『あの花』『ここさけ』の岡田麿里初監督作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』情報一挙解禁
(c)PROJECT MAQUIA
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013公開)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015公開)の脚本を務めた岡田麿里が監督・脚本を務める最新作『さよならの朝に約束の花をかざろう』の本ポスター&本予告&ストーリー&声優キャスト&主題歌情報が一挙解禁された。
公開された本ポスター (c)PROJECT MAQUIA
主人公は10代半ばで外見の成長が止まり数百年生き続ける、通称“別れの一族”と呼ばれるイオルフ族の民マキア。そして、幼くして両親を無くした男の子エリアル。見た目の変わらぬマキアと、歳月を重ねていくエリアル。色合いを変えていく二人の絆の物語となる本作。
見た目が変わらず数百年生き続けるという難役マキアを演じたのは、今年デビューを果たし『クジラの子らは砂上に歌う』などに出演する新人・石見舞菜香。その他入野自由、茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、久野美咲、杉田智和、平田広明などが出演する。キャラクター原案は『ファイナルファンタジーXIV』『ニーアオートマタ』などを手掛けた吉田明彦が手がけ、アニメーション制作は『花咲くいろは』『凪のあすから』を制作したP.A.WORKSが担当し、作品に息を吹き込む。
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主題歌は、石見がメインキャストをつとめる『クジラの子らは砂上に歌う』のED主題歌で今年メジャーデビューしたばかりのrionosが歌う「ウィアートル」に決定。作詞を岡田監督とP.A.WORKSの初タッグ作『true tears』の主題歌にも作詞として参加していたriyaが担当。繊細な歌声と歌詞で本作を彩る。
【ストーリー】
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。
そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう…。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。
少年へ成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆―。ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。
『さよならの朝に約束の花をかざろう』は2018年2月24日全国ロードショー。
【スタッフ】
イゾル/杉田智和 バロウ/平田広明