「ハリポタ」D・ラドクリフ主演の秀作舞台「イニシュマン島のビリー」に古川雄輝が挑戦!

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(左から)鈴木杏、古川雄輝、柄本時生、

(左から)鈴木杏、古川雄輝、柄本時生、

「イニシュマン島のビリー」2016年3月日本上演

アイルランドの鬼才マーティン・マクドナーによって発表された秀作戯曲「イニシュマン島のビリー THE CRIPPLE OF INISHMAN」が2016年3月25日(金)から世田谷パブリックシアターにて上演される。

本作は、2013年に映画「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみのダニエル・ラドクリフ主演によりロンドンにて上演され、2014年にはブロードウェイに進出、いずれも絶賛された。

タイトルのThe Cripple of Inishmaanとは、主人公のビリーのこと。「Cripple」は手や足が不自由な身体障害者を指す言葉。アイルランドの孤島イニシュマン島を舞台に描く、ハンディキャップを負った少年ビリーと幼馴染のヘレンそして彼らを取り巻く人々の物語だ。

1930年代、アイルランドのアラン諸島のひとつイニシュマン島。17歳の青年・ビリーは生まれつき左手と左足が不自由で赤ん坊の頃に両親を亡くし、島で小さな店を営むケイトとアイリーンという二人の中年女性を親代わりに暮らしている。

登場するのは、美人だが異常に暴力的で口の悪い少女ヘレン、そのアホな弟バートレイ、住人のゴシップを嬉々としてふれまわる中年男ジョニーパティーン、その母でアル中のマミー、無口な寡夫の漁師バビーボビー、唯一まともそうな医師マクシャーリー。

ビリーは大人しく理性的な青年だが、周りの人間はみな彼のことを変人だと思い、「クリップルビリー」と呼び、不自由な体のこともあって完全にバカにしている。親代わりのおば2人も彼の本心は何も分かってくれない。それに孤島であるイニシュマン島には何もない。彼は退屈な毎日を送っていたが、ある日ゴシップ好きのジョニーパティーンによって大ニュースがもたらされる。隣の島・イニシュモアでハリウッド映画の撮影が行われるというのだ。ヘレンとバートレイの姉弟は映画出演のチャンスを得ようとバビーボビーに頼み込んで舟を出してもらうことにするが、その話を聞いたビリーは自分も一緒に連れて行ってくれと言い出す。映画に出演するということは、この退屈な島から抜け出す大きなチャンスだった。ヘレンとバートレイは大笑いし、バビーボビーにも断られる。しかし、彼は切り札として一通の手紙をバビーボビーに見せる。その手紙を読んだバビーボビーはビリーをイニシュマン島へと舟にのせていくのだった…。

今回上演するにあたり、演出を務めることになったのは、2014年の読売演劇大賞大賞・最優秀演出家賞をW受賞し、いま最も注目されている若手演出家・森新太郎(『ゴドーを待ちながら』『ハーベスト』『幽霊』『ビッグ・フェラー』『汚れた手』『奇跡の人』ほか)。また、主人公のビリー役には、日本のみならず中国でも大ブレイクしている古川雄輝(「イタズラなKISS」「脳内ポイズンベリー」ほか)が挑む。このほか、ヘレン役に鈴木杏、バートレイ役に柄本時生、さらに、山西惇、峯村リエ、平田敦子、藤木孝、江波杏子ら実力あるキャストが集結した。

人間がリアル(生々しく)に、それでいて演劇的に描かれている作風は他の追随を許さないマクドナー作品。どう演じられるのか、今から楽しみでならない。

公演情報
「イニシュマン島のビリー THE CRIPPLE OF INISHMAN」

日時:2016年3月25日(金)~4月10日(日)
会場:世田谷パブリックシアター
※地方公演の可能性有り
作:マーティン・マクドナー
演出:森新太郎
出演:古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子
公式サイト:http://hpot.jp/stage/inishman2016 
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