ダウン症の天才書家・金澤翔子、代表作『世界一大きい般若心経』を龍雲寺に奉納 無料で常設展示

ニュース
イベント/レジャー
アート
2017.7.19
『世界一大きい般若心経』

『世界一大きい般若心経』

画像を全て表示(3件)

静岡県・龍雲寺で8月1日から、ダウン症の天才書家として知られる金澤翔子が奉納した、世界一大きい般若心経ほかの作品の一般公開が行われる。

30歳の時に書き上げた縦4m×横16mという巨大な書の迫力は、見た者すべてが感嘆の声を上げるほど。金澤が龍雲寺に奉納したこの作品は、涅槃堂新築に合わせ、堂内に常設展示されることが決定したという。般若心経以外にも、奇跡の円相をはじめ、代表作ともいえる作品を常時観ることができる、金澤翔子美術館とも言える展示内容となっている。

なお、これらの作品は無料で一般に常時公開され、さらに、お堂内の作品や境内は写真撮影やSNS投稿も自由に行うことが可能となっている。夏休みに、是非足を運んでみてはいかがだろうか。

奉納作品を前に 金澤さん親子

奉納作品を前に 金澤さん親子

■金澤翔子プロフィール 
金澤翔子

金澤翔子

1985年東京都目黒区に生まれる。 ダウン症でありながら、 母の師事で5歳から書を始める。 20歳の時、 銀座書廊で初個展。 鎌倉建長寺、 京都建仁寺で毎年個展。 福島に「金澤翔子美術館」を開設。 27歳、 NHK大河ドラマ「平清盛」揮毫。 銀座に「銀座金澤翔子美術館」を開設。 28歳、 国体の開会式で揮毫。 天皇の御製を揮毫。 30歳、 国連本部でスピーチ。 ニューヨーク・チェコなどで個展。 
京都に「シナリー金澤翔子美術館」開設。 愛媛県立美術館、 福岡県立美術館で個展。 奈良東大寺・平泉中尊寺・熊野大社、 厳島神社・太宰府天満宮・比叡山延暦寺・伊勢神宮・薬師寺・春日大社など日本各地の社寺にて揮毫・奉納、 個展を行う。 
般若心経を10年ごとの節目に書き続けており、 30歳で書き上げた般若心経を深いご縁もあり、 龍雲寺に奉納する。 縦4m×横16mという「世界一大きな般若心経」で、 金澤翔子のまさに代表作である。

 

■浜松市の龍雲寺とは 
南北朝時代(七百年前)、 時の皇太子であった木寺宮康仁親王が東国へ下向。 当地入野に屋敷(現東墓地付近)を構え、 南西に龍雲寺を創建した。 親王は、 開山にあたり足利義満の指南役であった春屋妙葩(普明国師)を勧請開山として迎え、 第二子を第一世とした。 また木寺宮家に代々伝わる平安時代作の阿弥陀如来像(指定文化財)を御本尊として奉納した。 
時は流れ、 三方原の戦いの際に、 春屋妙葩と武田家菩提寺との縁により
武田方の味方をした木寺宮家と龍雲寺は、 家康公に攻められ御本尊と山門以外は焼失する。 以後更地であったが、 江戸元禄年間(三百三十年前)に、 万牛和尚や鳳髄丹和尚により本堂をはじめ諸堂を再建し現在に至る。 
龍雲寺庭園は第一世六百五十年遠忌にあわせ、 愛知万博や京都高台寺・建仁寺庭園などで知られ、 平成の小堀遠州と称される北山安夫氏により二年の歳月をかけ造園された。 
http://www.ryouun.com/
​■秋には金澤翔子書展も開催
10月26日~11月6日 
世界一大きい般若心経奉納を記念して金澤翔子書展が龍雲寺で開催されます。 
龍雲寺に奉納された多くの作品の他、 初出展の作品も多くご覧いただけます。 
龍雲寺と金澤翔子さんは深いご縁があり、 今回の奉納、 書展開催となりました。 
入場無料となりますので、 多くの方に翔子さんの心を感じていただき、 学びと安らぎの機会となればお寺としてこんなにうれしい事はありません。 
展覧会紹介ページ
http://www.ryouun.com/syoko.html
シェア / 保存先を選択