SPYAIR、高橋みなみ、androp、miwa、Fifth Harmonyが集結!過去最高4,170 人の参加者を前に“お金では買えない”パフォーマンス
SPYAIR
9月2日(土)、『RockCorps(ロックコープス) supported by JT 2017』のプロジェクトを締めくくるライブイベント “Celebration”(セレブレーション)が、千葉県千葉市の幕張メッセで開催された。
『RockCorps』は 2003 年にアメリカでソー シャル・プロダクション・カンパニーとして誕生。「4時間のボランティア活動をすると、アーティストライブのがもらえ る」というシンプルな仕組みで、これまで世界 10 か国 37 都市で人々の社会貢献活動への参加を推進してきた世界的一大ムーブメントとなっている。過去には、レディー・ガガやリアーナ、カーリー・レイ・ジェプセンなど、人気アーティストも参 加し、“セレブレーションに”出演。日本での開催は今回で 4 年連続 4 回目の開催となった。
“セレブレーション”当日、開催を直前に控えた午前中には、『RockCorps supported by JT 2017』の最後のボランティア イベントが千葉県千葉市の若葉三丁目公園にて行われた。このボランティアプログラムでは、RockCorps supported by JT史上最大の595人が参加。悪天候にも関わらず公園内の清掃に汗を流し、4時間の活動に取り組んだ。SPYAIRのファンという20代の男性は「“セレブレーション”のために北海道から来ました!もうワクワクしていますが、ボランティアをし て心も体も気持ちよく参加したい!」と“セレブレーション”開催が待ちきれない様子だった。そして午後 1 時。いよいよ開 演した“セレブレーション”には、“4時間のボランティア”という共通の経験を持つ4,170名が集まり、日本開催にて過去最 高の参加者数に上った。昨年に続き MC を担った公式アンバサダーの高橋みなみが「みなさん、とっても楽しみにしてい ましたよね!?みんなで一緒に盛り上がりましょー!」と会場を盛り上げるなか、それに応えるように SPYAIR、androp、 miwa、Fifth Harmony、そして高橋みなみ自身も圧巻のパフォーマンスを披露した。
10時にSideFieldが開場すると、ボランティア時の集合写真が並べられたパネル展示ブースには多くの人が集り、自身 が参加したボランティアでの思い出とともに、RockCorps に対する思い思いのメッセージが多く集まった。また、ボランティ ア時に配布される T シャツを着用したお客さんが多く、一緒にボランティアイベントに参加した仲間との再会を喜び合い、会場はセレブレーション開演前に、早くも熱気に包まれていた。そして、『RockCorps supported by JT 2017』を締めくくるライブイベント“Celebration(セレブレーション)”が 13 時に幕を開けた。
高橋みなみ・ケリー隆介
開演前、昨年に引き続き、DJ NANASHIMA がパフォーマンスを行い、セレブレーションの開幕に花を添えた。その後、セレブレーションのMCを務める公式アンバサダーの高橋みなみが登場すると、観客から大きな歓声があがった。高橋みなみは「初めての首都圏での RockCorps、みなさんで目一杯楽しみましょうー!」と観客を盛り上げ、また、「ボランティア をした人でないと来られないライブなのです!みんなで盛り上がろうー!」と、この特別な日を楽しんでほしい想いを語った。
androp
SPYAIR
SPYAIR
SPYAIR
SPYAIR
“セレブレーション”のトップバッターを飾ったのは、数々の人気アニメの主題歌を歌い、来年には全国ツアーを控える人気絶頂の4人組ロックバンド SPYAIR。ステージに登場すると、「Are you ready?RockCorps!」と観客を煽り、アニメ主題歌として人気の「現状ディストラクション」「イマジネーション」を続けて披露した。観客は手を挙げて応え、熱い盛り上がりを見せた。ボーカルのIKEは「今までボランティアをやったことはなかったから、こんな素敵なきっかけは嬉しい。このイベントがきっかけで、初めて(SPYAIR)のライブに来た人もいるかもしれない。そんなRockCorpsを通した素敵なことが、長く、10 年、15 年と続いていって欲しい」と改めて RockCorps への想いを熱く語った。
高橋みなみ
