棚田康司の個展『全裸と布』 木彫の新作裸婦像を発表
棚田康司『h143の女性像』2018 樟材の一木造り、オイル、樹脂、スパンコール 143 × 66 × 36 cm 撮影:宮島径 ©TANADA Koji Courtesy Mizuma Art Gallery
棚田康司の個展『全裸と布』が8月1日から東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。
日本古来の木彫技法である「一木造り」を用いて、少年や少女の像を制作してきた棚田康司。昨年7月から8月にかけて画家・O JUNとの2人展『鬩』を兵庫・伊丹市立美術館で開催した。
『全裸と布』展では、一見これまでの少年少女像とは異なる裸婦像を発表。わずかに上を向いた顎先や、力が入った足の指先など緊張感や母性を感じさせる新作の女性像が展示される。初日の8月1日にはオープニングレセプションを開催。