舞台『ニル・アドミラリの天秤』ビジュアル撮影レポート 杉江大志、大崎捺希、吉岡佑のコメントも
-
ポスト -
シェア - 送る
杉江大志
杉江大志主演で舞台化される『ニル・アドミラリの天秤』は、オトメイトの恋愛アドベンチャーゲームを原作とし、TVアニメ化もされた人気作。今回はそのビジュアル撮影の現場に潜入。杉江大志、大崎捺希、吉岡佑の3名の撮影風景とコメントを取材した。
舞台は現実では存在していない大正25年。和と洋が混ざった独特な文化で発展し続けている帝都トウキョウで起こる不可解な事件に巻き込まれる主人公と、その周囲の男性との間で恋愛ドラマが繰り広げられる。舞台背景の時代が大正ということで、シンプルでありながらも少しレトロな雰囲気を感じさせる衣装だ。
鵜飼昌吾役 大崎捺希
自己表現が苦手なわがまま御曹司という鵜飼昌吾を演じるのは大崎捺希。かわいらしい顔つきと、きりっとした瞳が特徴的だ。本作のキーアイテムでもある本を持っての撮影にも臨んだ。
小道具の持ち方などの説明を受けている
大崎捺希 コメント
こうやってウィッグと衣装を着させていただいて、昌吾くんに一歩近づけたかなと思ってワクワクしています。本番まで頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
隠由鷹役 吉岡佑
吉岡佑
本を愛するフクロウの研究者、隠由鷹を演じるのは吉岡佑。すらりとした長身で足がとても長い。モノクル(片眼鏡)をかけているキャラクターのため、顔の向きや傾きを微調整しながらの撮影だった。原作イラストに忠実に、髪一本でも違和感があれば、衣装スタッフやヘアメイクスタッフが何度も手直しに入る。
スタッフによって衣装や髪やメイクに手直しが入る。
吉岡佑 コメント
メガネキャラというか知的キャラを演じるのが久々です。最近は俺様系キャラが多かったので、こういうキャラがハマるのかなと不安もあるのですが、稽古をしながら問い詰めて隠由鷹になりたいと思います。
尾崎隼人役 杉江大志
情熱的な性格で、主人公の属することになる探索部のまとめ役をしているのが尾崎隼人というキャラクター。主演経験も豊富な杉江大志は、きりっとした表情で、次は笑顔で、次は切なさそうに、次は振り向きで、次は歩いているような感じで……などカメラマンと息を合わせながら次々に表情やポーズを変えていく。撮影されたデータをチェックしつつ「もっとこういう風なのがいいかな?」と試行錯誤を繰り返していた。
撮影データチェック中の杉江
杉江大志 コメント
とても雰囲気のある人ですが、それだけではなく良いバランスを持っている役だなと思ったので、そのニュアンスをなんとか出していきたいです。そして衣装もメイクもスタッフさんのお力を貸していただいたので、予想以上に自分に馴染んでいるなと。良いものが撮れたのではと思っております。
上記3名のほか、仲田博喜、星元裕月、健人、古畑恵介らが出演する。舞台『ニル・アドミラリの天秤』は2018年11月より、全労済ホール/スペースゼロにて公演予定。
(C)IF/Nil Admirari PROJECT (C)2018 舞台「ニル・アドミラリの天秤」製作委員会
取材・文・撮影=松本裕美
公演情報
場所:全労済ホール スペース・ゼロ
尾崎隼人:杉江大志
鴻上 滉:仲田博喜
星川翡翠:星元裕月
汀 紫鶴:健人
鵜飼昌吾:大崎捺希
鷺澤 累:古畑恵介
朱鷺宮栞:黒田絢子
柾小瑠璃:栞菜
隠由鷹:吉岡佑
百舌山識郎:末野卓磨
笹乞藤一郎:湯本健一
葦切拓真:瀬戸祐介
四木沼喬:和泉宗兵
受付期間:2018/07/29(日) 12:00 ~2018/08/05(日) 23:59
受付期間:2018/08/11(土) 12:00 ~2018/08/19(日) 23:59
企画協力:「ニル・アドミラリの天秤」製作委員会 アイディアファクトリー