B.LEAGUEに1発勝負のトーナメント戦! EARLY CUPが9月1日にスタート
「B.LEAGUE EARLY CUP 2017」の記者発表が8月24日にお台場で行われた
B.LEAGUEによる初の公式トーナメントカップ戦となる、「B.LEAGUE EARLY CUP 2017」の記者発表が8月24日にお台場で行われた。
「B.LEAGUE EARLY CUP 2017」はB1所属16チーム、B2所属8チームの計24チームを、関東、関西、東海・北陸、東北の4地区に配分。地区最強の称号をかけて戦うトーナメント戦で、五輪やW杯と同様に絶対に負けられない、短期集中の一発勝負が見どころとなる。長丁場のリーグ戦とは異なる魅力を提供したいという、新たな試みだ。
記者発表にはB.LEAGUEの大河正明チェアマンのほか、9月1日に開幕する「KANTO EARLY CUP」出場チームよりアルバルク東京の田中大貴、川崎ブレイブサンダースの辻直人、サンロッカーズ渋谷の広瀬健太、横浜ビー・コルセアーズの湊谷安玲久司朱ら各選手が参加。スペシャルパフォーマンスで大会を盛り上げる、タップダンサーのHIDEBOHらも応援に駆けつけた。
■激戦「KANTO EARLY CUP」出場チーム。早くも火花散らす
B.LEAGUEの大河正明チェアマン
檀上ではまず大河チェアマンが「B.LEAGUE EARLY CUP」新設の理由と、その見どころについて語った。
「『B.LEAGUE EARLY CUP』はリーグ戦、天皇杯と並ぶ3大タイトルのひとつとして位置づけている。将来的にはB1、B2の全チームが参加し、海外チームも招待して真の王者を決める大会にしたい。創設1年目のB.LEAGUEは“ブレイク・ザ・ボーダー”がテーマだったが、2年目はこれにビルドアップを加えていく。強くたくましく進化を続ける、B.LEAGUEを見て欲しい」
そのほか、各選手が「B.LEAGUE EARLY CUP」出場に向けての思いを語っている。田中大貴が記念すべき初タイトルに向けての意気込みを話したほか、昨年はファイナルに進みながらも準優勝と悔しい思いをした辻直人は、初代チャンピオンを目指す熱い思いを語った。湊谷安玲久司朱は関東を制して、リーグ戦に勢いをつけたいと話している。また、広瀬健太からはこんな一言も。
サンロッカーズ渋谷の広瀬健太
「競合揃いでリーグ戦のことを考えると手の内は見せたくないというのが本音だが、一戦必勝でタイトルを獲りにいきます」
「KANTO EARLY CUP」では昨シーズンのチャピオンシップ出場5チームが顔をそろえており、激戦が繰り広げられるのは必至。選手たちは早くも火花を散らせていた。
■ゲームだけじゃない。スペシャルパフォーマンスにも要注目
会場ではタップやアクロバット、太鼓が融合したパフォーマンスを披露
「B.LEAGUE EARLY CUP」はリーグ戦にはないバスケットボールの魅力を提供するのはもちろんのこと、“エンターテイメント性の追求”を掲げるB.LEAGUEの方針の下、ゲーム+αのお楽しみも用意されている。記者発表では、「KANTO EARLY CUP」の毎試合前に行われるスペシャルパフォーマンスも披露された。
パフォーマンスはタップダンスの第一人者・HIDEBOHの演出の下、唯一無二のリズムエンターテイメント集団の「激団 HIGUCHI」、リオ五輪閉会式で話題を呼んだ男子新体操の「BLUE TOKYO」、ミスコン出身者を中心とした女性和太鼓ユニット「Queen Beat」がコラボ。タップやアクロバット、太鼓が融合した、これまでにない斬新で迫力のあるパフォーマンスが展開された。
タップダンスの第一人者として知られるHIDEBOH
「『走れバスケ少年』をテーマにまったく別の世界のパフォーマンスが一つになる。バスケットとエンタメが融合した新しい世界を楽しんでもらいたいですね」と檀上でHIDEBOHは話している。ゲームはもちろん、試合当日はスペシャルパフォーマンスも見逃せなさそうだ。
「B.LEAGUE EARLY CUP 2017」は9月1日より、全国各地で地区トーナメントを実施。各会場でチアによるパフォーマンスやステージ、ハーフタイムショーなどが予定されているほか、大会にあわせてグルメイベントなども行われる。