打倒セカオワ!川谷絵音が小籔、くっきー、tricot中嶋、新垣隆とバンド活動
ジェニーハイのメンバー。
川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End)が、小籔一豊(Dr)、くっきー(B / 野性爆弾)、中嶋イッキュウ(G, Vo / tricot)、新垣隆(Key)からなるバンド・BAZOOKA!!!バンド(仮)に加入することが決定。5人はバンド名を「ジェニーハイ」とし、活動をスタートさせる。
これは、本日10月16日(月)にオンエアされたBSスカパー!のドキュメントバラエティ「BAZOOKA!!!」の中でアナウンスされたもの。BAZOOKA!!!バンド(仮)は番組の知名度を上げるため7月の放送で始動したプロジェクトで、川谷はプロデューサーとしてこのバンドと共に有名音楽番組への出演や音楽フェスへの参加を目指していたが、今回リードギターとしてバンドに参加することになった。
番組放送前に東京都内で行われた会見で、小籔は川谷加入の経緯について「リードギターを探していたんです。そうしたらえげつない人が決まりまして」と説明。「プロデューサーを引き受けてくれただけでももったいないくらいなのに、演奏力、話題性、個人的な友達具合も含めて最強のギターに決まって」と語った。バンド加入を引き受けた川谷は「プロデューサーをやるのもギターを弾くのもあまり変わらないし、誰かにお願いするほうが逆に大変だと思って」と思いを語る。今後はジェニーハイのプロデューサー兼ギタリストとして活動をすることになり、中嶋と新垣は「大変心強いです」と声をそろえた。
プロジェクトに関わることになった当初は「なんだこれと思っていた」と率直な思いを明かした川谷だが、「プロデュースは大好きだし、すごくいいバンドになる気がした。それに音楽をやっていない人のプロデュースのほうが、力量を問われるじゃないですか」と言って腕を鳴らす。楽曲の発表は2018年春頃を目標としているといい、音楽の方向性について記者に問われると「コンセプトを決めずにいこうと思っている」と返した。
個性豊かなバンドの面々は短い会見の中でもそれぞれのポテンシャルを存分に発揮。ベースを担当するくっきーは尊敬するベーシストを問われて「現時点で『佐賀県』と『POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~』しか弾けなくて、この2曲を猛練習してる。なので尊敬するベーシストははなわさん」と答える。またオーディションに「ギリギリ受かって」バンドに入ることになったという新垣が「ぜひ入りたいと、オーディションを受けさせてもらって……」と発言すると、小籔がすかさず「謙虚すぎて嘘ついてる!(笑) あなたもう、前に1回大きな嘘ついたでしょう!?」とツッコむ。また新垣は会見場の盛況ぶりに「今日の記者会見は人生で2番目に大きな記者会見です……」としみじみ語って会場の爆笑を誘っていた。
小籔はバンドメンバーについて「はっきり言って、話題性を狙っている部分は大いにあります。ただ僕は大きな騒動になる前からゲスの極み乙女。の音楽をバンドでカバーしていたし、『すごい人やな』と思っていたんです。すごいメンバーの皆さんに追い付く勢いで、僕も真摯に取り組みたいし、楽しくバンド活動をして、お客さんに楽しんでもらえたら」と語る。最後にバンドとしての目標を問われると、小籔は「ウチの嫁さんがめっちゃSEKAI NO OWARIが好きなんです。旦那としては嫉妬するんで、SEKAI NO OWARIをやっつけたいなと思います!」と宣言し、会見を結んだ。