仏では食がファッションに変身?
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「食べる」を越えて「ファッション(スタイル)」として食を楽しむ
ボンジュール!
アーティストのイトゥです。
フランスではここ最近、食のスタイルが変わってきています。
「今日は何を着ようかな〜?」と服を選ぶように、「今日はどこで何を食べようかな〜?」と食事をする場所を選びます。
選ぶ場所も、ゴリゴリのミシュラン星つきフレンチじゃなく、ナチュラルで有機的な食風を好み、お店の空間も独自のスタイルが打ち出されていたり、デザインやアートが施されている場所を好みます。
「食べる」を越えて「ファッション(スタイル)」として食を楽しむ流れが強くなっています。
特にフランスの中心、パリではいわゆる「アンテナが高い」と言われているミドルアッパー(そこそこリッチ)なビジネスマンやデザイナーやクリエイター、そして新時代を作るシェフ達が先導をきってこのようなスタイルを推し進めています。
パリ中に新しいスタイルのお店が出来ているのですが、特に集中しているエリアが3区、10区、11区です。
シャンゼリゼでもなければ、サンジェルマンデプレでもありません。
特に3区のマレ地区付近は話題のお店がたくさんあります。
(3区はピカソ美術館があったり、ACNE STUDIOなどのブティックがあるアートとファッションのエリアです)
ここでは、すべてのお店を紹介しきれないので、イトゥと特にゆかりのあるお店をご紹介。
ナチュラルワインバーのMonsieur Henri。
全てのワインは産地から直接仕入れる完全オーガニックなナチュラルワインのみ。パンをはじめとする食材もすべてビオで、シンプルですがとても美味しい。
この店内では、イケイケの若者からクリエイターから仕入れ先ワイナリーのおじさんまでいろんな層が入り乱れ、新しいパリのエネルギーを感じることができます。
もちろん、店内にはアートが施されています!
冒頭にあった写真の壁、あのアートはイトゥの作品です!
もし、パリに行く機会があったら、このお店にいってイトゥの作品&新しいパリのエネルギーやムーブメントを感じてみてくださ〜い!