百戦錬磨のSOILをうならせた野田洋次郎の人間力、そしてサントラで再び新たな地平を切り開くバンドの今

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2017.8.28
SOIL&”PIMP”SESSIONS feat. Yojiro Noda

SOIL&”PIMP”SESSIONS feat. Yojiro Noda

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レアグルーヴィで大人なアンサンブルの上をジャンル感に縛られないボーカルが踊り、一度聴いたら耳から離れないSOIL&“PIMP”SESSIONS feat. Yojiro Nodaによる「ユメマカセ」。現在オンエア中の大根仁監督によるドラマ『ハロー張りネズミ』の主題歌であるこの曲の“2017年ど真ん中”なアレンジについてはもちろん、意外な顔合わせである野田との共演で得たもの、そしてSOILのオリジナルアルバムとして聴けるほどのハイクオリティーなサントラ盤『真夜中のハリネズミ Music from and inspired by ハロー張りネズミ』について、メンバーから社長(Agitator)と秋田ゴールドマン(Ba)に、その手応えをじっくり聞いた。

――以前、大根監督に取材したことがあるんですが、なかなか本当のことを言ってくれないんですよ(笑)。

社長:ま、意地悪ですよね(笑)。というか面白い方ですよね。ユーモアなのかな。

――今回、大根さんからSOILへの主題歌とドラマのサントラのお話はどういう形で依頼が?

社長:丸っとですね。細かいことは何もなく。とりあえず最初の段階では「好きなように作ってください」と。で、プラスゆくゆくサウンドトラックになるのであれば、それが僕らのオリジナルアルバムとしてちゃんと聴けるようなもので、だから一枚作るような感じで作って欲しいっていうオーダーをいただいて。まだドラマを撮り始める前だったから、台本をいただいたところからスタートでしたね。

――ラッシュ(編集前の映像素材)もご覧になってなかったんですか?

社長:作り始めてちょっとしてから、最初の撮影が終わったラッシュっぽいのをいただきました。でもその時はもう手をつけてて。

――野田さんとの主題歌から始めたんですか?

社長:主題歌はむしろ後からなんですよ。最初、主題歌はないかもって話で。後からだもんね?主題歌お願いしたいっていうのは。

――それは意外な。サントラは場面場面のテーマも設定して作っていかれたんですか?

秋田:場面場面は……結構好き勝手に。もちろんSOILを意識してるものもあるけど、SOILを意識してないものもいっぱいあって。台本を読ませてもらって、そっちのイメージで、変な言い方をすると、今回は普段できない楽しいことをいっぱい遊んでみようの回、ぐらいの感じがあったかな(笑)。

――確かにオリジナルアルバムで新しいバンド像を見せていくのとはまた違うんでしょうね。特に何を遊びました?

社長:このパッケージにまとまってるものは、比較的、真面目といいますか(笑)。

秋田:ちゃんと作った感じの。

――その真面目に作った中にも「Great Buddha」のように少々奇妙で面白い曲もありますね。

社長:みなさん、それ引っかかっていただけるんですよね。

――引っかかりますよ(笑)。

社長:あれ、結構メンバー間でも好きと言ってる人、多いですね。で、CDは19曲入りなんですけど、配信の方に遊んでるのがいっぱい入ってるんですよ(笑)。いわゆるコンプリートエディションっていう名前で38曲入りなんです、配信の方は(笑)。そっちは結構、ギター弾いてたりとか。

秋田:入れた。

社長:ディジリドゥー入れたっけ?

