『原点回帰』プロレスの全カード発表!メインイベントは“レジェンド選手権試合”

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2018.3.23
3月29日開催の『原点回帰』プロレスについて22日、全カード発表会見が行われた

3月29日開催の『原点回帰』プロレスについて22日、全カード発表会見が行われた

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『新間寿プロデュース 初代タイガーマスク佐山サトル認定『原点回帰』プロレス』(3月29日、東京・後楽園ホール)の全カード発表会見が22日、都内ホテルで行われた。

“大鵬三世”納谷幸男以外の出場選手全員がマスクマンとなる今大会、メインイベントではレジェンド選手権試合が実施され、第13代レジェンド王者スーパー・タイガーがオーストラリアからの刺客ドン・クロコダイルの挑戦を受け、2度目の王座防衛戦を行う。

シャツ越しにも分厚い肉体がうかがえるクロコダイルをスーパーの師である初代タイガーは「世界で有名な格闘技の選手であることは間違いなく、はたしてスーパー・タイガーが勝てるのか不安になっています」と紹介し心配顔。

オーストラリアからの刺客ドン・クロコダイル

オーストラリアからの刺客ドン・クロコダイル

マスク越しにやる気に満ちた目を光らせたクロコダイルは「一番大事なのはインパクトを残すこと。そのために、スーパー・タイガーを破って何が何でもタイトルを獲得する」と気勢を上げた。一方で記者からの「どんなスタイルなのか?」という質問にも「今は全く何も言えない。こちらはスーパー・タイガーの映像をたくさん見て研究しているが、彼はこちらを研究できない。当日試合を楽しみにしていてほしい」と手の内を隠す慎重な一面を見せた。

第13代レジェンド王者スーパー・タイガー

第13代レジェンド王者スーパー・タイガー

王座防衛戦では初めて外国人を迎えるスーパーは、しかしこの未知の相手に対し、「海外でも情報がない試合というのは経験しているので、情報がない中でやる方が僕自身は緊張感を持って向き合えると思います」と、むしろ発奮材料に転化する。

また向き合ったクロコダイルの印象を「デカいのでパワーは確実にあると思います。なのでいかにそれをかいくぐって入っていくか、そこの勝負だと思います」と語り、「どういう動きをするのか、最初にリングで構えた瞬間に感じる部分が変わるかもしれない。ただ、パワーがあるのはしっかり警戒しています」と身を引き締めた。

そして、「初めての強い相手に挑む、格闘家としての心意気を戦いの中で見せられるようにしたいし、今回は全員がマスクマンということで、みんな“俺が1番だ”というのをアピールしてくると思うので、そういった部分で僕はしっかりしたストンロスタイルをベルトともに証明したい」と、異色の戦いとなる今大会でも自身の信念とスタイルを貫く決意を口にした。

初のタッグ戦に挑む“大鵬三世”納谷

初のタッグ戦に挑む“大鵬三世”納谷

なお、今大会では“大鵬三世”納谷がデビュー3戦目にして初のタッグに挑戦。船木誠勝の化身である船鬼誠勝とのタッグで、国籍不明の“スーパーデストロイヤーズ”アイン&カイン組と対戦する。新たなチャレンジを前に納谷は、「船木選手は大ベテランなので、自分が足を引っ張らないようやっていきたい」と緊張の面持ちで語った。

今大会は会場ロビーでドス・カラスファミリーがサイン会を行い、応援用マスク持参の入場者には記念グッズが進呈され(先着300人)、選手サインボール投げ(200個)も行われるなど、まさに“仮面の祭典”となる。

スーパー・タイガーの師である初代タイガー

スーパー・タイガーの師である初代タイガー

日本が世界に誇るマスクマンの第一人者である初代タイガーは、「選手全員がマスクをかぶる大会ですが、選手自身が喜んで盛り上がっています。メキシコの選手もリアルジャパンスタイルのルチャリブレでどんどん飛んでほしい。ストロングスタイルで飛んでほしい。そういう願いでやります。世間の人たちに見せつけたいと思っています」と、ストロングスタイルとルチャリブレが融合する今大会に期待を掛けた。

また、会見冒頭では新間プロデューサーが知人を通じダライ・ラマ14世から託された白い袈裟と体調不良を改善する秘薬を初代タイガーに贈るサプライズが。全く聞いていなかったという初代タイガーは「スゴいな」と驚きと喜びが入り混じった表情であったが、さっそく袈裟を首にし、復帰への気持ちを新たにしていた。

イベント情報

『新間寿プロデュース 初代タイガーマスク佐山サトル認定『原点回帰』プロレス』

 日時:3月29日(木) 17:30開場、18:30開始
 場所:後楽園ホール

【対戦カード】
<メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
スーパー・タイガー(第13代レジェンド王者/リアルジャパンプロレス)
 vs
ドン・クロコダイル※(オーストラリア)

 <セミファイナル ルチャ・リブレ リアルジャパンスタイル 6人タッグマッチ 45分3本勝負>
ドス・カラス※(メキシコ)&ドス・カラスJr.※(メキシコ)&セニョール・レオナ(日本)
 vs
レイ・アンヘル※(メキシコ)&エル・ペロ・デル・アキータ※(メキシコ)&トス・カーノ※(メキシコ)

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
船鬼誠勝(フリー)&“大鵬三世”納谷幸男(リアルジャパン)
 vs
スーパーデストロイヤーズ”
アイン※(国籍不明)&カイン※(国籍不明)

 <第2試合 タッグマッチ 30分3本勝負>
ガラ・ネグラ※Garra Negra(国籍不明)&HIKARU SATOH(日本)
 vs
TK2※(日本)&SHO-GUN※(日本)

 <第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
 魔修羅(リアルジャパン)vs マスクド・タカトシ(日本)

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