絵本『はらぺこあおむし』エリック・カール展が、7月29日より京都・美術館「えき」KYOTOで開催
『はらぺこあおむし』別案原画、1984年、エリック・カール絵本美術館 (C)1969 and 1987 Eric Carle
美術館「えき」KYOTOで7月29日(土)~8月27日(日)の間、『THE ART OF ERICCARLE エリック・カール展』が開催される。
代表作「はらぺこあおむし」をはじめとした、アメリカを代表する絵本作家 エリック・カール(1929~)の作品を、約130点の原画と作品を2部構成に渡って展示する。初めてカールの世界に出会う子供たちから、親となり再び出会うおとなまで、すべての人々が色彩豊かなカールの世界を楽しむことができる。
また会場では、本展覧会限定のオリジナルグッズや絵本、さらに京都会場限定のオリジナルグッズも販売される。
◇展示内容のご紹介(作品一例)
第1部「エリック・カールの世界」
子供たちの夢や憧れ、日々の生活の発見を、4つのテーマで紹介。カールが最も得意とする生きものをとりあげる「動物たちと自然」。数、曜日、12か月でめぐる「旅」。未邦訳の作品を含む「昔話とファンタジー」。おかあさん、おとうさんの心温まる物語を描く「家族」。シンプルななかにも繊細なコラージュの世界が展開される。
『1.2.3どうぶつえんへ』最終原画、 1986年、 エリック・カール絵本美術館 (C)1968 and 1987 Eric Carle
『パパ、 お月さまとって!』最終原画、 1985年、 エリック・カール絵本美術館 (C)1986 Eric Carle
第2部「エリック・カールの物語」
「色の魔術師」として知られるエリック・カールの生い立ちや初期作品、立体作品や舞台美術など、絵本を超えた創作活動をご紹介。
『うたがみえる きこえるよ』最終原画、 1972年、 エリック・カール絵本美術館 (C)1973 Eric Carle
『どこへいくの?ともだちにあいに!』最終原画、 2000年、 エリック・カール絵本美術館 (C)2001 Eric Carle
本展示会限定オリジナルグッズの一例
『THE ART OF ERIC CARLE エリック・カール展』
『THE ART OF ERIC CARLE エリック・カール展』A4クリアファイル(4種類)各430円
『THE ART OF ERIC CARLE エリック・カール展』A4クリアファイル(4種類)各430円
『THE ART OF ERIC CARLE エリック・カール展』ブックカバー&しおり(2種類)各1,080円
『THE ART OF ERIC CARLEエリック・カール展』ランチトート(3種類)各1,400円
会期:2017年7月29日(土)~8月27日(日)【会期中無休】
会場:美術館「えき」KYOTO JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:午前10時~午後8時(入館は午後7時30分まで)
入場料[税込]:一般800円(600円)/高・大学生600円(400円)/小・中学生400円(200円)
※()内は前売および「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまの料金。
※2017年6月10日(土)~7月28日(金)まで前売券販売。
販売場所:当館窓口(休館日を除く)、 ぴあ(Pコード768-291)、 ローソン(Lコード58446)、 など。
主催:美術館「えき」KYOTO、 エリック・カール絵本美術館、 読売新聞社
協賛:大日本印刷
協力:日本航空、 催成社、 コスモマーチャンダイズィング
問い合わせ:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹・大代表)
『THE ART OF ERIC CARLE エリック・カール展』
1929年、 ニューヨーク州の町シラキュースでドイツ人の両親のもとに生まれる。
6歳の時、 家族と共にドイツに移住。 16歳でシュトゥットガルト造形美術アカデミーに入学し、 4年間学ぶ。
グラフィック・デザイナーやポスター作家としてドイツでの2年間の活動を経て、 1952年にニューヨークに渡り、 レオ・レオニとの出会いをきっかけに、 ニューヨーク・タイムズのグラフィック・デザイナーとして働いていたとき、 ビル・マーチンの子ども向けテキスト用に挿絵を頼まれたことがきっかけで、 絵本作家の道を歩み始める。