秋田:そう。結構楽しい、CDも配信も両方聴いてほしいよね(笑)。

社長:無茶苦茶だよね、そこまで行くと。38曲はね。

――すごいですね。コンプリートエディションも楽しみにしておきます。

社長:うん。なんかうちは全員作曲できるっていうのも強みでもあるんだけど、意外と楽器も色々できるもんで、普段やらない楽器を弾いてみたりとか。それこそ、メンバーにギターいないんですけどギターの音が入ってるとか。

秋田:何にもしてないように見えて(笑)、ものすごいいっぱい鍵盤弾いてたりとか。

社長:ゴールドマンは今回すごいいっぱいシンセ弾きましたね。

秋田:とか、トロンボーン吹いたりとか。

――ところでこの『ハロー張りネズミ』は大根さんらしいとは思うんですが、探偵もののイメージってお持ちでしたか?

社長:遡ると『スパイ大作戦』から『ルパン三世』から『探偵物語』あたりから『濱マイク』から色々ありますからね、音楽と絡んでるのは。

――『探偵物語』から『濱マイク』まで好きな世代なので、SOILで探偵モノきたー!っていう嬉しさがありました。

社長:実は林海象さんに直談判したことがあって。「次、『濱マイク』やるときは絶対、SOILでやってください」って。でも先にこれをやっちゃったから、どうかなっていうのは思いつつも、憧れはありますよね、そういうのは。

――冷静に考えてみるとインストバンドでこれだけハードボイルドというか、ノワールな雰囲気もあるバンドって、意外と他のドラマや映画でなかったのかなと思って。

社長:大根さんが最初に一つだけ例えに出したのが、ショーケンさん(萩原健一)の『傷だらけの天使』だったんですよね。

秋田:世界観的な話だったよね。

社長:かっこいいんだけど、男のダメなところがある、みたいな(笑)。

――インストに関して言えば、かっこいい部分もダメな部分もありっていうのは、それはもうイメージですよね。

社長:そうですね。我々なりにというか、撮影と並行しての作曲だったから。ま、逐一撮ったものは見せていただきながら。やっぱ映像ができあるとどんどん主人公の心情とか、キャラクターもわかってくるから、それに合わせて肉付けをして行ったりもしましたしね。

もう、会った時に出来上がったぐらいの匂いはあったよね? こちらはそう思いました(笑)。曲はまだ全然ない状態だったんですけど。(秋田)

――そして野田さんとのコラボレーションですが、ボーカリストを野田さんにというのも大根さんからの提案だったんですか?

社長:はい。

――みなさん一堂に会したんですか?

社長:一堂に会しましたね。撮影所に行って。でも集まって、顔合わせしてなんかちょっと話して、“じゃ、そういう感じで”ぐらいのタイム感でした。

秋田:もう、会った時に出来上がったぐらいの匂いはあったよね?

社長:そうね。

――え? どちらがですか?

秋田:こちらはそう思いました(笑)。曲はまだ全然ない状態だったんですけど。

社長:というのも、今まで接点がなかったんですよね、野田くんて。若干、フィールドも違う方だったから。で、主題歌をお願いしたい、ボーカリストを立てて、というところで、誰がいいんだろう?って我々も考えたんだけど、監督から「野田くんどう?」って。もう、思いもしなかったから「そこ行けるんですか!?」っていう。一応、監督的には“この曲を主題歌にしたい”っていうのはあったらしいんです、我々が提出したデモの中に。で、「これがいいんだったら、こんなデモありますけどどうでしょう?」って提案したのが、今回の「ユメマカセ」だったんですよね。

――この曲はもう、ジャスト、ジャイルス・ピーターソン的というか。

社長:でしょう?(笑)

――アシッドジャズですね。

社長:アシッドジャズですよね。僕らと同世代の方はピンときてくださるのかなと(笑)。

――曲調に驚くとともに歌始まりなのもびっくりしました。

社長:それもね、大根さんアイディアというか。まだアレンジとか詰める前の最初の方のデモの段階で、野田くんが仮歌を乗っけてきてくれたデモがこういう状態だったんです。前奏ナシでいきなりサビからっていう。で、監督はそれを聴きながらエンディングロールのシーンを作ってたものだから、曲が出来上がっていくにつれ“もう違う”と。きれいになりすぎてる、と。だから、デモに近づけていくという作業があったんですね。なので、あのちょっと変わった始まりなんですよね。

秋田:いいよね、でも。

社長:ねえ?

