Perfumeら参加「Amuse Fes」で岡野昭仁が雨男疑惑を否定「新藤が強烈で…」

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2018.6.3
撮影:上山陽介

撮影:上山陽介

本日6月2日に東京・幕張メッセ国際展示場9~11ホールにて、アミューズ主催のライブイベント「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 -雨男晴女-」が開催され、アミューズ所属アーティストによって結成されたバンド“アミューズスペシャルバンド”がパフォーマンスを披露。ステージを終えた“アミューズスペシャルバンド”のメンバーが囲み取材に応じた。

今年の「Amuse Fes」には高橋優、Perfume、FLOW、ポルノグラフィティ、WEAVER、エドガー・サリヴァン、辻村有記、藤原さくら、フレデリック、Rihwaの10組が、“雨チーム”と“晴チーム”に分かれて出演。さらに島袋優(G / BEGIN)、阪井一生(G / flumpool)、GOT'S(B / FLOW)、杉本雄治(Key / WEAVER)、上地等(Key / BEGIN)、小倉誠司(Dr / flumpool)からなる、この日のために結成された“アミューズスペシャルバンド”も登場し、ゲストボーカルを迎えて4曲を披露し、会場を大いに盛り上げた。

囲み取材には“アミューズスペシャルバンド”の面々と、ゲストボーカルとしてパフォーマンスに参加したサンプラザ中野くん、FLOWのKOHSHI(Vo)とKEIGO(Vo)、ポルノグラフィティの岡野昭仁(Vo)、高橋優、Perfumeのあ~ちゃん、かしゆか、のっち、Rihwa、藤原さくら、エドガー・サリヴァンの佐々木萌(Vo)、パーカッションを担当したWEAVERの河邉徹(Dr, Cho)が参加。まずあ~ちゃんは囲み取材の会場に集まったマスコミに「こんな狭いところに……皆さんありがとうございます」と律儀にお礼を述べる。爆風スランプ「Runner」をFLOWのボーカル2人と歌ったサンプラザ中野くんは「年がちょっと上なので今まで呼んでいただけなくて……『Runner』が30周年ということで特別に呼んでいただきました。FLOWの2人が走ってくれて、お客さんが盛り上がってうれしかったです」とコメント。それに対しKEIGOは「『Runner』ということで走りに徹しようかと。青春時代に聴いていた曲の、ご本人と一緒に歌えて光栄でした」と話した。

現在、喉の療養中である山村隆太(Vo, G)への思いを込めてflumpool「星に願いを」を歌った岡野は「とても緊張しました。スペシャルバンドは最高の演奏をしてくれますし、flumpoolの曲を歌うということで、僕でいいのかなって。隆太の代わりに歌ったんですけど、そういうプレッシャーが非常にデカくて、正直今日のことはほとんど覚えていません! それぐらい緊張しました」と述べる。また阪井は「(歌ってくれて)うれしいですね。とても愛を感じました。アミューズファミリー感が満載でした」としみじみ語った。

島袋優と共に「海の声」でボーカルを務めた高橋は「大好きな曲だったので、(作曲者)ご本人と一緒に歌えてうれしかったです。気持ちよかった」と語る一方で、アロハシャツを着用して「比嘉栄昇です」と名乗って登場したにも関わらず“ややウケ”だった状況に不満げ。あ~ちゃんが「ちょっとザワッとしたぐらいだった(笑)」とそのときの様子を口にすると、高橋は「本当にそうだと思われていたら困る(笑)。今日着させてもらった服は、栄昇さんからお借りして。一五一会も僕のフェス(「秋田CARAVAN MUSIC FES」)にBEGINさんに出ていただいたときにプレゼントしていただいたもの。だから本当にBEGINさんの格好を身にまとって出ました。歌は自分らしく歌いました」と述べた。島袋は「さっき一生も言っていたけど、アミューズ愛というか、ただ同じ会社だからじゃなくて、音楽でつながっている感じがしました。ありがとうございました」とバンドメンバーと高橋に感謝。記者から「ちなみにこの曲(「海の声」)は印税がたくさん入ったそうで……」という声が上がり、島袋と上地が慌てた様子を見せると、阪井が2人に代わって「入りました」と答える一幕も。笑いが起こる中、上地は「今年も焼き肉に行きましょう!」と登壇者たちを焼き肉に誘っていた。

