キース・ヘリングの生涯をミュージカル化!
岸谷五朗演出×柿澤勇人主演で日本初上陸!
2016年6月に、ミュージカル「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」が日比谷シアタークリエにて上演されることとなった。
本作の主人公キース・ヘリングとは、1958年生まれ。地下鉄の構内にチョークで絵を描く活動で一躍有名になったストリートアートの先駆者。アンディー・ウォーホルらと並び称される1980年代アメリカの代表的な芸術家である。代表的な作品に前述のイラストのタイトルでもある「ラディアント(燦然と光り輝く)・ベイビー」がある。社会貢献活動にも積極的で、彼自身がHIV陽性者だったこともあり、世界中で展開されている「Act Against AIDS」の最初のポスターを描くなど、HIV/AIDSに関する活動に取り組んだ。31歳の若さで他界している。
そんなキースが、自分の信じる世界を描き、駆け抜けたその生涯をロック&ポップミュージックで描くNY、オフブロードウェイ発の話題作が本作だ。今回が日本初上陸となる。
脚本は、日本でも上演されたミュージカル「フォーエバー・プラッド」ほかを手掛けたスチュワート・ロス、そして演出するのは、1993年から日本でも活動を開始、今日まで23年間継続している「Act Against AIDS」に初回から参加している岸谷五朗。岸谷は「Act Against AIDSの最初の出発点は、キースの描いてくれた絵が我々のシンボルとなり始まりました。我々に多大な勇気をくれたのがキースの心とその絵でした。そんな彼の生涯をエンターテイメントミュージカルとして演出できる事に、大きな運命的な繋がりを感じています。彼への恩返しと共に観客へ素晴らしい作品が届けられるように、スタッフ・キャスト一同頑張っていきたいと思っています」と語っている。
そして、「デスノート The Musical」で夜神月を好演し、以降も映画・TVドラマで大活躍中の柿澤勇人が主人公・キース・ヘリングを演じる。また、ミュージカル「RENT」でエンジェル役を好演している平間壮一が、キースの友人で写真家のツェン・クワン・チー役に、「スリル・ミー」で柿澤とコンビを組み、先日までは舞台「アドルフに告ぐ」で、運命に翻弄される主人公の一人、アドルフ・カミル役を熱演した松下洸平がキースの恋人でDJのカルロス役を演じ、柿澤とともにこの物語を綴ることとなる。
主演の柿澤は、今回の出演について「一体どんな舞台になるのか今からとてもワクワクしてます。一方であのキース・へリングを演じさせて頂くということで、恐怖に慄いているのも事実です。(笑)演出の岸谷さんとカンパニーの皆様と一丸となって面白い作品を作り上げるのがとても楽しみです。2016年6月は是非キース・へリングの世界に浸りにいらしてください。お待ちしております!」とコメントしている。
「ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~」は、2016年6月6日(月)から6月12日(水)まで。日比谷シアタークリエにて上演される。
脚本・歌詞=スチュアート・ロス
音楽・歌詞=デボラ・バーシャ
歌詞=アイラ・ガスマン
演出=岸谷五朗
出演=柿澤勇人/平間壮一/松下洸平 ほか
期間=2016年6月6日(月)〜22日(水)
会場=シアタークリエ
一般前売=2016年春開始予定
公式サイト=http://www.tohostage.com/radiantbaby/