DINOSAUR LIVE「DINO SAFARI」オフィシャルサポーター武井壮にインタビュー!「僕にいちばん近い恐竜はユタラプトルかも!」
武井壮
2017年に続き、東京・渋谷ヒカリエが再び恐竜たちに襲われる! DINOSAUR LIVE『DINO SAFARI』が2018年4月26日(木)から5月5日(土・祝)まで、東京・渋谷ヒカリエにて開催される。「恐竜型メカニカルスーツ“DINO-TORONICS”」(二足歩行世界11ヶ国、四足歩行世界13ヶ国で特許取得)を使った新たな体験型ライブエンターテインメントとして人気を博したこのイベント、今年はティラノサウルス、トリケラトプス、アロサウルス、ラプトルに加え、新たに白亜紀前期に活躍した肉食恐竜のユタラプトルが2頭登場する。
今年の『DINO SAFARI』をさらに盛り上げるオフィシャルサポーターに“百竜の王”武井壮が就任した。陸上十種競技で培ってきた強靭な身体能力を武器に、これまで様々な相手と戦ってきた武井。彼の目にこれらの恐竜たちはどう映っているのだろうか。
――まずは『DINO SAFARI』」のオフィシャルサポーターを武井さんに、というお話を聞いたときの感想からお聞かせください。
恐竜は僕の憧れの生物なので、そんな恐竜たちと触れ合えるこのイベントのオフィシャルサポーターを務めさせていただけるなんて光栄に思いました。芸能界では僕がいちばん恐竜に近い身体能力を持っていると思うので!
武井壮
――子どもから大人になる過程で、一度は恐竜に興味を持つ機会があると思うのですが、武井さんの場合、どのタイミングで興味を持たれたんですか?
何歳の頃かは覚えていないのですが、恐竜の図鑑はたくさん家にありましたね。また、恐竜のプラモデルのようなものやソフビの人形も大好きで、いっぱい持っていました。ジオラマを作るのが趣味だった時期もあったので、そこに恐竜の人形を置いて白亜紀やジュラ紀の時代を再現したりして遊んでいましたね。そのほか、博物館で行われた「恐竜展」を観に行くこともあり、そこで恐竜の骨などが展示されていると「こんなにデカイ生物が本当にいたんだ!大昔は僕らが踏んでいるこの地球の大地の上に恐竜が本当にいたんだ!」そんな想像をしてワクワクしていましたね。
大人になった今も、もしかしたら地球上のどこかに潜んでいるんじゃないか、あるいは氷漬けの冬眠状態で、実は生きているんじゃないか……などと夢見たりもします。今回『DINO SAFARI』で、極めてリアルに近い状態の恐竜たちを眺めることができるので、非常に楽しみです。
――先日その恐竜たちと撮影をされたと聞きました。直接対峙してみた時の迫力など、いかがでしたか?
目の前に恐竜たちが来ると、ぶわーって恐竜の吐息を感じるぐらいリアルで!またその恐竜たちの筋肉の動きは、間近で猛獣たちを見た時と同じような迫力を感じました。恐竜の筋肉のすじ、腱、関節など、我々が腕を曲げると皮膚にしわが寄るように、恐竜も足や手、首を動かすと同じように皮膚が動くんです。目は瞬きもしますし、まつ毛も生えている。口の中の歯や皮膚も本当にリアル。人類史上最高のクオリティで表現されていると思います。肌に触ったら恐竜の熱を感じられるんじゃないかなって思うくらいですよ。
武井壮
――今回登場するティラノサウルス、トリケラトプス、アロサウルス、ラプトル、そしてユタラプトルの中で、もし、武井さんが戦うことになった場合、いちばん“ヤバイ相手”となりそうなのはどれでしょうか?
