『半分、青い。』永野芽郁、「佐藤健とトヨエツのどちらがかっこいい?」との質問にどう答える? フォトブック発売記念イベント
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
NHK連続テレビ小説『半分、 青い。』のヒロインに密着した『「永野芽郁 in 半分、 青い。」PHOTO BOOK』(東京ニュース通信社刊)の発売を記念したイベントが5月6日(日)に開催された。イベントには、フォトブック購入者の中から抽選で選ばれた300名のファンが招待され、ヒロイン・永野芽郁のトークショーを楽しんだ。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
この日のイベントには、PHOTO BOOK購入者の中から抽選で選ばれた300人が来場。永野芽郁が客席後方から登場すると拍手と歓声が起こり、会場は一気にテンションアップ。 爽やかなデニムと白いTシャツ姿で壇上に上がり、「こういうイベントは初めてなので嬉しいです」と声を弾ませた。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
ちなみに、イベントのMCを務めたのは、『半分、青い。』で方言指導を担当している尾関伸次氏。 鈴愛が通う朝露高校の“山田先生”役として出演しているということで、永野とは息ぴったり。気心知れた仲のよい関係で、冒頭から岐阜のことばで軽妙なやりとりを繰り広げた。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
まずは、「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売記念イベントということで、 「編集部が選ぶイチオシカットベスト3」を発表。 岐阜県恵那市の明知鉄道沿線の田園風景で撮影したカットが第3位として披露されると、永野は「覚えてるよ。 雨が降っていたんだけど、この時は止んできて、シュールな写真がいいなと思って、カメラを向けられているのに、あえて真顔にしたのを使ってもらいました」と説明。 尾関氏から「うちの地元(岐阜)ではラッピングバスも走っていて“永野芽郁フィーバー”ですよ」と紹介されると、「じゃあ凱旋したい!」と笑顔に。また、傘を顔の前で上げたり下げたりしている未公開カットが出された際に、「『半分、 芽郁!キャハハ』と笑っている天真爛漫な姿に衝撃を受けました」と編集部のコメントが読まれると、「恥ずかしい!もういいです(笑)」と照れた。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
第2位は、都内ハウススタジオで撮った1枚。 漫画家を目指している役どころから、実際に永野がイラストを描いているところを撮影することに。「その最中にふと顔を上げてカメラに向けた表情が大人っぽくて美しかった」との理由でランクインしたという。メイキング映像も紹介され、ノリノリでイラストを描いている様子が流れると、「やだー! やばい!」と大騒ぎ。完成した衝撃(?)のイラストに、尾関氏に「画伯!!これ何(笑)!?」と言われ、会場も大爆笑。永野は「太陽だよ。でも、お母さんに絵を描きながら撮影したよって、絵を見せたら『うまいね、小学生のころから変わらないね』と言われた」そうで、 「独創的っていうか、素直なんです(笑)!」と胸を張った。
そして栄えある第1位は、おさるのパペットを手にはめて、ぽやーんとした表情を見せたもの。「文句ナシでカワイイ」と編集部絶賛のカットは、撮影中もカワイイ一言を発していたそうで、こちらもメイキング映像を公開。パぺットを手に「友達になれそう」とつぶやいたり、ドラムの手の動きで風船を叩いたり、撮影で使っていたケーキのフルーツを食べたりと、お茶目な姿がいっぱい。「自分のことを、皆と見るのは恥ずかしい!」と照れつつも、撮影時の様子を振り返った。最近はドラムにハマっているとのことで「今、一番のストレス発散(笑)。 プライベートで始めて、週1くらいでやっています。うまくなりたい」と意気込みを語った。また、甘いものは苦手という永野のためにドラマの控室にエイヒレやおつまみの昆布が置かれていることを、小関氏が暴露。「9割おっさんの部屋(笑)」と、尾関氏に意外な一面を明かされる一幕もあった。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
続いては、ドラマ『半分、青い。』にまつわる質問コーナーへ。同ドラマの熱心な視聴者や来場客、そしてドラマスタッフから事前に募った質問に永野が答えることに。ドラマでは漫画が鈴愛(永野)の運命を変えたことにちなんで、「永野芽郁にとっての運命的な出会いは?」と聞かれると、「小学校3年生のときにスカウトしてくれた事務所の人」と回答。「そこから頼れる先輩だったり、いろんな人との出会いがあるから、そこやね。最初スカウトされた時は、まったく芸能界を分かっていなくて、スカウトされたら誰でもテレビに出られるものだと簡単に思っていた。でも誰でも出られるわけじゃなく、同世代の人たちがレッスン場に溢れかえっていて、こんなに努力をしている人がいっぱいいたら無理かもって思いながら、レッスンし続けて、今ここにいます」と明かした。その中でも、さらに“朝ドラ”のヒロインに選ばれたことについては、「自分は本当に運だけはいいんだなって思う」と。「朝ドラだって初めてのオーディションで受かるわけない。でも朝ドラに出られるとしたら、この鈴愛っていう役しかないだろうなって思って受けたから、それで受かるというのもすごい運だし、全部が運と縁でつながっている感じがする」と、作品との運命的な巡り合わせについても語った。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
