馬喰町バンド×すこやかクラブが共同企画の新作舞台『ビューティフル』を八王子 禅東院で開催

 

やついフェスへの出演や NHK Eテレ「シャキーン!」内のコーナー「終わる瞬間」のテーマ曲などを手掛ける「馬喰町バンド」と、演劇・ダンス・歌を分け隔てなく取り入れファンシーで不条理な舞台作品をつくる気鋭のダンス演劇グループ「すこやかクラブ」が、秋も深まる 11月24日・25日の2日間、東京八王子の寺院「禅東院」にて、新作舞台 「ビューティフル」を上演する。

今作「ビューティフル」は、馬喰町バンドとすこやかクラブの初共同企画となる意欲作。すこやかクラブの舞台作品に、馬喰町バンドの武徹太郎が楽曲提供・演奏・出演をした2015年から約3年、互いの創作活動を通して交流を深めた両者が、新たな創作に挑む。

今回は、武が書き下ろしの新作テーマ楽曲を制作し、その音楽から着想を得たうえもとが原案となる物語を紡ぎ「絵本」を創作。その絵本を「台本」ととらえ、出演者とバンドメンバーと共に立体的なパフォーマンス作品へと展開する。また作品のイメージイラストも、武とうえもとが共同で作成。 人々と怪物が混在する極彩色のヴィジュアルが、神話的かつポップな今作の世界観を漂わせる。 馬喰町バンドはフルメンバー生演奏で参加。すこやかクラブの出演者らとともに、演奏のみならずパフォーマンスにも挑戦します。八王子の寺院「禅東院」の講堂にて開催となる本公演。外に広がる紅葉の庭を借景に繰り広げられるパフォーマンスは見ものだ。

終演後トークゲストとして、 DJみそしるとMCごはんやテニスコート主宰の神谷圭介氏が参加。公演の前後の同講堂内では、飲食や工作・からだワークショップ体験ができる「びゅーちふるバザール」も開催され、老若男女1日中楽しめるイベントとなる。秋の行楽シーズンに、のどかな八王子の寺院で繰り広げられる音楽とパフォーマンスの 饗宴に注目あれ。

■馬喰町バンド プロフィール
「ゼロから始める民俗音楽」をコンセプトに掲げてタケ テツタロウの呼びかけで活動開始。バンド形式でありながら古今東西のあらゆる芸術表現にルーツを求め、 楽器開発から映像表現まで自ら実践するスタイルで活動の場を拡げている。最新アルバム「メテオ」からは、タケテツタロウ・織田洋介・どうめん さきこを中心メンバーとして、尺八・三井闌山、ドラム・服部正嗣を サポートに加えた 5人体制で各地のイベントやフェスを席巻中。近年は映画、テレビやエレ片コント「新コントの人」など映像・ステージ への楽曲提供も多く、2018 年からは NHK Eテレ「シャキーン!」の 新コーナー「まつりばなし」で、アニメーター稲葉まりとともに企画・取材・映像・音楽まで全て手がけている。
https://bakurochoband.com/

■すこやかクラブ プロフィール
演出家・振付家のうえもとしほが主宰を務める劇団。2011年に立ち上げ。日常に潜むときめきや不条理をあらゆる身体動作で表現。演劇、ダンス、歌、分け隔てなく取り入れて、総合格闘技さながらにボディーブローを効かせるのが持ち味。立川市の文化芸術創造拠点「たちかわ創造舎」を製作拠点に、劇場のみならず、ライブハウス、古民家など多様な場所で作品を上演してきた。また、2016年から毎年、小学校の旧校舎である「たちかわ創造舎」を舞台にした体験型演劇イベント「真夏のたちかわ怪奇クラブ」を主催。子どもから大人まで誰もが楽しめる夏休みイベントとして好評を博している。2018年7月せんがわ劇場演劇コンクールにて、主宰のうえもとしほが「演出家賞」を受賞。今後の活躍に注目が集まっている。
https://www.sukoyakakurabu.com/