――人と何かを作るときも、いい意味でちょっと無謀なことをやる人っていう印象が野田さんにはあるので、裏切らないなぁと思いました。

車中:うん。野田くん、デモを上げてくれるのがものすごく早かったし、完璧なデモを早く上げてきた感じだよね。

 

――今回コラボレーションする前に、野田洋次郎さんやRADWIMPSに対するイメージってありましたか?

社長:ま、やっぱり「前前前世」のイメージは割と大きかったですよね。でもその前に、僕は結構、言葉を詰めて歌う人だなっていう印象があって。ちょっとラップっぽいよねっていう認識があったんですよね、野田くんの歌い方って。だからこの曲に対して、それこそアシッドジャズの、歌とラップが交互に出てくるような、ああいう感じになったらいいなと思って。作曲をする段階で、結構詰めたメロディを提案したんだけど、その意図をたぶん汲み取ってくれたんだと思う。いつもの歌よりもちょっとラップっぽい韻の踏み方とかもしてくれてるし。なんか、その意図は間違ってなかったかなぁと思いますよ。

――そう考えると、この歌詞が乗ってることがすごいですね。

社長:もちろん多少トリートメントしてくれてますけど、基本、書いたメロディを忠実に。でも実は野田くん、他人が書いた曲を歌ったものを世に出すのはこれが初めてみたいで。

――歌詞が上がってきた時や歌が入った時、どういうところに驚く部分がありましたか?

社長:この<おいらは運の悪い方>からのこの3ブロック、12小節が見事だなと思いますね。デモの段階から変わってないですからね、歌い方も。で、やっぱり大根監督もメールのやりとりの段階で、これがいいところだと、主人公の心情はまさにこういうことだ、と。

――<運の悪い方><死なずに生きてこれちまった>ってういのはドラマに近い方で、この「ユメマカセ」ってカタカナのタイトルや、君の歌は風まかせなんだけど、その風は夢まかせで、夢は僕まかせにしちゃって良くない?っていう三段活用の歌詞が(笑)。

社長:すごいですよね。見事なサビですよ。

――彼のオリジナルにはない感じの色気かなと思いました。SOILはこれまでにも椎名林檎さんやいろんなボーカリストの方々と共演されていますが、みんなそれぞれ突出した人ばかりじゃないですか。そういう中でも野田さんはどういう表現者だったんでしょう?

社長:なんかすごい、人間としてのレベルが全部違うなっていう。この曲の資料の原稿に、“怪物”っていう表現で僕は書きましたけど。レベルが違うなぁと思って、表現者として、フロントマンとして。歌詞の世界観もそうだけど、レコーディング当日の歌唱のレベルの高さとか、それを表現するスキルだったりとか。

秋田:あと、人間力も。

社長:人間力もだね。

秋田:頑固だけど謙虚、みたいな。ものすごく自分の意見を持ってるんだけど、ちゃんと周りのいうことも聞くことができる。なかなかそれできないからね。すごいなと思った。

社長:なんかやることなすこといちいちすごい!っていう。だって、ミュージックビデオを撮った時も、ダンスのシーンがあって踊っていただいたんだけども、踊りも素敵でしたからね。現代舞踊、ピナ・バウシュのステージを見てるみたいな、指先まで綺麗でびっくりですよ。

――<おいら>っていう一人称も新しいなと思いましたし。

秋田:新しいけど、普段使ってるようにも聴こえてしまうぐらいの歌のインパクトがありますし。

――この共演をしてみて、バンドに対するフィードバックはいかがですか?

