までとは違った新たなマジプリを見ることができるシングル「UPDATE」について。それぞれのキャラクターがよく分かるインタビューをお楽しみください!

――まず、「MAG!C☆PRINCEとはどういうグループですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

大城光(以下、大城):「個性的なグループです」と答えます! 5人それぞれの個性が、すごく出ているんですよ。

平野泰新(以下、平野):よくもこんなに違う5人が集まったなって思います(笑)。

永田薫(以下、永田):かぶっているキャラがいないもんね。

大城:人の種類って5種類しかないのかな?って思っちゃうくらい、バラッバラです(笑)。

――となると、それぞれどういうキャラクターか気になります。

平野:阿部ちゃんは、基本的にムードメーカーですね。

阿部周平(以下、阿部):僕はなにも考えないでいるだけなんですけど(笑)。

平野:うん、ごく自然にみんなを和ませる、お笑い担当。

阿部:自分がおもしろいことを言って空気を変えられたらなというところで、スパイス担当でもあるので。今回、SPICEさんで取材していただけてすごくうれしいんです(笑)。

平野:健吾(西岡)は、センター担当でザ・アイドル。彼がいることによって、グループに花が添えられている感じですね。

阿部:かわいい系の健吾がいないと、男!っていう感じだもんね。

永田:しかも、作ったかわいさじゃなくて、自然体のかわいさなんです。

MAG!C☆PRINCE・西岡健吾

MAG!C☆PRINCE・西岡健吾

――真っ白、ピュアなイメージもありますけど……。

大城:初めて会う方は確かにそういう印象を持たれると思うんですけど、実は普段から結構毒舌だったりします。

平野:うん、自分の意志をはっきり持っている人。

永田:思ったことをバシっと言ってくれるところなんかは、気持ちいいですよ。

平野:光(大城)は、なんでもできちゃうオールマイティな人。ツッコミもできるし、たまにボケるし。

――器用な人なんですね。

大城:僕は、メンバーみんなの接着剤になりたくて。文化系に特化した健吾がいて、スポーツに特化した泰新(平野)、薫(永田)、阿部ちゃんがいて、僕は文化系もスポーツもどっちも好きなんですよ。あと、よく「カワイイとカッコイイの間の顔をしてるね」と言われるんですけど、健吾みたいに100%カワイイでもなく、泰新や薫、阿部ちゃんみたいに100%カッコイイでもなく、ちょうど中間な立ち位置だったりします。

平野:(隣にいる永田に)「カッコイイ」って言われてニヤけるなって(笑)。そういう光は、情熱の男でもあるし、真面目なんですよ。

大城:なんでも真面目にとらえて、すべてに全力を注いでしまうっていう。この仕事は好きで始めたことなので、死ぬまで全力を注ぎたいです!

平野:見ていても、「楽しんで生き生きと仕事しているな」って思うし、グループとして彼が精神的に引っ張ってくれているところはすごくあります。

大城:リーダー(平野)は、アクロバットがとにかくすごいよね。あと、みんなのまとめ役。みんなの意見を聞いて、それを踏まえてどうするかを考えられる人です。

MAG!C☆PRINCE・永田薫

MAG!C☆PRINCE・永田薫

――客観的に、冷静に、俯瞰で物事を見られるわけですね。

平野:そうなりたいなとは、常々思っています。

阿部:ただ、急にふざけ出して悪ガキ小僧みたいになっちゃうときもあって。それはどうかなって思っています(笑)。

西岡健吾(以下、西岡):うん、わかる。

阿部:健吾は温度感0だから、100な平野くんとは……。

大城:そうだね、寒暖差がすごい(笑)。

平野:確かに(笑)。色気も感じさせるセクシー担当の薫は、見た目通りビジュアルが素晴らしくて。

大城:身長も高いし、スタイルもいいし、顔もいいし。ただ、ニヤけぐせがあるんですよ(笑)。

永田:笑っていないと「怖い」って言われるから……本当はカッコイイ自分でいたいんですけど、よく笑うようにしています。

大城:っていう感じで全然違う5人だから、新しく知ることもたくさんあるんです。

――結成から2年経っても、いろいろありますか。

大城:ありますね。たとえば阿部ちゃんはK-POPが好き、健吾はアイドルが好き、僕はラップが好き、泰新はバンドが好き、薫はJ-POPが好きっていうふうに、好きな音楽もバラバラで。

阿部:だから、楽屋でスピーカーで音楽を聴きたいときは、困るんですけど(笑)。

西岡:そうそう。「もうやめて~、とりあえずイヤホンしてください!」ってなるもん(笑)。

永田:でも、お互いの好きな音楽を聴いて、初めて知ったり、好きになったりすることもあるもんね。

――にしても、結成当初からこんなに仲がよかったんですか?