まず、フィジカルがいちばん強いのはやはりティラノサウルスで、防御力が強そうなのはトリケラトプス、戦術に長けているのはユタラプトル……という風に彼らを分類できそうです。ティラノサウルスは圧倒的な身体のサイズとアゴの力で僕らを攻め込んでくるでしょうし、トリケラトプスはこの長大な角と鎧のような身体で防御しまくって、なかなか倒せない持久戦がそこに待っているでしょう。ユタラプトルは複数体でチームを組んで“狩り”に来るだろうし。どれがNo.1とはいい難いことになりそうですね。
――肉食恐竜のティラノサウルスやユタラプトルが強そうなのは分かるのですが、「草食動物」であるトリケラトプスの手強さをもう少し詳しく知りたいです。
地球上にトリケラトプスに近い生物として、サイやカバがいますが、彼らは全力で走ると時速40kmくらい出すんです。それこそウサイン・ボルト選手と変わらない速さですから。そう思うとトリケラトプスの身体のサイズと角を持って、そんなスピードで動けるとしたら、それはかなりのポテンシャルを秘めている生物だと思うんです。だからいかにティラノサウルスといえども、トリケラトプスをひと噛みで倒すことはできなかったんじゃないかな、と想像しますね。
――なるほど!そういった解説を受けながら「DINO SAFARI」を体験するともっと楽しめそうですね。
そうですよね。ユタラプトルについても、先の2種よりは小さいですが、するどい牙やアゴ、前足の爪、後足にもかぎ爪があって……いくつも武器を持っている上にすばしっこいので、自分たちより大きな恐竜たちを倒すためにそういう体に進化したんだろうな、と推測できますね。
――お話を伺っていると、ユタラプトルが恐竜ではいちばん陸上の十種競技に向いていそうですね。
そうですね。この中では最も武井壮に近い恐竜ではないかと(笑)。
恐竜についての学説もどんどん進んでいて、僕らが子どもの頃に読み聞いてきた恐竜のイメージは今の学説では随分違っているようです。ティラノサウルスの身体には羽毛のようなものが生えていた、トリケラトプスの身体にはワニのようなウロコがあって、背中にはトゲのようなものがあった、とか。そういった新たな発見も今回の「DINO SAFARI」の恐竜たちに盛り込まれているんです。どの恐竜についても目の前で感じることができますので、恐竜同士の「違い」を「DINO SAFARI」で体感してほしいです。
武井壮
――そんなリアルすぎる恐竜たちが登場する「DINO SAFARI」ですが、イベント全体の魅力も教えてください。
「DINO SAFARI」の会場は、大草原を模した床に直接座って、我々の目の前を恐竜が闊歩する、その姿を大迫力で観ることができるので、そこが見どころになると思います。目の前に全長8mものティラノサウルスがズシン、ズシンと出てくるのは最高だと思いますし、何よりリアルすぎるので目が合った瞬間「あ、食われる」って恐怖を感じると思いますよ。また今回はティラノサウルスとトリケラトプスの一対一の戦いも間近で観ることができるそうです。もしかしたらそこに武井壮が参戦する可能性もあるかも(笑)。
――武井さんv.s.恐竜のエキシビションマッチ!それはぜひ観たいですね(笑)。
(笑)。開催スタートしたら必ず観に行きたいです。恐竜だけでなく私、武井壮とも遭遇できるかもしれないので、それも楽しみにしていただければ何よりです(笑)。
武井壮
期間中は、10:30~17:30に入場する通常バージョンと19:30に入場するナイトメア・バージョンがある(ナイトメア・バージョンはよりダークなサファリとなり、恐竜が興奮状態のため、未就学児童の方にはおすすめしません)。
“インスタ映え間違いなし”のリアルな恐竜たちに会いに、ゴールデンウィークは「DINO SAFARI」へ!
取材・文・撮影=こむらさき
イベント情報
■日程:4月26日(木)~5月5日(土・祝)
【アクセス】
・JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結
■主催: DINO SAFARI製作委員会
■特別協力:渋谷ヒカリエ
■TICKETS:
一般入場券(平日)3,200円(税込) ※通常バージョン
一般入場券(土日祝)3,500円(税込) ※通常バージョン
一般入場券(ナイトメア)3,500円(税込) ※ナイトメア・バージョン
※開場時間より整理番号順にご入場いただきます。
※身障者のお客様は、スムーズにご案内するため、入場券をご購入後、事前に「お問い合わせ」へご連絡ください。
■上演時間:50分予定(完全入替制)