大植真太郎、森山未來、平原慎太郎による『談ス』第三弾公演の開幕迫る 公演タイトルの読み方はあなた次第

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2018.5.8
 (C)matron(大植真太郎、森山未來、平原慎太郎)

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大植真太郎森山未來平原慎太郎の3人のダンサーによるパフォーマンス公演『談ス(だんす)・シリーズ第三弾』の全国ツアーが5月15日(火)より開幕する。本ツアーは、5月15日の中野公演を皮切りに約1か月間で15都市22公演を回る。

ダンスとも演劇とも言い切れない、ことばと身体による『談ス』のシリーズ第三弾となる今作は、男3人のスウェーデン・ストックホルムでの合宿、横浜美術館で開催中のNUDE展とコラボレートした『談ス/NUDE』といった、“発酵”期間を経て前作よりさらに進化している。開幕前日となる5月14日には、“進化の過程を目撃せよ”という意味をこめて、本公演の購入者を対象に公開ゲネプロ(最終リハーサル)を行う予定だ。

タイトルをどう読むか

縦に読むか横に読むか、右から読むか左から読むか。音読みでも訓読みでも読めるし、当て字でも結構。大植真太郎が「でこしぼこる」と読むこともあれば、平原慎太郎が「おすしめする」と読むこともあり、読み方は人それぞれ、その時々によるという。日本建築にも使われている「凸」と「凹」。「凸」と「凹」を組み合わせると一つの長方形になるが、つなぎ合わせた境界線が存在する。「和洋折衷」という言葉があるが、日本は海外から入ってきたものを反発せずにうまく吸収して、自分たちの文脈にさらりと取り込んでしまう面を持つ。そんな「“日本”というものをスウェーデン在住の逆輸入・大植真太郎を筆頭に考えてみましょう。」という話し合いから本作は始まった。

読み方はあなた次第。読んだ瞬間にあなたにとっての意味が生まれる。

 

公演情報

『談ス』シリーズ第三弾
 
■構成:大植真太郎
■振付・出演:大植真太郎 森山未來 平原慎太郎
 
■日程・会場:
5/15(火)19:00 なかの ZERO 小ホール(東京都)
5/16(水)19:00 まつもと市民芸術館 実験劇場(長野県)
5/19(土)15:00 町田市民ホール(東京都)
5/20(日)15:00 りゅーとぴあ・劇場(新潟県)
5/21(月)19:00 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
5/22(火)19:00 電力ホール(宮城県)
5/24(木)19:00 札幌市民ホール(北海道)
5/26(土)15:00 ウインクあいち 大ホール(愛知県)
5/27(日)15:00 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール(兵庫県)
5/29(火)19:00 あわぎんホール(徳島県)
5/30(水)19:00 岡山県天神山文化プラザ(岡山県)
5/31(木)19:00 JMS アステールプラザ 中ホール(広島県)
6/ 1(金)19:00 ロームシアター京都 サウスホール(京都府)
6/ 2(土)15:00 大阪ナレッジシアター(大阪府)
6/ 4(月)19:00 都久志会館(福岡県)
6/ 6(水)19:00 グランシップ中ホール・大地(静岡県)
6/ 7(木)19:00 よみうり大手町ホール(東京都)
6/ 8(金)19:00 よみうり大手町ホール(東京都)
6/ 9(土)13:00/17:00 よみうり大手町ホール(東京都)
6/10(日)13:00 よみうり大手町ホール(東京都)
6/11(月)13:00 よみうり大手町ホール(東京都)
 
■公式サイト:http://www.dansu2018.com/
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