次に登場したのは、昨年から「RockCorps supported by JT」の公式アンバサダーを務め、“セレブレーション”のMCも務める高橋みなみ。今年初めてRockCorpsのアーティストとして参加する高橋の登場に、会場からは大きな歓声が上がった。高橋は「今年で2回目のRockCorpsなのですが、(昨年は歌わなかったので)ずっと“セレブレーション”の一体感が 羨ましいと思っていた!」と笑顔で告白。新曲「孤独は傷つかない」から始まり、計 3 曲を披露。最後の曲「錆びたロック」 が始まると、「先ほどのSPYAIRさんのとき、皆さん持ってましたよね……タオル!忘れられないRockCorpにしましょう!」と観客に呼びかけ、観客と一緒にタオルを回しながら歌い上げ、会場が一体感に包まれた。
androp
androp
続いて、幻想的で完成度の高いライブで人気のロックバンドandrop が登場した。「今日は、ボランティアをして“セレブレーション”に来たみんながスターです。僕たちは、みんなの心が繋がるように音楽を鳴らします。楽しんでもらえるように 音楽で返したいと思います」と本日のライブの意気込みを語ったボーカル&ギターの内澤崇仁。人気曲「Star」の演奏が 始まると、androp が奏でる音に観客は酔いしれた。
miwa
andropのライブの興奮冷めやらぬまま、国内アーティスト最後に登場したのは幅広いファン層から絶大な支持を誇る、シンガーソングライターのmiwa。「こうやってボランティアをして、みなさんとの輪が繋がるって、いいなと思います。初めてライブに来た人も、ぜひ楽しんでくださいね!」と観客に語りかけた。また、miwaのステージの中でandrop内澤がサプ ライズで出演、miwaと内澤が共作で作った「アイオクリ」をパフォーマンスするという希少価値の高いコラボレーションが実現した。この「アイオクリ」は、今年2月に公開された映画『君と100回目の恋』の劇中歌。映画、及びオリジナルは坂口健太郎が歌唱し、LINE MUSIC で月間一位を取るなど今年の頭にヒットした楽曲だ。miwaと内澤のコラボレーションは音源化もされておらず、今年のmiwaアリーナツアーの名古屋公演で一度だけ実現した組み合わせで、観客にとっては貴重な時間となった。なお、このアリーナツアーの映像商品(さいたまスーパーアリーナでの収録)は 9月27日に発売となる。(miwa-web.com/" target="_blank">http://www.miwa-web.com/)
miwa
miwa
同イベントのラストステージは、世界的大ヒットを数多く生み、テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデが絶賛するガー ルズ・グループ・Fifth Harmonyが飾った。割れんばかりの歓声が上がるなか、パワフルなダンスで有名な「BOSS」からライブがスタート。Fifth Harmonyはステージ上を大きく動き回り、会場を盛り上げた。「ダイスキー!」と日本語で観客に呼びかけ、「ボランティアをして、今セレブレーションで一緒に楽しめることをとても誇りに思います」と真剣な表情で一 人ひとりに語りかけた。最後に、日本でも大ヒットとなった「Work from Home」と「Down」」の 2 曲を披露したFifth Harmonyの4人は、手を繋いだ互いの手を挙げ、「アリガトウゴザイマシタ!」と日本語で挨拶。熱い言葉とパワフルな曲で最後まで会場の観客を魅了し、「RockCorps supported by JT 2017」を締めくくった。
フィフス・ハーモニー
フィフス・ハーモニー
フィフス・ハーモニー
フィフス・ハーモニー
フィフス・ハーモニー
最後にステージに登場した高橋みなみが「みなさん!ボランティアお疲れ様でした!日本ではまだまだボランティアを 必要としている場所があります。これからも、みなさんのご協力よろしくお願いします!」と、“セレブレーション”までを振り 返り、観客全員が“4 時間のボランティア”という共通の経験を持つ本イベントは、他のイベントにはない一体感に包まれた中、幕を閉じた。
インタビュー
RockCorps CEOスティーブン・グリーン
――日本で 4 回目の開催にあたり、現在どのような心境ですか。
毎年、今日という日が一番の楽しみです。今年もボランティアを通して多くの人に出会いました。こういった繋がりは本当に素晴らしいですね。
――RockCorps の最大の魅力はどこにありますか。
『Give,Get,Given』(与えて、初めて与えられる)というコンセプトにあるように、 4 時間のボランティアをすると、“セレブレーション”に行けるという仕組みです。実際にボランティアに参加して、与えられることを感じれる。目的が“セレブレーション”じゃなくても、4時間のボランティアで“繋がりや仲間”といった 何か心に残るものを感じることができるのがRockCorpsの魅力です。
――参加者へのメッセージをお願いします。
シンプルに……。Thank you!今日は楽しんで!RockCorpsは単なる始まりです。ボランティアを続けるかはあなた次第です!
