田原俊彦 30年目のクリスマスディナーショーに意気込み「最高のステージを見せます!」

インタビュー
音楽
2017.12.16
田原俊彦

田原俊彦

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田原俊彦の恒例のクリスマスディナーショーが、今年2017年も大阪と東京で開催。30年目の節目となる今年のディナーショーに向けて、今年の活動を振り返るとともに、ショーへの意気込みを訊いた。

良い年になったねと言ってもらえるように、最高のステージを見せます!

――8月26日の横浜から10月20日の福岡まで、約2カ月間の全国ツアーを終えられましたが、いかがでしたか。

例年、同じペースでやってますので、今年もいつも通りである場所もあるし、懐かしい曲を楽しんでくれた人もいるみたいで、どこも反響は良かったですよ。

――田原さんに会えるのは一年にこの機会だけ、というファンもいるでしょうからね。

ハイ、そうですね。全国を周るというのは、それぞれ反応も微妙に違ったりするけど、今回は男性客がちょっと多かったなと。男性が増えてきたなという感じがしました。良い傾向なんでしょうね。もちろん女性が8割、9割ですけど、以前からの比率でいったら男性が増えてきてる。前は99%は女性だったから、そういう意味では良かったですね。いま、10%くらいいるんじゃないかな。いるところはいますよね、仙台とか札幌とか。もっと多いかな、みたいなところもあったり。

――男性の共感も得ているとか。

どうなんでしょうね。それなりにみなさん、人生を重ねて。80年代って(アイドル)黄金期ですからね。いまみたいな時代と違って、(当時を)よく知らなくても、覚えてたりとか。よく知らなくても、サビを唄えたりとか。世代的にはそういう層ですからね、懐かしんで(くれる)。大手を振って来れるような感じになってきたんじゃないですか。

――かえって、今の方が身近に感じるというか、同じ時代をすごしてきて共感できるとか。

そうそう、うん。みんな楽しんでくれてるんでね。ステージはボクがいちばん大好きな場面なので、ベストを尽くしていつもやってます。

――こんどはツアーとはまた違った意味でのステージ。12月18日のリーガロイヤルホテル大阪ロイヤルホール、12月24日のウェスティンホテル東京ギャラクシールームでのディナーショー、『TOSHIHIKO TAHARA CHRISTMAS DINNER SHOW2017』が控えています。クリスマスディナーショーは恒例ですが、ディナーショーを始めてどのくらいになりますか。

テストパターンというか、いちばん最初にやったのが新宿の京王プラザで、その翌年くらいからずっといままでやってるので、もう30年目? あ、今年が30年目だ!

――節目のディナーショー、ということになりますね。

ディナーショー、もう30年やってんだ(笑)。

――歌手デビューされて37年ですよね。

そうですね。38年目に入っている感じですからね。

――歌手生活の大半でディナーショーはやっていることになりますが。

そうですね。東京と大阪ではずっとやりつづけていますね。最初はまだボクが27歳のときで、ボクのファンの方も20歳くらいの女性だったからコンサートのように盛り上がっちゃって、イスやテーブルから立ち上がったりしてえらいことになったりしましたね(笑)。最初はみんなも見方がわからないしさ(笑)。

――コンサートとはまた違う、ディナーショーの楽しいところとは?

ボクのステージはもちろん自分の楽曲にプラスしてロックテイストな感じもあるけど、ディナーショーの方は、ちょっとエレガントというか落ち着いた雰囲気。それにプラスして、たまにクリスマスソングもやったりするし。まあでも、基本は変わらないですけどね。基本は踊り倒すし、ボクの場合は“分身"の楽曲が山ほどあるので。もう300曲くらいですか、すべて合わせると。シングルだけでも74曲ありますから。アルバムの曲を合わせると300以上か。そういう意味ではディナーショーというのはコンサートと違って5倍の価格で安価なものじゃないですから。もちろんそれはクリスマスという特別な雰囲気の中で、ホテルでディナーを食べて、ボクとともにショータイムを楽しむという。トータルで2時間半くらいの世界なんですけど、ホントに大枚をはたいて来てくれますからね、それに見合うステージを、ボクらもセットヲちゃんとつくりますし、バンド、ダンサーも万全の体制で臨むので。ディナーショーはファミリーと呼んでいるファンクラブの方が6割くらい、あとは一般の方が入るんですけど、構成はバランスで考えますね。もちろんヒット曲にプラスアルファ、マニアックな曲をわざと入れたりとか、クリスマスソングをスローでやったりとか、そういう感じで。いつもは地方に行っちゃったりもするんですけど、今回は東京と大阪集中でファンクラブの方が多いと思いますので、ボク的には遊べるというか。

――ご自身で構成もなさるわけですね。

そうそう。ボクが全部の演出というか、曲の選択とか、全部ボクがやりますね。

――ちょっとした変化もファンには楽しみですね。

そうですね。ダンサーもここのところ4人だったんだけど、女の子を2人入れて6人体制でやるんで、かなりいろんなかたちが表現できるんじゃないかと思ってます。

――懐かしい曲はもちろん、新曲もあったり。もちろん今年出された新曲も、ですよね。

ええ。「フェミニスト」もやりますし。それは約束事として、最新曲は必ずやります。あとはもちろん、ヒット曲も入れながら、いろいろ考えてます。新曲が出るとウチのファンが張り切るからね(笑)。みんな頑張ってくれて。ホントの意味のヒット曲をこれからも出せるようにしたいし、毎年ボクら新曲にチャレンジしてますね。

――たしかに、新曲を毎年リリースされてますよね。

そうですね、それはずっとやりつづけないとボクはいけない人だと自分で思ってるので。やっぱり、ステージで唄って踊ってなんぼですからね、田原俊彦は、うん。でもディナーショーっていうのはね、お金がかかるんですよ(笑)。

――製作に?

