リーズ国際ピアノコンクールで北村朋幹さんが5位入賞

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2015.9.14
2015年度リーズ国際ピアノコンクールのコンテスタントたち (公式サイトより)

2015年度リーズ国際ピアノコンクールのコンテスタントたち (公式サイトより)

内田光子さん、小川典子さん、大崎結真さんに続く快挙

今朝のヨハネス・ブラームス国際コンクールのピアノ部門で安藤真野さんの優勝のニュースに続き、もうひとつ日本人ピアニストの快挙の知らせが届いた。

8月26日から9月13日までイギリスで行われている2015年度リーズ国際ピアノコンクールで北村朋幹さんが第5位入賞を果たした。

このコンクールはファニー・ウォーターマン女史によって1961年に創設され、3年に一度開催されている。これまでにラドゥ・ルプーやマレイ・ペライア、アレッシオ・バックス等の名ピアニストが優勝し、日本人は過去に内田光子さん(1975年2位)、小川典子さん(1987年3位)、大崎結真さん(2003年3位)が上位入賞している。

このコンクールでは審査の大部分で、指定作曲家の任意の作品を課題曲に組み込むことができるのでピアニストの技術や表現力に加え、演奏プログラムの構成力も勝ち進むための重要なポイントである。

北村さんは中学3年生で浜松国際ピアノコンクールに入賞するなど若い頃から注目を集め、ソロや室内楽、コンチェルトのソリストなど日本での演奏活動も積極的に行っている。

北村さんの演奏が素晴らしいのはもちろんだが、彼の書くプログラムノートも素晴らしいのだ。彼のソロリサイタルでは演奏する各曲の性格や、作られた背景などから1曲目から最後の曲までをひとつの物語になるようにプログラミングしていることが多い。音楽を知り尽くしているからこそのプログラミングであり、プログラムノートである。そちらにもぜひ注目してほしい。

また、11月には狛江エコルマホール(東京)にてベートーヴェンの《ハンマー・クラヴィーア》を演奏する。ベートーヴェンの集大成とも言えるこの大曲をどのように演奏するのか…楽しみである。

イベント情報
開館20周年記念企画 ~ベートーヴェンをたたえて2~

日時:11月1日 13:30開演
会場:狛江エコルマホール
出演者:北村朋幹
北村朋幹公式サイト:http://tomoki-kitamura.com/
狛江エコルマホール公式サイト:http://www.ecorma-hall.jp/?p=6799
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