中島健人がアンバサダー『MUSIC AWARDS JAPAN』レッドカーペットに潜入、ミセスやYOASOBI、ちゃんみな、藤井 風らが喜び表す
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中島健人 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』(以下・MAJ)各部門の最優秀賞を発表・表彰する授賞式が、2025年5月21日(水)、22日(木)の2日間にわたり京都市・ロームシアター京都で開催された。このレポートでは、22日の授賞式「MUSIC AWARDS JAPAN 2025 Grand Ceremony」前に行われたレッドカーペットの模様をお届けする。授賞式2日目の様子は追って掲載。1日目の様子はこちら。
中島健人 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
17時45分、多くのメディアとオーディエンスが待ち構えるレッドカーペットに最初に登場したのは、“レッドカーペットアンバサダー” に就任した中島健人。大役を担っていることについて質問が飛ぶと、「自分で良いんだろうかという、ちょっと緊張と不安があったんですけど、すごくテンションも上がっていい時間になっています」と笑顔を見せた。また、ソロになってからの活動について、「多くの巡り合いと出会いがありますし、ソロになってさらなる可能性を感じています」と真摯に答えて、アーティストたちに直撃インタビューをすべく進んでいった。
YOASOBI (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
YOASOBIの2人は、この日のステージで予定されているスペシャルパフォーマンスについて、「楽曲の世界観を表現してもらったパフォーマンスができると思いますので、楽しみにしておいてください。頑張ります!」と意気込んだ。
ストレイテナー 大山純 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
ストレイテナーのギタリスト・大山純は、前日に行われた、京都のライブハウスで世代・国境を超えるバンドが共演した『MUSIC AWARDS JAPAN SOUND SCRAMBLE supported by 京都芸術大学』でライブを行っており、授賞式に来場した。レッドカーペットを歩いた感想について、「一生に一度のことだと思います(笑)。とても光栄なことであると同時に、2回目があれば嬉しいなと思います」と率直な気持ちを明かしてくれた。
新しい学校のリーダーズ (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
FRUITS ZIPPER (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
CUTIE STREET (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
レッドカーペット周辺はメディアでものすごい人だかりだったが、そのカオス空間を元気全開で楽しませていたのが新しい学校のリーダーズ。テレビ番組など、各メディアごとのリクエストに全力で応える姿はさすがのひと言。FRUITS ZIPPERも同様に要望に応えつつ、「素敵な衣装もご用意してもらって本当に嬉しいです」と、レッドカーペットを歩く喜びを表現していた。続いて登場したCUTIE STREETに「イープラスポーズお願いできますか!?」と声を掛けると、カメラに向かって全員でキュートに手をクロスしてポーズをとってくれた。なお、このポーズの様子や各アーティストによるコメントなどの動画は、随時公開しこの記事にも反映していく予定だ。
Number_i (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
会場周辺から、ひと際ものすごい嬌声が挙がっていたのは、Number_iの3人。思い切って「ポーズを取りながら“イープラス!”って言ってもらっていいですか!?」とお願いしてみたところ、快く「イープラス!」と揃ってポーズをとってくれた。3人の飾らない人柄に、人気を支えている理由の一端を見た気分だった。
打首獄門同好会 大澤敦史、 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
独特な和装でレッドカーペットを闊歩していたのは、打首獄門同好会の会長こと大澤敦史(Gt)と河本あす香(Dr)。会長に、「日本から国際音楽賞が世界に発信されることをどのように感じていますか?」と質問すると、「どのように感じているか……我々がこの舞台に立っていいのかどうかすごく困惑しております!」と言い残して去って行った。打首獄門同好会はストレイテナー同様に、『SOUND SCRAMBLE』に出演していたのだから、もちろんいいに決まってる。日本を代表するロックバンドの1組だ。
YONLAPA (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
『SOUND SCRAMBLE』にはアジアのアーティストも名を連ね、タイからはYONLAPAが出演していた。ノイナ(Vo.Gt)はライブを「京都でライブができてとても幸せでした。美しい風景と美しいオーディエンスでした」と振り返る。「レッドカーペットを歩くなんて初めてで、とても興奮しています」と緊張しながらも楽しんでいる様子だった。
ちゃんみな (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
ここで、ゴージャスなドレス姿のちゃんみながやってきた。今日のライブパフォーマンスについて尋ねると、「私は今ツアーを回っているんですけども、そのツアーを5分間にギュッとしたようなパフォーマンスになっております。アワードは賞を獲るものっていうので、椅子取りゲームを意識したパフォーマンスに注目してほしいなと思います」と、 しっかりとアワードに対してどのようなコンセプトでライブを見せるか考えているところは、ちゃんみならしさが溢れていた。
宅見将典、ヒロイズム (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
数々のアーティストのプロデュースを手掛ける宅見将典とヒロイズムは揃って登場した。前日まで京都市内で音楽制作コライティングキャンプ「SONG BRIDGE」を開催していたとのこと。ヒロイズムは、「すごく才能のあるアーティスト、ソングライターが集まって4日間、貴重な体験ができてすごくいい曲ができました」と清々しい表情。レッドカーペットを歩いている今の気持ちを訊いてみると、「こんなにすごくちゃんとしていることってなかなかないので、急に慌てて緊張し始めました(笑)」。グラミー賞を受賞した経験も持つ宅見将典は、「第1回目に参加させていただいてまだ何もわからなくて。レッドカーペットがこんなに広いことってあんまりないし、野外っていうのもなかなか珍しいので、楽しんでます」と感想を聞かせてくれた。
