Netflixオリジナルシリーズ『聖闘士星矢』初映像を解禁 星矢ら聖闘士が戦闘ヘリや戦車と激突
(C)Masami Kurumada / Toei Animation
現地時間12月8日、ブラジル・サンパウロで開催されたコミコン『CCXP2018』にて、Netflixオリジナルシリーズ『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』の初映像が解禁された。
車田正美原作の漫画『聖闘士星矢』は、ギリシャ神話をモチーフに、聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏って闘う、超人的な戦士・聖闘士(セイント)たちの活躍を描いた作品。コミックス発行部数が総計3,500万部を超える人気作で、1986年に東映アニメーションによりアニメ化され、250話以上のTVシリーズと劇場映画6本が製作された。また、80を超える国と地域で放送・公開されるなど、海外でも親しまれ続けている。
190ヵ国以上で配信されるNetflixオリジナルシリーズ『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』は、3DCGアニメーションで描かれるリブート作として製作。最初のシーズンでは、原作の「銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)篇」から「白銀聖闘士(シルバーセイント)篇」までが展開するという。
初の映像となるティザー予告編は、英語音声・日本語字幕で制作されたもの。主人公である星矢が聖衣を手に入れて、ペガサスの聖闘士として目覚める冒頭から、ドラゴンの紫龍、キグナスの氷河、アンドロメダの瞬らおなじみのキャラクターが次々登場。ペガサス流星拳などの必殺技も、3DCGの滑らかな表現で描かれている。そのほか、暗黒聖闘士を率いるフェニックスの一輝の姿も。さらには、戦闘ヘリや戦車と聖闘士たちが激突する一幕も収められている。
プロデューサーの池澤良幸氏、ジョセフ・チョウ氏のコメントは以下のとおり。
池澤良幸、ジョセフ・チョウ(プロデューサー)
漫画「聖闘士星矢」は 、30 年以上前に車田正美先生によって創り出されました。熱狂的なファンのみなさまに支えられ、世界中で大人気の作品になりました。私どももその一端に関われたことに心から感謝しております。
5年ほど前、Netflix 社から同社のプラットフォームを活用して「聖闘士星矢」の可能性を更に広げてはどうかというお誘いをいただきました。この作品を支えてくれたファンのみなさまだけでなく、さらに若い世代の方々にもこの物語を語り継ぐ、ということを目的に、車田先生のご協力のもと、CG アニメーションとしてリブートする決断に至りました。
東映アニメーションとしても、かつて TV シリーズで完成された魅力を再創造することは、大きな挑戦でした。ですが、世界中のお客さまに今作をお届けできると思うと胸が高鳴ります。そして、新旧ファンのみなさまが、私どもが心から楽しんで映像制作に関われたように、この作品をたくさん楽しんでいただければと切に願っております。
Netflix オリジナルアニメシリーズ『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』は、2019年夏全世界独占配信。