さらにもう1問、「東京都港区、50歳、漫画家・秋風羽織さんからの質問です」と尾関氏が読み上げると、サプライズで知らされていなかった永野は「(秋風羽織役の)豊川(悦司)さん、ありがとうございます!!」と興奮。しかも「佐藤健とトヨエツでは、どちらがかっこいいと思いますか?」というまさかの質問内容のうえ、「答えはどう考えても決まっていると思うが、世の中には時に思いも寄らぬことが起きる。じっくり考えてイベントを盛り上げてくれ」とコメントが添えられていたため、永野は大爆笑。しかし、「君の目の前にいる人たちは君の宝物だ。一人一人が君を全力でサポートしてくれる。それを忘れなければどんなに疲れていても勇気が湧いてくるだろう。秋風羽織もその一人です」と心温まるメッセージも寄せられていた。
そんな豊川の思いを受けた永野は、質問に対して「『トヨエツ』とは言いたくなくて、豊川さんですね。豊川さんは本当に素敵な方で、長台詞もリハーサルから完璧に入っていらっしゃるんです。秋風先生と鈴愛の関係性では、 鈴愛が一番影響を受けた方で、 鈴愛の東京生活で一番師匠みたいな人」と紹介。現場の様子を知る尾関氏も「精神的支柱というか、豊川さんが支えて、見守ってくれている感じ」と印象を語る。また、永野は「(豊川と)直接的なコミュニケーションはそんなになかったんですけど、撮影中、私が頭の中で整理しようかなって考えていると、豊川さんがもう1回やってみようかと言ってくれて、こういう先輩が鈴愛の一番の憧れの人でいてくれるのは有難いなと思いました」と感謝を伝えた。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
イベントも終盤、ドラマの世界観に浸って会場の熱気が最高潮となるなか、「永野芽郁認定!ナンバー1青い。コーデ選手権」を開催。これは、『半分、青い。』にちなみ、来場客に事前に青いアイテムを取り入れたコーディネートを呼び掛けて、300人の来場客から永野がナンバー1ファッションを決定するというものだ。選ばれた1人がステージ上で永野と2ショット写真を撮れることから、来場客も青い帽子や青いサングラスなど思い思いのアイテムをアピール。永野が「むずい!」と悩むなか、選ばれたのは、青と白がきっちり体の半分で分かれたワンピース姿の高校2年生の女の子だった。青、白、それぞれ同じデザインの服を買って来て、自分で縫い合わせて作ったという力作に、永野も「えっ!作ったの!?その技術を教えてほしい!!」とビックリ。 笑顔で記念の2ショット撮影を行った。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
最後は客席をバックにしてのフォトセッション。中央に立った永野を境にして、来場客の半分が青いうちわを、もう半分は白いうちわを掲げ、まさに文字通り「半分、青い。」が完成。永野の「半分」という言葉に続いて、全員で「青い!」と声を揃えるなど、客席と一体になっての写真撮影を楽しんだ。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
エンディングトークでは、「早かったな~。あと2時間くらいやりたかった(笑)」と感想を述べながら、「これから放送もまだ続いていくので、いろいろ頑張っていくなかで、皆さんに会える機会を作れるように頑張りたいなと思います。そのときは5時間くらいのトークイベントでも飽きないという方がいたら、会場に来てくれたら嬉しいです。今日はあっという間でしたけど、ありがとうございました」とお礼。それでも会場を去りがたい様子で「寂しいなぁ。なかなか直接お会いする機会が作れなくて、ずっと皆さんに会う機会がほしいとお願いし続けてのトークショーでした。まずは朝ドラを見ていただいて、盛り上げていってもらえたら、皆さんの力が大きなものになると思うのでぜひ協力してくれたら有難いなと思います」と挨拶し、本日一番の拍手喝采を浴びた。
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)
退場する際には「岐阜から来ました!」、「大好きー!」という来場客の声が飛び交うなか、 永野も「帰りたくないから、ずっと居ていいですか~?」と最後まで名残惜しそうに呼びかけつつ、たくさんの声援に見送られながら 笑顔で会場を後にした。
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書籍情報
「永野芽郁 in 半分、青い。」PHOTO BOOK(東京ニュース通信社刊)