大城:最初は、ぶつかることもあったよね。

阿部:うん。僕と健吾は同い年だし、今はすごく仲よしなんですけど、最初は今ほど仲良くはなくて……あれって、僕が私立の学校に行っていたからだよね?

平野・大城・永田:そこ?(笑)

阿部:健吾は公立校に行っていたんですけど、僕の学校にクーラーがあることへのイラつきがあったりとか(笑)。

西岡:だって、エアコンがついているくせに「学校が暑い」とか言うし、課題の量も僕より少ないのにできていなかったり、合間にテスト勉強している僕の横でずっとゲームしていたり……。

大城:でも、卒業してからはね。

西岡:同じ土俵に立つようになって、意見が合うようになった(笑)。

阿部:だね(笑)。ここ2人だけじゃなく、みんな仲が深まったし、トークにしてもうまくかけ合いできるようになってきたと思います。

MAG!C☆PRINCE・大城光

MAG!C☆PRINCE・大城光

――そんな5人を家族にたとえるなら、どういう立ち位置になりますか?

永田:お父さんは泰新くんだよね。

平野:そうかな。俺、犬とかでいいけど(笑)。あ、犬は阿部ちゃんかな?

阿部:そうだね。で、健吾が犬を飼っている子ども(笑)。

西岡:ふふふふ。

大城:薫は、その兄。

平野:じゃあ、光はお母さんだ(笑)。

大城:細かいところで口うるさいからね(笑)。

――家族にたとえてみても、うまいことできているとは(笑)。さて、5月3日リリースの4thシングル「UPDATE」についてうかがいたいのですが、大切な人との別れを歌う表題曲はせつなくて、これまでになくオトナっぽい表情も見られますね。

永田:そうなんです、オトナっぽい曲で、ダンスもカッコよくて。歌っているときには、歌詞に合わせて哀しいところでは哀しい表情をしたり、楽しい場面では楽しそうな表情をしたりするように気をつけています。

平野:これまでのMAG!C☆PRINCEの楽曲は元気で楽しい感じでしたけど、今回は失恋ソングなので。レコーディングでは感情を込めて歌うことを意識して、いつもより息多めに歌ったり、試行錯誤もしました。

大城:ライブでは、その前にものすごく明るい曲や楽しいトークがあったとしても、「UPDATE」の世界観にがっつり入り込んでね。歌やダンス、演技をはじめいろいろな経験をさせていただいたこの2年の経験値を活かせているし、成長を感じてもらえる曲でもあると思います。

西岡:ダンスは、デビューシングル「絶対☆アイシテル!」以来のFISHBOY(ダンス&ボーカルグループ・RADIO FISHのメンバーであり、中田敦彦の実弟)さんに振付していただいて。難易度が高いんですけど、僕たちが成長したからそうしてくださったと思うし、練習をたくさんしてMVもいい感じに撮れたので。すごく達成感があります。

阿部:「絶対☆アイシテル!」のころはダンス初心者でまったくついていけなかった僕も、今回はすごく“UPDATE”を感じました。

MAG!C☆PRINCE・阿部周平

MAG!C☆PRINCE・阿部周平

――ちなみに、“上書き”するのがもったいないくらいの、MAG!C☆PRINCEとしての素敵な思い出というと?

大城:ひとつひとつのライブですね。

平野:確かに。同じ場所だったとしても、毎回違うライブをしているわけだもんね。応援してくださる方が少しずつ増えてきて……。

永田:ステージから見える景色というのも、毎回違うし。

阿部:うんうん。何回も行くところはだんだん愛着も湧きつつ(笑)。

西岡:毎回違った楽しさがあるし、違った嬉しさがあるね。

――それがまた、頑張る力になりますよね。

大城:本当にそうですね。これまでもこれからも、ライブ1本1本の思い出は一生残したいし、残るだろうなと思います。

――一方「RUSH」は、背中を押してもらえるポジティブナンバー。歌っていても、楽しかったりして?

