新小結の21歳に注目！ 大相撲九州場所の番付が発表

11月12日（日）より開幕する大相撲九州場所（福岡国際センター）の番付表が、日本相撲協会より発表された。

注目は新小結へと昇進を果たした阿武咲（おうのしょう）。新入幕となった5月の夏場所から3場所続けて10勝を挙げ、一気に“三役”へと昇りつめた期待の星だ。1996年7月生まれとまだ若く、今後の活躍に期待がかかる。

先場所で通算9度目の優勝を果たし、“1人横綱”としての意地を見せた日馬富士（はるまふじ）が東の横綱に座る。一方で同じ伊勢ヶ濱部屋の照ノ富士（てるのふじ）は先場所を途中休場した結果、2場所連続負け越しとなり関脇に転落。1場所での大関復帰をかけ、10勝以上の勝ち星を狙っていく。

その他では追手風部屋の大奄美（だいあまみ）が唯一新入幕を果たしたほか、39歳の安美錦（あみにしき）が返り入幕している。先場所は3横綱2大関が休場するという波乱の場所となったが、2017年を締めくくる九州場所ではどんなドラマが待っているのか。注目の15日間がいよいよ始まる。