SPYAIR
――ステージを終えての感想を教えてください。
IKE:お疲れさまです!最高でした!一番最初にステージあがるって緊張するんですが、みんなの雰囲気でほぐれました。
――ボランティアを体験していかがでしたか。
KENTA:(音楽が)ボランティアのきっかけになるってすごい。敷居の高いものと思ってたけど、みんなと話せてよかったです。敷居なんて気持ちで変わるね。
UZ:音楽とボランティアが繋がるって初体験。ロック好きとボランティア好きが繋がるって新しいね。
IKE:SPYAIRを知っている人と草むしりのボランティアをしたのですが、普段聞けないことが聞けました。また会おうね!って別れたけど、1つのことを皆でやって、また集まるの RockCorps以外にないよね!
Androp
――ステージを終えての感想を教えてください。
前田:初 RockCorps だったのですが、みなさんがすごく温かかったです。そんなみなさんの前でライブできて嬉しかったです。
伊藤:ボランティア一緒にやった仲間と、だもんね。楽しかった。
内澤:なかなかない経験でした。楽しかったです。お金で買えないだからこそ意味があると思います。
――他のライブイベントとは、違う感覚はありますか。
内澤:「繋がり」をすごく感じました。人との繋がり。ライブもすごかったです。(参加者の方々も)今回、RockCorpsに参加して、ライブに来てくれたことで、今後世の中のためになる行動のきっかけになったのじゃないかと思います。
Fifth Harmony
――これからステージに立つ意気込みを教えてください。
ダイナ:日本で 3 回目のライブです! 毎回、日本で歌えるのを楽しみにしています!
全員:そう!これからとても楽しみです!
――ボランティアに参加してみていかがでしたか。
ノーマニ :すごく有意義で楽しかったです。ファンと一緒にボランティアできて本当に楽しかった! 今日はボランティアに参加してくれて、“セレブレーション”に来てくれた人のために心を込めて歌います!
高橋みなみ&ケリー隆介
――ステージを終えての感想を教えてください。
ケリー隆介:一体感がすごかったです。Rock Corps はボランティアという目的を共有しているから、 すごい一体感を体験できました。
高橋:アーティストとしては初めてのライブだった(司会としては 2 回目)のですが、すごい一体感!! (ライブは)初めてだったので緊張していたのですが、それを吹き飛ばしてくれる程の熱量でした。
――他のライブイベントとは、違う感覚はありますか。
高橋:誰かのために行動する、きっかけを作る RockCorps は、やっぱり素晴らしいですね! 水ナスの苗植えをしたボランティアを一緒に行ったことで、参加者との間に絆が生まれましたから。
ケリー隆介:初対面の方々と、4 時間もの共同作業ですからね。私も福島での古民家再生ボランティアに 参加させてもらいましたが、会話も弾み、とても楽しかったです。