石田三成（沖野晃司）が怪我を負うも出陣　斬劇『戦国BASARA』第六天魔王、初日舞台挨拶　

3月2日（金）～3月11日（日）まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演される舞台「斬劇『戦国BASARA』第六天魔王」の初日舞台挨拶が行われた。本公演は、『戦国BASARA』の舞台化シリーズ第14作目となる。

舞台挨拶には、主演の伊達政宗役・眞嶋秀斗、真田幸村役・松村龍之介のほか、本公演をもって同シリーズから卒業する猿飛佐助役・椎名鯛造、劇場での稽古中に怪我を負いアクションシーンを殺陣指導の泉紫太朗氏が担うことで2人で石田三成役を演じると発表した沖野晃司、物語のキーパーソンである“第六天魔王”織田信長役・唐橋充など全キャストが登壇。意気込みのコメントと、舞台写真を紹介する。

初日舞台挨拶コメント

伊達政宗役：眞嶋秀斗
稽古場に通う毎日がとても楽しく、役者をやっていて本当に良かったなと実感しています。最後の戦いまで、みんなで手をつないで全力を出し切れるように精進したいです。

真田幸村役：松村龍之介
こうしてまた斬撃『戦国BASARA』の世界に戻ってこられたことを嬉しく思います。千秋楽まで無事に終了できるよう、気持ちを込めて、魂を込めて、全力でこの作品に向かい合いたいと思います。

徳川家康役：中尾拳也
今回の「第六天魔王」は、“斬撃『戦国BASARA』においてこんなことがあっていいのか！”というくらいの衝撃を与えられる作品になっていると思います。キャスト一同で、今できる最高のパフォーマンスを皆様にお届けしたいと思っておりますので最後までどうぞ宜しくお願い致します。

石田三成役：沖野晃司
この度は、ご心配とご迷惑をおかけしたことを本当に申し訳なく思っております。ですが、作品を皆様に観ていただける機会であるこの公演で「必ず舞台に立ちたい」と思い、この場に居させていただいております。スタッフ様とキャストに支えられて、こうして初日を迎えることができました。僕ができるすべての力を使ってこの舞台に尽力して参ります。

猿飛佐助役：椎名鯛造
卒業ということを銘打っていただいているんですけれども、おそらく『戦国BASARA』のゲームを好きな方がたくさん観に来られると思いますので、そういった私情は振り払って、見に来てくださる方に『BASARA』の世界観を存分に楽しんでもらえたらなと思っています。

片倉小十郎役：井上正大
演出・ヨリコさんをはじめ、COPCOMの山本さん、小林さんが“斬新な事をやろう”というところで、キャスト一丸となって稽古をしてきました。お客様の驚く顔が少しでも早く見られたらなと思っております。いちキャストとして、片倉小十郎として舞台に貢献できたらと思っています。

明智光秀役：瀬戸祐介
僕は今回、新しいキャストとしてこのカンパニーに入れていただきました。本編でも仲間同士の絆や、主従関係が試される内容になっていますが、僕らカンパニーも今できる最大限のことを皆さんに見せたいと思っています。

後藤又兵衛役：汐崎アイル
舞台と言うのは何が起きるかわかりません。一つひとつが大事な時間ですし、毎回が初日で千秋楽のつもりで役者は立っております。長年の戦友である椎名鯛造、そしてこのカンパニーみんなが、最後に「自分たちはよくやった」と言えるだけのことを稽古場ではやってきました。最後まで楽しんで駆け抜けていきたいと思います。

島左近役：斉藤秀翼
稽古をしてきて感じたことが、この座組のチーム力の高さです。アクシデントが起きてもみんなで乗り越えて「いいモノを作っていこう」という気持ちが同じ方向に向いているということは本当に素敵なことだと思いました。最後までこのチーム力で頑張りたいなと思います。

浅井長政役：桜田航成
途中ゲストという形もあったんですが、斬劇『戦国BASARA』に約2年ぶりにレギュラーとして戻ってきました。ずっと浅井長政は単品で出ていたんですけれども、今回からお市、京極マリア、織田信長、明智光秀と、僕の周りも総動力ということでとても楽しくやらせてもらっています。キャスト・スタッフ含め、最高・最強のメンバーで最大級の熱量を持って、これが斬劇『戦国BASARA』だと魅せつけてやろうと思います。

お市役：高柳明音（SKE48）
今回初めてこの作品に関わらせていただくのですが、台本を読んだときに「舞台でこんなことができるのか」と衝撃を受けました。舞台の上では長政さまを愛し、私自身も作品を愛し、観に来てくださる皆様にもこの舞台を愛していただけるように頑張りたいです。

京極マリア役：大湖せしる
舞台での新キャラ・京極マリアとして作品のいいスパイスとなるように努めて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

黒田官兵衛役：伊藤裕一
今回の作品は、“心の強さ”がカギとなっていますが、カンパニーの心の強さも皆様にお見せできればと思っております。

第六天魔王・織田信長役：唐橋充
ゲームでは表しきれないもの、あるいは演劇にしかできないもの、そんな素晴らしいものを探っていく日々でした。ゲームを応援している方々、舞台のシリーズを応援してくださっている方々からのプレッシャーを感じつつも模索していく中で、本人はもちろん悔しいとは思いますが三成役の沖野さんが怪我をされました。でも、それもひとつの“きっかけ”で、「ここまでしか出れないよ」、「だったら僕代わりに出るよ」というやりとりから、より素敵な表現が生まれ、よりスペシャルなものができたと思います。