Omoinotake (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
Omoinotakeは【最優秀ニュー・アーティスト賞】にノミネートされている今の心境について、藤井怜央(Vo.Key)が答えてくれた。「初めてのこのショーが始まって、その第1回目のニュー・アーティスト賞はすごく光栄だし、これから頑張っていきたいなという気持ちがいただける賞だと思います」と誇らしさを感じさせた。
乃木坂46 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
乃木坂46は、梅澤美波、遠藤さくら、井上和、菅原咲月、中西アルノの5人で登場。梅澤に、「キャプテンとして、メンバーのみんなを率いてレッドカーペットを歩いている気持ちをお聞かせください」と質問すると、「うれしいです! 歴史が長くなってきたグループの中で、こうして後輩たちと一緒に、こんな素敵なドレッシーな格好で歩けているのは、すごく感慨深いです」と、感激の面持ちで答えてくれた。
Awich (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
スタイリッシュなドレスでレッドカーペットを颯爽と歩いてきたAwichは『MAJ』が開催されることについて「うれしいです。ここ発信の音楽が世界にもっと評価されて欲しいし、いちアーティストとして、音楽家たちに評価されることの喜びとかもあるので。ここを目指して頑張るっていう楽しみもあります。今日はいつも通りのパフォーマンスを見せます!」と語った。
STUTS (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
STUTSは、レッドカーペットを歩いている心境について、「いやー、なんか人がいっぱいいてすごいなって思ってます(笑)。メディアの方々もいっぱいいらっしゃって、非日常感がある場所だなって」と話しながら周囲を見渡すと、『MAJ』について「こういう音楽賞があった方がいいんじゃないかなと思います。多分今回初めてなんでどうなるかわからないと思うんですけど、日本の音楽がいい感じに活性化していくキッカケになったらいいんじゃないかなって勝手に思ってます」と、アワードの今後に期待を寄せている様子だった。
藤井 風 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
藤井 風がサングラスとスーツ姿でレッドカーペットに姿を現すと、後方のオーディエンスからも歓声が集まった。立ち止まってくれたので「京都から国際音楽賞が発信されることについてどう感じていますか?」と訊いてみると、「なんかもう、人もめっちゃあったかいし、やっぱり京都ってすごいいいところ、和の心があるし、最高って感じです。バイブス最高。京都大好き。なんかこんなに良かったっけと思いました。なんかすごいあったかいです」と、胸の前で両手でハートを作りながら、ご機嫌な様子。また、「藤井さん、アルバムはどんな感じですか!?」と声が飛ぶと、「そうなんですよ、できてるんですけど、なんかなかなか出せない感じになってて、それがめっちゃストレスフル。でもたぶん、もうすぐです」と答えていた。
Mrs. GREEN APPLE (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
続いて、Mrs. GREEN APPLEがやってきた。前日にトップバッターとして【最優秀ジャパニーズソングアーティスト賞】を受賞したが、一夜明けての気持ちを訊いてみると大森元貴は「まだ実感がないですね。なんか不思議でした。本当にありがたいんですけど、なんかまだソワソワしている感じなんです」ただ、昨日はよく寝られたそうで、「京都という地がそうさせてくれました」と、本日も絶好調な様子。
DJ Nobu (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
終盤に姿を見せたのは、DJ Nobu。国際的な活躍を続けてきた彼は、『MAJ』についてどう捉えているのだろうか? 質問してみると、「いつも海外で過ごすことが多いんですけれども、日本からこういう業界全体がアピールできるすごく良い機会だと思います。(レッドカーペットを歩くのは)なんかちょっと恥ずかしいというか(笑)。特別な気分になりますね」と、はにかみながら答えてくれた。
Creepy Nuts (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
SKY-HI (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
ふとレッドカーペットの向こう側を見ると、Creepy Nutsの2人とSKY-HIが何やら楽しそうに話していた。その後、SKY-HIがやってきたので何を話していたのか訊いてみた。「(前日の受賞)7部門ってなんだよ!? って(笑)。今日もなんか獲るでしょう。すごいですね。めちゃくちゃすごいですよね。本当に思う。『こち亀』みたいな成功したなって。感動してます」と笑顔を見せた。『MAJ』が初開催されていることついては、「自分もそうですけど、音楽を長くやってる人とは結構“こういうのがあったらいいよね”って、本当に世間話の感覚とかでずっと話していたりしていました。実際に形になって、この感じでみんながいて、なんか新しい何かになりそうな気がしてワクワクしますね」とポジティブな言葉を残した。
岡村靖幸 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
最後に話を訊けたのは、岡村靖幸。日本での国際音楽賞の開催についてどのように感じているかを質問してみると、「素晴らしいと思います。映画は世界的にいろんなものが発信されて、世界に影響をたくさん与えている中で、音楽もそうなっていけばいいなという意味では、とても意義のあるこのイベントではないのかなと思います」。自身ではこれから世界に向けてやってみたいことがあるか尋ねてみると、「今、いろんなアニメとかが海外でヒットしているので、そういうところにも食い込んでいけたらなと思います」と展望を話してくれた。
菅田将暉 (c)CEIPA /MUSIC AWARDS JAPAN2025
レッドカーペットは約1時間にわたり、多くのアーティストがにこやかに初開催の『MAJ』の魅力をさまざまな言葉で伝えてくれた。直接話を訊くことは叶わなかったものの、司会を務めた菅田将暉や、今年の『MAJ』シンボルアーティストに選出されたYMOからメンバーの細野晴臣が、水原希子やハマ・オカモトと共に姿を見せるなど、授賞式本番を直前にして大いに雰囲気を盛り上げてくれたイベントだった。
取材・文=岡本貴之
イベント情報
・開催日時:2025年5月21日(水)・22日(木)
※開催ウィーク:2025年5月16日(金)~5月22日(木)
・会場:ロームシアター京都