『エイリアン:コヴェナント』プロローグ 『プロメテウス』ショウ博士とアンドロイド・デヴィッドのその後を描いた特別映像を公開

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2017.9.22
マイケル・ファスベンダー (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

マイケル・ファスベンダー (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

公開中の映画『エイリアン:コヴェナント』から、前作『プロメテウス』との間の時間を描いたプロローグ映像が解禁された。

『エイリアン:コヴェナント』は、1979年に誕生した『エイリアン』のリドリー・スコット監督が38年の時を経てメガホンをとるSF映画。『プロメテウス』に続いてシリーズの原点を描く作品だ。同作では滅び行く地球から脱出した宇宙船コヴェナント号の乗組員たちが、人類移住計画を託されて発見した惑星で、想像を超える脅威に遭遇する姿を描く。同作でスコット監督は、「誰がエイリアンを創造したのか?」というシリーズの根源となる謎に答えを提示しているという。


特別映像で描かれているのは、2093年を描いた『プロメテウス』と2104年を描いた『エイリアン:コヴェナント』の間に、エリザベス・ショウ博士(ナオミ・ラパス)と、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)がどう過ごしたのかが垣間見えるプロローグ映像だ。『プロメテウス』では、プロメテウス号の唯一の生存者となったショウ博士が、デヴィッドの頭部を回収し、巨大宇宙船を起動して、エンジニアの母星に旅立つところまでが描かれた。今回の特別映像では、デヴィッドがショウ博士によって修復され、「これほど深い思いやりを人間から受けたのは初めてだった」と語りかけるシーンも収められている。しかし、ショウ博士がエンジニアの星への到着に備えて冷凍睡眠に入ると、デヴィッドは「見るがいい 私の業を そして絶望を」と意味深な言葉を発する。

新旧2体のアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーは、「『プロメテウス』と地続きの世界にある作品であることは間違いない。ただ一つ言えることは『プロメテウス』では“エンジニア”が紹介され、重要視されたが、本作では彼らの出番はそれほど多くない。本作は『エイリアン』の方に近いかもしれない。しかも、始まるとすぐに容赦なしだからね」と明かす。そして、「『プロメテウス』でデヴィビッドを演じた時には、シリーズのアンドロイドは、全く参考にしなかったんだ。ただ本作の撮影に当たっては、『エイリアン』と『エイリアン2』を観てこれら2作品のアンドロイドを参考にしたよ」と、劇中での2体の関係のヒントになるような発言も。果たして、宇宙船の中でエンジニアたちの技術や知識を学んだというデヴィッドは、“その星”で何を行ったのか。

映画『エイリアン:コヴェナント』は公開中。

作品情報
映画『エイリアン:コヴェナント』
 
監督:リドリー・スコット  
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン
【ストーリー】
人類の植民地となる惑星オリガエ6への移住計画のために、2000人の男女を乗せて地球を旅立った移住船コヴェナント号が、航海中に宇宙空間で大事故に見舞われる。修復作業中に奇妙な電波を受信したクルーは、発信元の惑星を調査することに。やがて事故で夫を亡くした女性乗組員ダニエルズやアンドロイドのウォルターらが降り立ったその惑星は、自然環境が地球と極めて似通っていた。しかし美しい“宇宙の楽園”のように思われた未知の惑星には、あの凶暴な生命体エイリアンをめぐる恐ろしい秘密が隠されていた。
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alien/
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