ジャイアンツ新監督に原辰徳が就任!「チーム一丸となって日本一を目指す」
会見で握手を交わす山口寿一オーナー、原辰徳新監督、高橋由伸監督(左から)
“若大将”が巨人のベンチに帰ってくる。
読売ジャイアンツは10月23日(火)に記者会見を開き、高橋由伸監督の今季限りでの退任、および前監督で球団特別顧問の原辰徳氏が次期監督に就任することを正式に発表した。原氏は過去2度の政権で計12シーズンを監督として率い、リーグ優勝7回、日本一3回の実績を誇る。契約期間は3年で、背番号は2002年~2003年の第1次政権時と同じ「83」に決まった。
会見では山口オーナー、高橋監督、原新監督の3名が出席し、まず高橋監督が「3年間たくさんの声援をいただいたファンの皆様の期待に応えられず、本当に申し訳なく思っております」と、期間内にリーグ優勝を果たせなかったことに対する謝罪を口にした。
一方の新指揮官は「若きリーダー・高橋監督が3年間築き上げたものを継承し、さらに大きく成長させ、巨人軍の監督をがんばっていきたい」と通算13シーズン目の監督登板へ意欲を示した。また、ファンに向けては「チーム一丸となり、日本一を目指して戦っていきます。応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。
読売ジャイアンツの新監督に就任した原辰徳氏。契約期間は3年で、背番号は「83」
山口オーナーは原監督就任を「本日付け」と説明しており、11月8日(木)に開催される『2018日米野球 エキシビションゲーム 読売ジャイアンツ vs MLBオールスターチーム』が原新監督の初采配となる可能性が高い。
また、球団は同日付で来シーズンのコーチングスタッフを発表。今年8月の『2018 カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会』で日本チームの監督として3連覇に貢献した元木大介、今季限りで現役を引退した杉内俊哉、村田修一ら、30歳代、40歳代の若手OBが数多く名を連ねた。
<読売ジャイアンツ 2019年度コーチングスタッフ一覧>
【一軍】
監督 原辰徳
打撃総合コーチ 吉村禎章
投手総合コーチ 宮本和知
投手コーチ 水野雄仁
打撃コーチ 後藤孝志
内野守備兼打撃コーチ 元木大介
外野守備走塁コーチ 鈴木尚広
バッテリーコーチ 相川亮二
トレーニングコーチ ジョン・ターニー
トレーニングコーチ 穴吹育大
【二軍】
監督 高田誠
【三軍】
監督 井上真二
【ファーム】
投手コーチ 三澤興一
投手コーチ 木佐貫洋
投手コーチ 杉内俊哉
投手兼トレーニングコーチ 会田有志
打撃コーチ 金城龍彦
打撃コーチ 村田修一
打撃コーチ 堂上剛裕
打撃守備コーチ 古城茂幸
内野守備走塁コーチ 片岡治大
守備コーチ 藤村大介
外野守備走塁コーチ 松本哲也
バッテリーコーチ 秦真司
バッテリーコーチ 吉原孝介
トレーニングコーチ 木村龍治
【巡回】
巡回投手コーチ 小谷正勝
巡回打撃コーチ 内田順三
2018年シーズンはリーグ3位に終わり、クライマックスシリーズ突破を果たせなかったジャイアンツ。新生・原巨人ではどのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。