坂口安吾『白痴』を舞台化 演出はほさかよう、主演は小早川俊輔

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2018.2.7

舞台『白痴』が3月28日から東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で上演される。

坂口安吾が1947年に発表した同名小説を原作にした同作の主人公は、若手映画演出家の伊沢。荒廃した小さな町の寮に住む伊沢の隣には、「気違い」と呼ばれる町で有名な男の一家が住んでいたが、ある日「気違い」の妻である「白痴」の女が、伊沢の部屋に逃げ込んできたことから2人の奇妙な共同生活が始まるというあらすじだ。

脚本、演出を手掛けるのはほさかよう(空想組曲)。主人公の伊沢役を小早川俊輔が演じるほか、共演者には佐伯亮、中村龍介、碕理人、二瓶拓也、谷戸亮太、熊手萌、加藤啓、木ノ本嶺浩らが名を連ねる。チケットの一般販売は3月3日10:00からスタート

伊沢役の小早川俊輔は「この作品に関しては触れる度に、心が楽になるような苦しくなるような感覚になり、毎回違う印象を持ちました。その時にしか感じられない臨場感を楽しんで貰えると嬉しいです」とコメント。

またほさかようは「今を生きる人たちにも、いえ、今を生きる人たちにこそ響く面白い舞台にしようと思っています。というか、します」と意気込みを語っている。

ほさかよう(空想組曲)のコメント

坂口安吾の作品はどれも一筋縄では読めません。ニヒリズムに満ちた言葉の中に見え隠れする希望。その希望を切り捨てるかのような残酷な展開。にも関わらず最期に訪れるのは不思議な爽快さだったりする。自分の周りの世界が全て崩れ去った時、人はどう生きるべきなのか。
それを極限まで突きつけまくったのが「白痴」だと思うのです。
…なんて書くとこの舞台化作品を「小難しそうだなぁ」と感じるかもしれませんが、多分そうはなりません。「一筋縄ではいかなくて、僅かな希望も圧倒的な残酷さもあって、不思議な余韻が待っている」それってものすごく簡単にまとめると「面白い舞台」だと思うのです。
今を生きる人たちにも、いえ、今を生きる人たちにこそ響く面白い舞台にしようと思っています。
というか、します。

小早川俊輔のコメント

今回、「白痴」で伊沢役を務めることになりました小早川俊輔です。この作品に関しては触れる度に、心が楽になるような苦しくなるような感覚になり、毎回違う印象を持ちました。その時にしか感じられない臨場感を楽しんで貰えると嬉しいです。そして、初めてご一緒させて頂く方が多いので新しい出会いを大切に、真摯に作品に取り組んでいこうと思います。劇場でお待ちしております。

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