【深ヨミ】和楽器バンド 2ndALでバンド史上初“Top Albums Sales”1位獲得、前作からの伸びは?
9月14日付のBillboard JAPAN週間セールスアルバムチャート “Top Albums Sales”では、和楽器バンドの2ndアルバム『八奏絵巻』がリリース初週に3.6万枚を売上げ、バンド史上初となる同チャート1位を獲得した。
和楽器バンドは、詩吟、和楽器とロックバンドを融合させた8人組で、ボーカル、箏、尺八、津軽三味線、和太鼓、ギター、ベース、ドラムという編成のバンド。2014年4月23日にデビューアルバム『ボカロ三昧』をリリースし、その後はMUSIC DVD & Blu-ray『華火』と『戦-ikusa- / なでしこ桜』、LIVE DVD & Blu-ray『ボカロ三昧大演奏会』を発表している。 そして今回、約1年5か月振りにアルバムをリリースした。本作『八奏絵巻』は、dTVオリジナル『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』主題歌「反撃の刃」をはじめ9曲の未発表オリジナル曲を収録。他にもアニメ『戦国無双』のテーマソングからカバー曲までがパッケージされている。
前述の通り、本作はリリース初週に3.6万枚を売り上げた。SoundScan Japanのセールスデータから前作『ボカロ三昧』のリリース初週の売上げを見てみると1.5万枚となっており、今作は前作と比べると2.1万枚もセールスを伸ばしている。メジャーデビューから約1年5か月の間でセールスを倍以上にしており、ファンが爆発的に増えていると言えるだろう。
和楽器バンドは、海外でも話題になっている。2015年5月に初の台湾単独公演、7月にはロサンゼルスで開催された【Anime Expo 2015】に出演、そして11月には再び台湾公演を行う。また、日本では全国10か所をまわる【1st JAPAN Tour 2015】が9月12日から始まっている。こちらはすでにがソールドアウトという盛況ぶりだ。さらに、2016年1月6日には日本武道館で【大新年会 2016 in 日本武道館】を開催予定。国内外で精力的に活動している和楽器バンドが今後さらにセールスを伸ばしていくことができるのか注目したい。