職場復帰の母や同性カップル 9か国の子育て現場映す『いのちのはじまり』
映画『いのちのはじまり:子育てが未来をつくる』が、6月24日から東京・渋谷のアップリンク、ユジク阿佐ヶ谷、7月1日からCINEMA Chupki TABATAほか全国で順次公開される。
同作は乳幼児の養育をテーマに、世界9か国の家庭や育児現場を取材したドキュメンタリー作品。作中には、職場復帰に悩む母親や、養子を迎え入れた家族、孫の面倒を見ている祖父母、育児に取り組むレズビアンのカップル、両親を亡くし幼い兄弟の世話をする少女などが映される。また経済学者のジェームズ・ヘックマン、モデルのジゼル・ブンチェン、ユニセフ職員、児童心理学者、学習脳科学者、保育者といった専門家らへのインタビューも収められる。
監督を務めたのはブラジル出身のエステラ・ヘネル。これまでに『世界中の子どもが危ない』『Target Market: Kids(英題)』といったドキュメンタリー作品を制作しているほか、映画製作会社・MARIA FARINHA FILMESの共同設立者を務めている。