『館蔵 古伊万里 華やぎのうつわ』松岡美術館で開催 ヨーロッパの王侯貴族を魅了した美しい磁器たち

2017.12.29
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色絵花卉文大壺

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東京都港区・松岡美術館にて、『館蔵 古伊万里 華やぎのうつわ』が2018年1月30日(火)〜5月20日(日)まで開催される。

乳白色の磁肌に、清澄な色彩で花鳥や唐人物が絵付けされた、優美な柿右衛門様式。濃紺の染付に、赤と金による桜花や元禄美人が煌びやかな古伊万里金襴手。これら肥前有田で焼かれた磁器は、17世紀の半ばから約100年にわたって伊万里港から輸出され、ヨーロッパの王侯貴族を魅了した。

さらに本展では、佐賀鍋島藩が徳川将軍家への献上品として特別に開発した格調の高い色鍋島、大胆な構図が緑や黄で濃厚に彩られ大名ら富裕層の宴をにぎわせた初期色絵の古九谷様式など、国内向けの製品も合わせて約50件が展示される。

色絵蔦葉文鉢

色絵紫陽花図皿

色絵花卉梅樹文水注

染付鳳凰文八角大壺

 
イベント情報
館蔵 古伊万里 華やぎのうつわ

 日時:2018年1月30日(火)〜5月20日(日)
 会場:松岡美術館 2階展示室4
 開館時間:10:00-17:00 ※入館は閉館の30分前まで
 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
 観覧料:一般800円/中高大生500円/65歳以上・障害者700円
     ※小学生以下無料 ※20名以上の団体は各100円引き
 公式サイト:http://www.matsuoka-museum.jp/
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