女性陣はアミューズの大先輩であるサザンオールスターズの名曲「勝手にシンドバッド」を歌唱。あ~ちゃんとRihwa、かしゆかと藤原、のっちと佐々木がそれぞれペアになり歌ったことについて、Perfumeの3人は「普段は3人で歌うことが多いから、歌割りが面白かった。誰が考えてくれたの?」と問いかける。歌割りを決めたのが杉本だということが明らかになると、Perfumeは「声質をそろえていてすごい」「すごく合ってた」「めっちゃ聴いとるんやね」と関心。杉本は「お客さんはPerfume3人が歌っている姿も見たいと思うんですけど、それはたくさん見ているはずなので、スペシャルバンドならではの組み合わせでも見てもらいたいなと思って」と今回の歌割りになった理由を照れくさそうに述べた。「勝手にシンドバッド」を歌ったことについては、かしゆかが「本当にうれしいですね。私たちが生まれる前の、お母さん、お父さんの世代から人気で、その人気はずっと落ちることがなくて。その曲を歌っているのが事務所の先輩ということがうれしいし、それをスペシャルバンドという形でステージで歌わせていただくというのはすごく貴重な体験だなと思いました」と熱弁。藤原は「胸さわぎの腰つき」という歌詞の部分でゲストボーカル6人で腰を振ったことについて「皆さんすごくいい腰つきをしていたので、合わせようと必死でした」と話す。あ~ちゃんによると、この振り付けは本番直前に「取材が入るからみんなで集まってほしい」というリクエストがスタッフからあり、それを受けて女子トイレの鏡を使って6人で練習したという。自分の出番が終わってからコラボに臨んだRihwaは「本当にただ楽しもうという気持ちで挑めました。皆さんすごく優しくて、楽しい空気の中打ち合わせもできました。私はあ~ちゃんと同じパートを歌ったんですけど、顔を見合わせながら歌って、かわいいなって……本当に『みんな、ごめんね。独り占めして』っていう気持ちでした」と笑顔を見せた。

今回の「Amuse Fes」のテーマが「雨男晴女」であることについて話題が及ぶと、あ~ちゃんがこのテーマになった経緯を説明。「Amuse Fes」の開催が決まり、出演者たちで集まってごはんを食べた際に「対抗」にしたいという意見が出たため、どんな対抗にしようか考えたという。「“東西”とか、“デビューのタイミング”……(V6の)トニセン(20th Century)、カミセン(Coming Century)みたいな。でもなかなかいいのがなくて、対抗は無理かなと思っていたら、(岡野)昭仁さんと(新藤)晴一さんがやっているときっていつも雨だよねって話になって。雨男と、うちら(Perfume)は晴れ女だから、それで対抗にしようと思って。このフェスは本当に天気に悩まされて来まして、お客様にもご心配をおかけして、私たちもそれが心の中に引っかかっていたので、それを逆手に取ってみました。みんなで話し合って決まりましたね」とあ~ちゃんは述べた。

女性陣が晴れ女ぞろいだという話題になると、岡野も「基本的に俺も晴れ」と晴れ男をアピール。あ~ちゃんが「え? ゴリゴリに雨ですよ」とふっかけると、岡野は「いや新藤が強烈な雨男なの。彼が本当に強烈」と必死で弁解する。高橋は「先輩そのへんで……切なくなります……」と必死に晴れ男アピールをする岡野を制した。晴天となったこの日の天気について記者から「今日晴れたのは……」と話題が振られると、Perfumeの3人は「晴れチームのおかげですね」とにっこり。岡野はめげることなく「俺?」と言っていたが、杉本が「いやいや、もう言うな言うな(笑)」とつっこんだところで、囲み取材は終了となった。

なおこの日のライブの模様は7月28日(土)にWOWOWプライムにて「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -」としてオンエアされる予定だ。

WOWOWプライム「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 - 雨男晴女 -」

2018年7月28日(土)17:30~

音楽ナタリー
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