菅田将暉、初全国ツアーファイナルは超満員の渋谷クラブクアトロ「終わるのが寂しい」
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菅田将暉(撮影:HAJIME KAMIIISAKA)
菅田将暉の、初めての全国ツアー『菅田将暉 Premium 1st TOUR 2018』が2月27日の渋谷クラブクアトロ公演をもってファイナルを迎えた。
このツアーは、
菅田将暉(撮影:HAJIME KAMIIISAKA)
「菅田将暉です!よろしくお願いします!」という挨拶を挟み、「ばかになっちゃったのかな」、「雨が上がる頃に」と抒情的なナンバーを披露。豊かな表現力を備えたボーカルで観客を魅了していく。映画『何者』で共演したバンドメンバーによるダイナミックなサウンドも、菅田の歌をしっかりと支える。
「俳優業をやりながら、こうやってライブをやらせてもらっている理由は、楽しい時間を共有したいから。僕と一緒にこの時間を作ってください!」というMCの後は、カバー曲を次々と演奏。両親の影響で幼少の頃から親しんでいたという吉田拓郎の「今日までそして明日から」、さらに菅田が出演した映画『あゝ、荒野』の主題歌「今夜」(BRAHMAN)、『溺れるナイフ』の主題歌「コミック・ジェネレイション」(毛皮のマリーズ)、映画『火花』の主題歌「浅草キッド」(ビートたけし)も。楽曲のテイスト、歌詞の内容を生々しく体現する菅田のステージングも素晴らしい。
菅田将暉(撮影:HAJIME KAMIIISAKA)
ライブ後半では、石崎ひゅーいとの交流から生まれた「いいんだよ、きっと」「台詞」、渡辺大知(黒猫チェルシー)の提供曲「風になってゆく」など、3月にリリースするデビューアルバム『PLAY』の新曲がいち早く披露された。本編のラストは1stシングル「見たこともない景色」。熱を帯びた菅田の歌声に合わせて観客の大合唱が巻き起こり、会場のテンションはピークに達した。
大きなコールに応えて再びステージに登場した菅田は「家でいちばん弾き語ってる曲です」という「茜色の夕日」(フジファブリック)をアコギの弾き語りで熱唱。さらに菅田自身が初めて作詞作曲を手がけた「ゆらゆら」、パンキッシュなロックナンバー「ピンクのアフロにカザールかけて」を初披露し、ライブはエンディングを迎えた。
菅田将暉(撮影:HAJIME KAMIIISAKA)
「本当に楽しいツアーだったし、終わるのが寂しい。できるなら、このメンバーと一緒にライブを続けていきたいです」と語った菅田。アルバム『PLAY』によって本格的に始まる“アーティスト・菅田将暉”の今後の活動にも大いに期待したい。
1 さよならエレジー (3rd Single「さよならエレジー」 / Debut Album『PLAY』収録)
2 新・俺よ届け (Original Song:忘れらんねえよ)
3 ばかになっちゃったのかな (1st single「見たこともない景色」 カップリング)
4 雨が上がる頃に (2nd Single「呼吸」 カップリング)
5 今日までそして明日から (Original Song:吉田卓郎)
6 呼吸 (2nd Single「呼吸」 / Debut Album『PLAY』収録)
7 今夜 (Original Song: BRAHMAN)
8 コミック・ジェネレイション (Original Song: 毛皮のマリーズ)
9 浅草キッド (Original Song:ビートたけし / Debut Album『PLAY』収録)
10 いいんだよ、きっと (Debut Album『PLAY』収録)
11 台詞 (Debut Album『PLAY』収録)
12 風になってゆく (Debut Album『PLAY』収録)
13 見たこともない景色 (1st Single「見たこともない景色」 / Debut Album『PLAY』収録)
ENCORE
14 茜色の夕日 (Acoustic ver.) (Original Song:フジファブリック / Debut Album『PLAY』収録)
15 ゆらゆら (Debut Album『PLAY』収録)
16 ピンクのアフロにカザールかけて (Debut Album『PLAY』収録)※渋谷クアトロのみ