社長:メンバー以外の方との仕事は、新しい勉強ができることがたくさんありますからね。今回は何だろうな? 全部だな。僕、デモのクオリティの高さと仕事の早さってところがまず最初にすごいびっくりしたから、スタートから“おおっ!”ってやられちゃった感じなんです。

――音楽作りをしてらっしゃる方の基準からして、どれぐらい早かったんですか?

社長:これと、もう一個あった方のデモに関しては、送った翌日でしたよ、仮歌まで録ってきてくれたのが。その時、野田くんはアジアツアーに出てて、出先でちょっとイメージ膨らませてくれて、「帰り次第送ります」っていう感じで。帰国した翌日にもうそれが届いたんです。多分、帰ってそのまま録ってくれたんじゃないかなって予想をしてるんですけど。それぐらいスムーズに仕事を進めるプロフェッショナリズムはすごいなぁと思いますね。

――人間力のある人と仕事をすると影響力ありますよね。元気になれるというか。

社長:やっぱ否が応でも、クオリティの高いもの作ろうと思うし、そういう姿勢でフィーチャリングに応えてくれてるから、お迎えする方としてはやっぱりそれ以上のクオリティの仕事をしなきゃっていうのもあるし。この制作の間、あまり家にも帰れないような結構タフなスケジュールだったんですね。

秋田:寝る時間もあんまないぐらいで。

社長:でも、全然良いかなと思える感じだったんですよね。そういうことがあるとね。

秋田:楽しかった。

社長:楽しかったね。

――極論ですが、歌っているのが野田さんということを差っ引いても、非常に今年らしい楽曲でもありますね。

秋田:1話のエンディングで、事件が解決してその次の依頼者が来てた、その人が深田恭子さんで、パッと振り向いた瞬間にこの曲がバン!て流れるのを初めて見たときに泣きそうになった(笑)。

社長:ははは。あれは嬉しかったねぇ。

――それは話の流れに合ってたというところもあるんですかね?

社長:それもだし、大根監督がこの曲をすごく愛してくれて、最大限活かす、活かし方をしてくれてるっていう。で、そのデモを聴きながら俳優さんたちが踊ってる、そんなに贅沢に音楽を前面に出すドラマもあんまりないじゃないですか。それは嬉しいですよ。

これが充電期間明け、5人体制での初めての作品になるので。またちょっと違うSOILの音をこれから作っていく、その序章としてのアルバムでもあるので。大事な一枚なんですよね。(社長)

――今回のサントラを作ったことで、バンドへのフィードバックとしては何が大きかったですか?

社長:今回これが充電期間明け、5人体制での初めての作品になるんですよね。今までやってきたことのその先にあるものなんだけども、またちょっと違う5人のSOILの音をこれから作っていく、その序章としてのアルバムでもあるので。大事な一枚なんですよね。で、このまた次の制作にも取り掛かろうとしてます。

秋田:14年経った今、なぁなぁになり得る人間関係をより親密にすることができた作品じゃないかなと、僕は思ってますけど。

社長:ですね(笑)。

――久々の曲作りやセッションが楽しかったということでもあるんですね。

社長:で、一緒に作るものもあれば、分業的な時間もあって、曲によって作曲した人がある程度仕上げるみたいな、そういう新しい作り方というか。

秋田:その間、俺はこれを頑張ってるから、そっちはこれを頑張ろうとか。なんかそれがよかったんだよね。

――作曲者のアイディアで進んでいくという。

社長:で、みんなそれを信頼してついていく、みたいなね。

――そしてまずは1回、生で聴きたいですね、「ユメマカセ」を。

社長:その辺は追々発表します。

秋田:何より俺らがやりたいからね?