ええ。一切合切、手を抜かないのでね。衣装ももちろん、ステージに携わる総勢のスタッフも含めて出演者も多いので。けっこうみんな勘違いして、オレがディナーショーで稼いでるって思ってるけど(笑)。ほぼ、赤(字)だからね。ハッハッハッハッハ。まあでも、いいクォリティーのものを提供するのがボクなんで。

―― 一年の集大成のような?

そうそう。クリスマスプレゼントだよ、みたいなつもりでね。やっぱり3万8000円、4万円というのは高いですけどね、それに見合うものをこっちも準備して、年末に足を運んでくるお客さんに“いい年になったね"と言って終わってほしいし、ボクもその年を終えたいし、それを心がけていいものをつくって提供しようと思いますね。

田原俊彦

田原俊彦


――では、今年のディナーショーではとくになにを見せたいですか? どんなところを見てもらいたいですか?

今年ですか、いつもと同じですよ。そんな新しいことはボクにはないんで。いかに毎年ボクが年齢を重ねて年老いていくところでバカヤロー!って言って、まだまだやるぞというボクの姿勢を見せるだけであって。曲はもう山ほどあるので、その中から毎年いろんなアイデアをみんなで出し合って、華のある楽しい空間、時間をみんなで共有できるように。もう変わらないです。ある意味、ルーティーンですね。イチローじゃないけど。

――ルーティーンでありながらも、その中でいろいろ工夫を凝らしていくと。

そうそう。リハーサルもちゃんとビッチリやりますし、バンドもいますんでね。全部が生なので。そういった意味では緊張感もあるんでね。一発勝負ですからね。

――完璧にやることがルーティーンなわけですね。

そうですね。まあ、完璧じゃないけどね。だいたいテキトーだけど。ハハハハハハハ。

――そこもまたファンにとっては楽しみ。

でもやっぱりこれだけ高価なものだから、行ってよかったねって思ってもらわないと来年がないですからね。それはもう夏のステージもディナーショーも同じことですから。

――30年以上つづいていますからね。

そうですね。やっぱりそこで手を抜いちゃうと見透かされちゃうし、ボク自身も損しちゃうんでね、全力でいきますよ!

――ディナーショーにも新しいファン、男性ファンが増えてきていますか。

もちろんそれはありますね。徐々にですけども、夏のライブも着々と増えてきてるし、ディナーショーも売れ行きが好調のようなので。ですからもっとできるように頑張らないといけないなと思っていますけどね。

――では、今後やってみたいこととかありますか。

今後やってみたいこと? 田原俊彦にできることって、唄って踊ることしかないですから、それを続けていくことイコール、ヒット曲をつくれたら、もっとラクになるじゃないですか(笑)。ステージはしんどいからあまり増やしたくないんだけど(苦笑)。ディナーショーは、もっと沢山の方に見ていただけるようになりたいなと。でもそれにはやっぱりボクの活躍、いちばん目に見えてわかるのはヒット曲ですからね。それを求めてずっと、毎年、毎年、チャレンジしてますから。もう、それだけです。

――ディナーショーはファンとの距離は近いですが、行ったことのない人にとってはある意味、敷居が高いものかとも思うのですが。

いや、全然高くないですよ。ただね、ホントにファンクラブに入られてる方も(全国では)一部だし、お金がかかることじゃないですか。ましてやライブだってそんな47都道府県にボクも行くわけじゃないですし、やっぱり近くに行ったときしか足を運べない人もいる。そういう面では生のパフォーマンスを見ていただく場面は限られているので、逆にもっともっとボクが力をつけて、みんなのところに行けるように本数も頑張って増やしたい。それに見合うだけのショーをボクはつくってるつもりなので、今年もいつも通り、みんなと、そして新しいファンの方に、“いいね、トシちゃんのステージ。また来年も来たいね"と言ってもらえるように、今年もスタッフ一同一丸となって頑張っていきたい、最高にいいものつくりたいなと思っています!

取材・文=新井宏

イベント情報
TOSHIHIKO TAHARA Christmas Dinner Show 2017
12月18日(月)リーガロイヤルホテル(大阪)ロイヤルホール
受付/18:30 Dinner/19:00 Show/20:00
料金S席 ¥40,000(税込)A席 ¥38,000(税込)
*3歳以上チケット必要2歳未満1名まで膝上にて同伴可


12月24日(日) ウェスティンホテル東京 ギャラクシールーム
受付/17:30 Dinner/18:00 Show/19:00
料金S席 ¥40,000(税込)A席 ¥38,000(税込)
*3歳以上チケット必要2歳未満1名まで膝上にて同伴可

 

 

 

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