永田:楽しいし、ライブで歌っているとき、笑顔になっているファンのみなさんの顔を見ると、その楽しさが倍増しちゃいます。

平野:ファンのみなさんが声を出す部分があって、一緒に同じ振付をしてくれたりとか。一体感が生まれるよね。

大城:そうそう。みなさんが盛り上がっていると僕たちもますます楽しくなっちゃう、笑顔あふれる曲です。

阿部:キレッキレに踊っていて、見せ場もたくさんあったりもします。

西岡:あと、「RUSH」はキットカットがプロデュースする東海エリアの受験生を応援するショートフィルム『RUSH~キット、イツカ~』の挿入歌でもあって。ショートフィルムでは、僕たちがチアリーディング部で頑張る男子を演じたんですけど、ダンスとはまた違う大変さがあって。夜にテレビ局の天井が高い部屋でアクロバティックな技を練習したりして、僕たち自身「RUSH」に背中を押してもらえたので。なにか目標や夢に向かって頑張っている人に、聴いてもらいたいです。

MAG!C☆PRINCE・平野泰新

MAG!C☆PRINCE・平野泰新

――そして、6月と7月、初の名東Zeppツアー『本気☆LIVE Vol.4』が開催されるんですよね。

平野:Zepp Nagoyaには2回立たせていただいているものの、Zepp Tokyoに立つのは今回が初めてで、ツアーをするのも初めてなわけですけど……来てくださる方たちと一緒にライブを作り上げていきたいなという想いがありまして。

永田:初のツアーなので不安がないといったらウソになりますけど、まずは自分たちが歌やダンス、トークを楽しんでね。そうすれば、みなさんにも楽しんでいただけるんじゃないかなと。

阿部:ステージに立つ時間ずっと、リリースイベントのときとはまた違ったスターなオーラを自分たちが放って(笑)、歓声が鳴り止まないようなエンターテインメントショウをお届けしたいと思います。

大城:両日来てもらったとしても、「どっちも観に行ってよかったな」と思ってもらえる公演にしたいよね。幸せを感じていただけるよう、全力を注ぎます。

西岡:これまでの『本気☆LIVE』同様、新曲披露、新衣装披露と、自分たち自身楽しみがたくさんあるしね。

――もしかしたら、この先の発表も……。

阿部:そうなんです、できるかもしれないっていう。

平野:いつもメンバーも事前に知らされていないから、毎回驚くんですけど(笑)。

西岡:いきなり言われるもんね。

大城:ツアーで怖いの、そこだよね。名古屋とはまた違った発表が東京であったら、気持ち追いつくかなとか(笑)。

永田:しかも、今回は6月の名古屋公演と7月の東京公演の間に、光くんの誕生日(7月4日)があるっていう。

大城:そうなんだよねぇ。オトナの階段をひとつ昇ったZepp Tokyoでは、Zepp Nagoyaとはまた違った僕をお見せできるはずなので(笑)。そこも含め、楽しみにしておいてください!


取材・文=杉江優花 撮影=菊池貴裕

MAG!C☆PRINCE サイン入りポスター プレゼント!
MAG!C☆PRINCE サイン入りポスター

MAG!C☆PRINCE サイン入りポスター


【応募方法】
※Twitterでご応募ください。
STEP1:お持ちのTwitterアカウントにログイン
STEP2:SPICEアカウント<@spice_mu>をフォロー(当選案内DM用に必要です)

STEP3:あとは該当ツイートをリツイート(RT)するだけ!
該当ツイートは【コチラ】

【人数】2名様
【応募締切】2017年6月12日(月)23:59

 

リリース情報
4th Single 「UPDATE」
発売中
<商品形態>
・初回限定盤(DVD付) UPCH-7251 ¥1,800(税込) ¥1,667(税抜)
・メンバー個別絵柄盤 ¥1,000(税込) ¥926(税抜)
"西岡健吾"盤  UPCH-7252  、"永田薫"盤  UPCH-7253、"大城光"盤  UPCH-7254、"阿部周平"盤  UPCH-7255、"平野泰新"盤  UPCH-7256
通常盤 UPCH-5905  ¥1,000(税込) ¥926(税抜)

CD 全形態共通
1:UPDATE
2:RUSH
3:UPDATE instrumental
4: RUSH instrumental

DVD 初回限定盤のみ
・UPDATE Music Video
・UPDATE  Music Videoメイキング

 

ライブ情報
MAG!C☆PRINCE「本気☆LIVE Vol.4」
6月17日(土) Zepp Nagoya
7月  8日(土) Zepp Tokyo
シェア / 保存先を選択