社長:そうだね。

―― 一瞬で終わりそうですよ? この曲。みんな瞬きできないんじゃないでしょうか(笑)。

秋田:じゃあオープニングとエンディングとアンコール、3回やろう(笑)。


取材・文=石角友香

 

 

 

リリース・配信情報
「ユメマカセ EP」
ユメマカセ EP

ユメマカセ EP

2017年8月2日発売 ※配信限定
M1ユメマカセ/ SOIL&"PIMP"SESSIONS feat. Yojiro Noda
M2ハロー張りネズミのテーマ/ SOIL&"PIMP"SESSIONS
 
iTunes Store、レコチョク、moraなど主要配信サイトにて配信中
<iTunes Store>
https://itunes.apple.com/jp/album/id1260855872?app=itunes&ls=1
<レコチョク>
http://recochoku.jp/song/S1005388860/
<mora>
http://mora.jp/package/43000005/VEAWA-34495/

シングル SOIL&"PIMP"SESSIONS feat. Yojiro Noda「ユメマカセ」

2017年8月23日(水)発売
VICL-37318 ¥1,200+税
★初回生産限定スリーブケース仕様/通常盤 
<収録内容>
1. ユメマカセ / SOIL & "PIMP" SESSIONS feat Yojiro Noda 
※TBS系 金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』主題歌
2. CRAWLIN' / SOIL & "PIMP" SESSIONS
3. ハロー張りネズミのテーマ(真夏のハリネズミ) / SOIL & "PIMP" SESSIONS
4. ユメマカセ(Instrumental) / SOIL & "PIMP" SESSIONS

アルバム『真夜中のハリネズミ Music from and inspired by ハロー張りネズミ』

2017年8月23日(水)発売
[CD] VICL-64835 ¥2,500+税
★初回生産限定スリーブケース仕様
<収録内容>
1. ハロー張りネズミのテーマ
2. 人生
3. Blow Up
4. Under The Red Mound
5. Great Buddha
6. Reasoning
7.この静寂の中で
8. Puzzle
9. On The Lotus
10. Feel Nothin’
11. Soilent Remedy
12. Magnetic
13. The Man From A.K.T.K.
14. Rambling Pass
15. Blue Sky
16. Love Step
17. ハロー張りネズミのテーマ 〔グッドナイト・ハリネズミ ver.〕
18. All Over Again
19. ハロー張りネズミのテーマ 〔真っ昼間のハリネズミ ver.〕

アルバム『真夜中のハリネズミ Music from and inspired by ハロー張りネズミ [COMPLETE EDITION]』

2017年8月23日発売 ※配信限定
<収録内容>
1. ハロー張りネズミのテーマ
2. 人生
3. Blow Up
4. Under The Red Mound
5. Great Buddha
6. Reasoning
7. この静寂の中で
8. Puzzle
9. On The Lotus
10. Feel Nothin'
11. Soilent Remedy
12. Magnetic
13. The Man From A.K.T.K.
14. Rambling Pass
15. Blue Sky
16. Love Step
17. ハロー張りネズミのテーマ(グッドナイト・ハリネズミ ver.)
18. All Over Again
19. ハロー張りネズミのテーマ(真っ昼間のハリネズミ ver.)
20. ハロー張りネズミのテーマ(昼下がりのハリネズミ ver)
21. What About
22. Once in a Lifetime 
23. Raindrops
24. Fall in Love Too Easily
25. Heartful
26. Doubt
27. Reminiscence
28. Kodo
29. 柱
30. Friction
31. Converge
32. John Zombie
33. Jinari
34. Dakara?
35. Old Paper
36. Explorer
37. Another Sky
38. Flower of Children
 
iTunes Store、レコチョク、moraなど主要配信サイトにて8月23日より配信
<iTunes Store>
https://itunes.apple.com/jp/album/id1267750208?app=itunes&ls=1
<レコチョク>
http://recochoku.jp/artist/2000859403/
<mora>
http://mora.jp/package/43000005/VEAWA-34550/

【ドラマ情報】
TBS系 金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』
放送:TBS系列2017年7月14日スタート毎週金曜よる10:00~10:54
オフィシャルサイト:http://www.tbs.co.jp/hello-harinezumi/

 

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